本屋タカクラの日記

野良(放浪)書店員の日常 25年あちこちの書店で働いた元書店員で現在ライターのタカクラミエです。

アリエッティ

2010-08-30 00:15:09 | 日常
をみにいった。
タカクラと子(小6ミエゾウと小3ムギ)らで

アリエッティは小さいけれど冒険心まんまんで
なかなかに迷惑なやつだ

お父さんは冷静沈着過ぎて
もっと娘に起こっている事に関われよ! と思う

お母さんは、まあアレだ
とにかく元気でいてくださいってやつだ
どんな状況においても「家庭内」を司る
んだけれど、家庭外の事に関しては
「ちょっとゴメン、あたしもうムリ」
になってしまうのだ

ハルさんの行動だけがちょっと解せん

しかし、子らはハルさんの行動に多いに受けまくっていた

小さい人は、なんとか生きのび
心臓が悪かった少年も、きっと生き延びるだろう

というような映画でした

いのちのたび博物館

2010-08-28 23:16:12 | 日常
に行ったらば、異常な執念で昆虫採集を続けたオタクの方のコレクションが展示されていた。

遠藤 俊次さんと長田志朗さん
の二人のコレクションの展示だった。
会場に入って左側が遠藤さん、右側が長田さん。
正面が遠藤さん、という具合で亡くなった歳が若干長田さんの
方が若かったので、コレクションの数に差が出たのかなとも思う。
しかし、しかしである、会場の左のコレクション群をみても
右のコレクション群をみても
「これ、ひとりの人が採集したの!?」
と驚愕することしきりである

かたやデザイナーさんで、自分で蝶の本も出版なさってる
かたや関東の方の県職員(公務員)さんで、ただひたすら
休暇を利用して採集なさってる

おふたりとも亡くなってるのだけれど
ここ「いのちのたび博物館」ならば、きちんと保存して伝えてくれる、と信じて寄贈されたのだなあと思う。

展示には、お二人に家族がいたのかいないのかは書かれていませんでしたが
とにかく自分の情熱に人生を投じた人間の軌跡を見せて頂いたように思います。

固有名詞が出て来ない

2010-08-25 20:25:52 | 日常
45歳のわたしが、お盆の帰省の際に
弟(42歳)と話してて盛り上がることは
「固有名詞が出て来ない」
件についてだ

タカクラ「もう最近アレやな、あかんな固有名詞が
全く出てこおへんな」
弟「おお、それや、こないだからずーっと思い出したいにゃけど
フランシス・コッポラの甥の俳優の名前が思い出せへん」
タカクラ「おお、なんかわかるわ。えーっとあのアレや
アンディ・ガルシア」
弟「それちゃうで」
タカクラ「ちがうな、コッポラの娘をたぶらかす役をした人やった」
弟「どんなつながりやねん」
タカクラ「あっ!わかった。○◯禿げてカッコいい◯◯と
名前と名字の間に『禿げてカッコいい』を入れてワタシが
呼んでた人や!(そんなん誰もしらんがな)」
弟「おお、確かに禿げてカッコいいわな」
タカクラ「ジョン・トラボルタと一緒にスパイ映画に出てた!」
弟「インターネットで調べたら多分簡単にわかると思うけど
それはいややねん」
タカクラ「おお、なかなかやるねえ(何が?)」
弟「それはズルやから」
タカクラ「わたしはネット見てまうな~気持ち悪いし」
弟「ずっと気持ち悪いねん」
タカクラ「わかった!ニコラス(禿げてカッコいい)ケイジや!」
弟「それやーーー」
タカクラ(自分が先に思い出してちょっと嬉しい)
弟(嬉しさ半分悔しさ半分)

四十を過ぎた姉弟が酔っぱらってしてる会話なんて
こんなもんです

お盆の帰省

2010-08-23 23:07:31 | 日常
たまたま京都出身の同居人と結婚したので
毎年の盆正月は互いの実家(的なもの)がある京都へ帰る
基本、同居人の実家に滞在し、そのうちの数日間をタカクラの姉宅
に泊まる。
都合が合えば同居人の弟(声がデカイ男だいちゃん)の家にも泊まる

子供が小さい頃は、荷造りするのにもちょっとウツが入る
ような一大事業だったけれど
いろんなコツもわかってきてからは
荷造りなんぞは30分で十分できるし
着替えは3着でいいのである
パンツとシャツとズボン(スカート)と靴下
を3まいずつ入れやー
と号令をかけると子供達は自分のお気に入りの服をタンスから
ひっぱりだす
それを子供服用袋(ネットでできた袋)につめて
送る用の段ボールにいれれば
あとは「今日の着替え分」だけを旅行用カートに入れて
準備万端だ。

タカクラの準備はもすこし複雑で
モバイルパソコンとDVDをリュックにつめなければいけない
なぜならば、新幹線の中で3時間弱の時間を過ごすには
子供らのIQは低すぎるのだ

窓側席の奪い合いに始まり、足が当たった手が当たった
ポテトチップを余分に取った、欲しいおかずをくれない
と、ありとあらゆる「しょうもないこと」でミエゾウとムギが
喧嘩を始めるのである

なので帰省の前日くらいにレンタルビデオ屋さんに行き
見たい映画のDVDを一人2本くらい借りて
それを新幹線の中で鑑賞するという段取り。
そして、借りたDVDのナニを見るかでまた一悶着

ふんがーーー

自転車散歩

2010-08-21 22:43:01 | 日常
ワタクシの自転車はレース用のマウンテンバイクだ。
15年前くらいに自転車屋さんに組んでもらったオリジナル。
引越しやのにーちゃんが「かるっ」って言ったくらいマウンテンバイクにしては
軽量モデル。

一緒に走る息子ミエゾウ(小6)のママチャリは
量販店でセールの時に買ってきた超低価格モデル。
もちろんずっしり重たい。

家から8kmくらい離れたところにある
ミエゾウ大好き施設「少年科学文化会館」に
自転車で行こう、と誘われたので行った。

いつもは地下鉄で行っている施設だが
なぜか自転車で行きたいと言う
「もしかして家から地下鉄の駅まで歩くのがイヤなん?」
と聞いたら、コクコクと頷く。

片道8km往復16kmを
タカクラはスイスイーと走り
ミエゾウは全身汗まみれのぐっしょぐしょのびっしょびしょで
帰宅

その自転車散歩の話をきいた妹ムギ(小3)が
ムギも自転車で行く~~~~~~~~~
と言い張り
翌日3人でまたもや同じ道のりを自転車散歩

「なんか、おかーちゃんの自転車とその足らへんが
すごくラクそうに見えるんやけど」

タカクラの自転車にはペダルと自転車シューズを固定する
SPD(シマノ・ペダリング・ダイナミクス)というシステムが導入されており
シューズを斜め方向からペダルにガシャっと押し込むと
シューズとペダルがかちっとはまり
ペダルを押す力だけでなく引き上げる時にも力が加わるのである
さらには自転車ごとジャンプ(靴が自転車にくっついてるので)なども出来て
小さい段差などをジャンプして越えてみせると
子供達の尊敬心がハンパねえ感じにまでなる

今頃気づいたのかミエゾウよ
今の新しい大きい自転車を買う時に
「ママチャリがいい? マウンテンバイクがいい?」
ときいたら速攻で「ママチャリ」と答えたキミに
今罰がくだっています。

今度自転車を買い替える時には、素直に
「おかーちゃんみたいなのがイイ」
と言いましょうね。
裏庭に干してあるロードレーサーみたいなの
でも可ですよ