本屋タカクラの日記

野良(放浪)書店員の日常 25年あちこちの書店で働いた元書店員で現在ライターのタカクラミエです。

本の雑誌に寄稿

2010-03-25 22:41:33 | 日常
現在発売中の「本の雑誌」に、九州ご当地本の紹介をしています。

九州7県それぞれを舞台にしている小説を紹介したんだけど

7冊紹介するのに15冊くらい読みなおして選出したので
もう何だか一時期は九州弁(筑後弁、肥後弁、鹿児島弁、博多弁など)
が頭のなかでごった煮になっておりました。

ぜひ、読んでみてください。

あと、毎日新聞の連載が3月いっぱいで終了です。
3年半の長きに渡りいろいろ書かせて頂きましたが
3月29日が最終回となります。
本の紹介と、私生活マンガで結構な面積を使わせて
頂いておりました。

いろんな意味で、修行になりましたです。
毎日新聞購読者の方に御礼申し上げたい気分です。
感想メールとかくれると、もっと御礼申し上げたい気分が
高まります。と、思うんですが。

変わりにといっては何ですが、ラジオの仕事が入りました。
ありがたいかぎりです。

隔週の金曜日の午前10時半から、RKBラジオの番組で
本の紹介をします。
基本的に、第一第三第五週の金曜日です。
スタートは4月16日午前10時半ですよ。
福岡近郊のかたはぜひ聴いてみて下さいませよ。

なにはともあれ、タカクラはどこにいても
なにかしら本を紹介するもしくはお薦めする
ということをズーーーットしていくのだと
思います。というか、したいです。
ですので今後とも宜しくお願いします。

クロカン

2010-03-22 22:47:26 | 日常
北九州市小倉南区の最南端(くらい?)の
平尾台でのクロスカントリーレースにちょこっと
参加してきた。
寒風吹きすさぶカルスト大地で
7kmほど走ってきましたよ!

でこぼこでこぼこ

タイムは
00:43:04
7kmを走った女子53人中19位でした。

いつものごとく中途半端な位置
真ん中よりちょっと前、くらいの

まあ44歳にしては上出来、と思いたいのですが

ラスト1kmくらいのところで
明らかにワタクシよりお年を召している
女性にタッタッタッタと抜かれたときは

ぐあー、体重落として来年また参加するぞー
と思ったのでした。

と思ったくらい、カラダが重かった

カラダが重いと、走る姿勢からして
あごが出た感じになるのです

なんか沿道の人に「もう倒れそうな感じねー」
とか言われつつ
まあまあなタイムで走りました
(自分的には)

子どもらは例によって、遊具で遊びまくり

かろうじてムギ(長女小学2年生)だけが
ゴール近くで手を振ってくれましたとさ

黒い豚の形のまな板

2010-03-18 23:10:52 | 日常
というわけで、キッチンから「平らを愛する会」を
実践しようと思い、シンクまわりに出しっ放しに
するのは、豚、塩、砂糖、やかん大小、野菜カゴ
だけにしましたなり。

平らがたくさんありますでしょ?
コショウとか置きたいでしょ?
胡麻油とかも置きたいでしょ?
ゴムが入った小さい容器とかも
ザルやボウル類

全部この白いタイルの上に置きたい魂を
「平らを愛する会」が殲滅しました。

ビバ!平ら!

でもこの豚の前の写真に写ってない所に
「飲んだカップ放ったらかし隊」のメンバーが
飲み捨てたコップやらカップやらが都合6、7個
あるんです。

我が家はこの8年間強、ずーっと4人家族なんですけど(怒)

引越し

2010-03-13 21:56:30 | 日常
一人暮らしを始めてから現在に至るまでの
25年間で引越しをした回数は8回。
これは多いほうなんだろうか

このたび
その8回目を終えたばかりだ。
子どもたちも大きくなってきて
それぞれの部屋を作るために
今までより一部屋多い
ところに引っ越した。
校区内での引越しなので
丁目番地が変わるだけの引越し。

引越しってのは、まあなにか生活の棚卸し的な
役割を持っているとしみじみ思う。

山口から引っ越して来てはや5年。
まあいろんなものを溜め込んでおりました。

着ない服などは言うに及ばず
(物理的に着られない服も多数)
二度と読まない本
一生使わないコーヒーカップ(※頂き物)
映画のチラシやフリーペーパー
よくわからないネジ(by宮沢章夫だったっけか)
もはや戻る先が無い、とれたボタン
この5年一度も手に取らなかった雑誌「栄養と料理」
のバックナンバー
子どもたちの膨大なプリント

整理が悪いため、ぜったいどっかにあるのに探しだせない
本を、書評やなんかの仕事のために二度買い
ということの結果同じタイトルの本が最悪3冊もあったり

それらの不要物を、ぜったいに仕舞いきれない環境で
維持していたため、不要物が棚から押し入れからはみ出し
全ての「平ら」を占領することになり、やがて床を侵略
していったのだった。

そして今回引越し前に捨てに捨てた。
あとで後悔するかも、ってものまで捨てた。
なのに、引っ越して来てからも捨てる物がまだあった!

