本屋タカクラの日記

野良(放浪)書店員の日常 25年あちこちの書店で働いた元書店員で現在ライターのタカクラミエです。

跳ねる魚

2014-09-25 21:19:06 | 走る
ほぼ毎日
室見川の河口付近からももち浜にかけて
ジョギングをしてるワケなのだが

川面を魚が跳ねるのを見るのが好きだ

なぜ魚は跳ねるのか
補食のためであるとか
補食されないように逃げるため
とかいろいろ言われるが

ワタシは今日発見した

だいたい室見川のボラ(たぶん)
は一度に三回跳ねる
三段跳びの要領だ

でも一回きりしか跳ねないのもいれば
2回で終わるヤツもいる
全部が跳ねたいヤツなのかというと

なにが何でも跳ねたい派と
別に一生水の中で大丈夫派とに
分かれるような気がする

そう考えると
なぜ跳ねるのかという疑問の応えが
突然あたまに浮かんだ。

「ムズムズするのだ!」

生まれてからこのかたずーっと水の中にいて
カラダがムズムズするタイプの魚が
跳ねるのだ

跳ねるとムズムズが解消する

でもムズムズしない魚もいる
それは生まれ持った個性だ

1回で解消するタイプと3回ほども跳ねないと
気が済まないタイプに分かれる

1ムズムズタイプと3ムズムズタイプだ

集団的にムズムズが発生している時もあり
水温とか水質の関係で
ふだんはムズムズしないタイプが
一時的にムズムズするのかもしれない

今日ワタシは初めて12ムズムズタイプを
発見した。

1回跳ね出したら12回も連続して跳ねないと
いけないなんて(ものすごく体力消耗しそう)
と、ちょっと同情した

でもしかし
小学校6年間
「明るくて活発です。でも落ち着きがありません」
と通知表に書かれたワタシのように
たんに落ち着きが無いお調子者かもしれん

と思ったのだった

魚の世界もなかなかに意味深だ。