それは年末の慌ただしい時間の中でだった
リビングのiMacはだいたい立ち上げっぱなしに
なっており、Facebookも開きっぱなしだ
用事の合間に覗いたモニターから目に飛び込んできた
「伊勢」の文字
見てみると、知人が伊勢に初詣に行くという
知人というのは
ブックオカがらみの宴会の果てに
ワタシが泥酔して行き着くところで
なぜか遭遇する
カオリちゃんとワタちゃん夫妻のことだ
だいたいいつも泥酔してるので
何回も会ってるのに
ほとんど何を喋ったか覚えてない
で、その夫妻が
なんかわからないけど
地下足袋をはいて伊勢参りに行くらしい
伊勢のおはらい町には
高校時代の親友カンちゃんが
カフェをやっている
高校を卒業してからは
カンちゃんが九州までやってきたり
ワタシが伊勢に行ったり
カンちゃんのダンナのトノちゃんが
京都でライブをするのを
聴きに行ったり
で10年に1度くらいのペースで
しか会えてないのだけれど
大事な友達の一人なのだ
それでとっさにコメントを書き込んだ
「おはらい町にあるカフェカップジュビーは友人の店です
開いていたら寄ってみてください」
そしたらば
なんと、その翌日に
カップジュビーに行って
友人家族の写真を撮って
「いったよー」との返信が
FBを通じてカオリちゃんから
あったのだ
カンちゃんから預かり物をしたと言う
福岡に戻ったら届けるねー
なんてコメントをもらったけれど
同じ福岡市と言っても
歩いていける近所に住んでるワケじゃない
おたがい呑んだくれて会うだけ
(いや、呑んだくれてるのはワタシだけ)
なので、家を知ってるワケでもない
だから
福岡に戻ってきたカオリちゃんから
「もってくから住所教えて〜」
というメッセージが届いたときに
本当なら、ワタシがカオリちゃんところまで
取りに伺うのがスジなんだが
前回書いたような事情で
ポンと外出できる状況ではないので
本当に申し訳ないし失礼なのを承知で
着払いで送って欲しいと
メッセージの返信をした
ら
「もう向かってるよ〜」
散歩の口実を作ってくれてありがとう
と、お礼まで添えて返事
カンちゃんからの
贈り物と
お伊勢さんで
カオリちゃんとワタちゃん夫妻が
ワタシと同居人のために買ってくれた
「月讀宮」と「月讀荒御魂宮」のお守りを
玄関先で頂戴した
「読むっていう字があったから」
と、選んでくれたお守り
カンちゃんがワタシの名前を
聞いたときの驚きようを身振りで
伝えてくれたワタちゃん(さん)
なにもかもが
神様の贈り物のようだ
などと利いた風なことを書きそうになるが
そうではなくて
カオリちゃんとワタちゃんが
カンちゃんを連れて
1月2日の我が家(の玄関先)に
やってきてくれた神様なのだった
神様など信じない
と、高校生のときに思ったのはワタクシですが
そのワタクシの横で
「なんか、ぜーんぶのものに何かがいてはる気がするわ」
と、ピアノや靴や草やペパーミントゼリーなどにも聖霊が
いるようなことをフツーに言ってたのがカンちゃんで
(ペパーミントゼリーとはカンちゃんがいろいろ作って
くれたお菓子のなかで、忘れられない逸品で
なぜ忘れられないかと言うと、それがゴムのように
硬かったからです。なので、そのゼリーには
神様はおらんやろ的なことを言って死ぬほど
怒られた。カンちゃんに。)
そんなカンちゃんは
神様だらけの伊勢に住み
神様など信じないタカクラは
「有り難いもの」に遭遇する日々に住んどります
リビングのiMacはだいたい立ち上げっぱなしに
なっており、Facebookも開きっぱなしだ
用事の合間に覗いたモニターから目に飛び込んできた
「伊勢」の文字
見てみると、知人が伊勢に初詣に行くという
知人というのは
ブックオカがらみの宴会の果てに
ワタシが泥酔して行き着くところで
なぜか遭遇する
カオリちゃんとワタちゃん夫妻のことだ
だいたいいつも泥酔してるので
何回も会ってるのに
ほとんど何を喋ったか覚えてない
で、その夫妻が
なんかわからないけど
地下足袋をはいて伊勢参りに行くらしい
伊勢のおはらい町には
高校時代の親友カンちゃんが
カフェをやっている
高校を卒業してからは
カンちゃんが九州までやってきたり
ワタシが伊勢に行ったり
カンちゃんのダンナのトノちゃんが
京都でライブをするのを
聴きに行ったり
で10年に1度くらいのペースで
しか会えてないのだけれど
大事な友達の一人なのだ
それでとっさにコメントを書き込んだ
「おはらい町にあるカフェカップジュビーは友人の店です
開いていたら寄ってみてください」
そしたらば
なんと、その翌日に
カップジュビーに行って
友人家族の写真を撮って
「いったよー」との返信が
FBを通じてカオリちゃんから
あったのだ
カンちゃんから預かり物をしたと言う
福岡に戻ったら届けるねー
なんてコメントをもらったけれど
同じ福岡市と言っても
歩いていける近所に住んでるワケじゃない
おたがい呑んだくれて会うだけ
(いや、呑んだくれてるのはワタシだけ)
なので、家を知ってるワケでもない
だから
福岡に戻ってきたカオリちゃんから
「もってくから住所教えて〜」
というメッセージが届いたときに
本当なら、ワタシがカオリちゃんところまで
取りに伺うのがスジなんだが
前回書いたような事情で
ポンと外出できる状況ではないので
本当に申し訳ないし失礼なのを承知で
着払いで送って欲しいと
メッセージの返信をした
ら
「もう向かってるよ〜」
散歩の口実を作ってくれてありがとう
と、お礼まで添えて返事
カンちゃんからの
贈り物と
お伊勢さんで
カオリちゃんとワタちゃん夫妻が
ワタシと同居人のために買ってくれた
「月讀宮」と「月讀荒御魂宮」のお守りを
玄関先で頂戴した
「読むっていう字があったから」
と、選んでくれたお守り
カンちゃんがワタシの名前を
聞いたときの驚きようを身振りで
伝えてくれたワタちゃん(さん)
なにもかもが
神様の贈り物のようだ
などと利いた風なことを書きそうになるが
そうではなくて
カオリちゃんとワタちゃんが
カンちゃんを連れて
1月2日の我が家(の玄関先)に
やってきてくれた神様なのだった
神様など信じない
と、高校生のときに思ったのはワタクシですが
そのワタクシの横で
「なんか、ぜーんぶのものに何かがいてはる気がするわ」
と、ピアノや靴や草やペパーミントゼリーなどにも聖霊が
いるようなことをフツーに言ってたのがカンちゃんで
(ペパーミントゼリーとはカンちゃんがいろいろ作って
くれたお菓子のなかで、忘れられない逸品で
なぜ忘れられないかと言うと、それがゴムのように
硬かったからです。なので、そのゼリーには
神様はおらんやろ的なことを言って死ぬほど
怒られた。カンちゃんに。)
そんなカンちゃんは
神様だらけの伊勢に住み
神様など信じないタカクラは
「有り難いもの」に遭遇する日々に住んどります