根本的に考え方を変えないとダメだと思いしらされた。

そして、まったく未知だったことだが
油断するとワタクシは生活用品を「ポップなもの」に
してしまう癖があるようなのだ!!

トイレの便座カバーやマットを買いに行って
ニトリを素通りし
ヴィレッジヴァンガードで
白黒の市松模様のカバーを
買ってしまう
さらには黒い豚の形のまな板も購入するていたらく

本日などは、子どもらとケロロ軍曹を映画を観に行った
商業施設で、あやうくピンクと白の水玉の三段ボックス用ケースを
買ってしまうところだった。
かろうじて踏みとどまった。
とても危なかった。

引越しは、全ての本性を赤裸々にする
驚異の行事だ、と声に出して述べたい!
そして、この機会にタカクラは「平ら」を愛する会を
結成することを誓う。

「平ら」は平らであることを欲している場所であって
物が置かれることを欲してはいない。そんな「平ら」を
愛そう。「平ら」が平らであることを尊重しよう。
食器棚の上に、ハチミツやらグリーンカレーペーストやらを
置かない。(賞味期限を忘れホコリまみれになるので)
冷蔵庫の上にペーパータオルやらサランラップやらを
置かない。
(冷蔵庫の上の扉を勢い良く開けるとラップが
ドスンと頭上に落ちるトラップとなるので)

同居人の机の上に食品を置かない。
同居人の机は常に平らなので
ワタクシの「平ら」があったら物を置きたい精神
が炸裂しそうになるが、そこをグッとこらえる。

全ては引き出しの中に、全ては棚の中に!
を合い言葉に、今現在奮闘中。

お前こそが棚の中におさまっとれよ!という
声が聞こえないでもない。



鶏の唐揚げ

2010-03-07 23:05:18 | 日常
って、大好き。
今晩は鶏の唐揚げにしよう!って思った瞬間から幸せ。

まあ、呑んだくれの大人になってからは
あげたてを食べれるワケじゃなく(呑み出したらあんまり食べれない)

今日も、白(塩こしょうだけの味付けの唐揚げはウチではシロと呼ぶ)
をフタクチ食べただけだ。
にんにくしょうがのすったものと醤油酒みりん味は「アカ」

鶏の唐揚げのときは、油がきれいなときに野菜の素揚げをする

今日は、じゃがいもの薄切り

薄切りと言っても、ワタクシが包丁で切るので3ミリ以上になっており
揚げるのに随分時間がかかった。

なので、一回分だけ揚げて、残りは
「電子レンジでポテチ実験」
に使用する。

お皿にペーパータオルをしいて
ポテトを並べてレンジで4分チン

塩もこしょうもいらなくて風味が良く
カリカリのポテチができた!

でもペーパータオルに若干引っ付き気味

ペーパータオルなしでやってみたら

お皿に結構みちっとひっついた。

ペーパータオルをしいてやるのがいいみたい。

ちょっと厚いのはホクホクに、薄いのはカリカリに
美味しかですばい
ばってんもりもり
(うそ博多弁)

鶏の唐揚げは、タカクラママン和子さん(1999年没)の数少ない
美味レパートリーのひとつだ。

今日は、その和子さんレシピで作ってみました。

ら、とっても懐かしい味で

鶏の唐揚げって、おかーさんの味だったんだなと再認識。

ウチではポテトサラダとコロッケとじゃがいものオムレツ
とハンバーグと鶏の唐揚げ、がおかーさんの味です。






いでまんに電話

2010-03-01 20:18:46 | 日常
何度かこのブログに登場している
古くからの友人いでまん。
54歳独身男子である。
オーディオ屋さんなので
家電関係で困ったときだけ電話する。
で、こないだ半年ぶりくらいに電話した。

「もしもしいでまん?
テレビのUHFブースターの線が短いでから
テレビの場所まで届かん」
(タカクラは小倉生まれなので北九州弁)

「そりゃ線を継ぎたさないかんばってんが
継ぎ足したらブースターで増幅した電波が
何デシペルか下がるばい」(いでまんは博多弁)

「どこを継ぎ足したらいいかわからん。
ブースターから出とう線で壁に繋ぐのは
なんか一本線が出て、あともにょっとしたものが
まとわりついとう。テレビに繋ぐ方は
ソケットみたいな丸いの」

「ふーん。壁の方を作り変えるか
 うーん」

「もにょっとした線ともにょっとした線を
繋げな線が延びんけど、その繋ぎ方がわからん」

「ブースターからテレビに繋げる線は
どうなっとう?」

「あっ! もにょっとしとう線が
ブースターに繋がっとう!」

「そしたら片方がもにょっとして
片方がソケットの長い線を
買うて来たらいいったい」

「まったくその通りです!ありがとういでまん
そしてさようなら」

この会話を読んで、具体的にワタクシたちが
何を話していたかわかる人は、電気屋さんか
オーディオ屋さんでしょうか?

こんな電話に、いでまんは嫌がらず親切に
応えてくれるのでした。いでまんよ、ありがとう。