西原理恵子の「営業ものがたり」(小学館)
を読んだ。
だいたいは、サイバラのマンガがブレイクするためには
何をしたらいいでしょうか、みたいなギャグだが、その
あいだにはさまれている「うつくしいのはら」には
ふっとばされた。
東南アジアのどこかの国。こどもたちが原っぱで遊んでいる。
くさった兵士の死体があるよ、とこどもたちが大騒ぎ。
近寄るな、くさいよ、うつるよ、のろうよ。
と、こどもたちはかまびすしい。
1人の女の子が、兵士の死体に近寄る。
死体に話しかけ、何で兵士になったかを尋ねる。
「家族を守りたかったから」
そうじゃないね。
字を覚えなさい、言葉を学びなさい、と言われて育ったのに
学ぶ前に戦火が来て、言葉を覚える暇がなかったよ。
を読んだ。
だいたいは、サイバラのマンガがブレイクするためには
何をしたらいいでしょうか、みたいなギャグだが、その
あいだにはさまれている「うつくしいのはら」には
ふっとばされた。
東南アジアのどこかの国。こどもたちが原っぱで遊んでいる。
くさった兵士の死体があるよ、とこどもたちが大騒ぎ。
近寄るな、くさいよ、うつるよ、のろうよ。
と、こどもたちはかまびすしい。
1人の女の子が、兵士の死体に近寄る。
死体に話しかけ、何で兵士になったかを尋ねる。
「家族を守りたかったから」
そうじゃないね。
字を覚えなさい、言葉を学びなさい、と言われて育ったのに
学ぶ前に戦火が来て、言葉を覚える暇がなかったよ。