ほげほげ日記

骨肉腫治療の入院日記とその後のほげほげ生活

グローションポート

2007-04-17 23:50:37 | ほげほげ日記

以前から入院中にいれていた点滴用のポートをとってくださいと主治医に
言っていたのですが、忙しいとかなんとか言われてずっと入れっぱなしでした。
催促したところ、やっととってもらえることになり昨日手術でした。

3回目の手術室です。
今回は局所麻酔なのでかなりお手軽手術です。
しかし、局所麻酔というのはこわいものですね…。
痛みがないだけで触られている感じはわかってしまいます。
ハサミで肉をちょっきんちょっきん切られているのがわかるんです…。
結構緊張しましたが…。
主治医はあいかわらず愉快な方で。
手術室に入ってきたときも「麻酔、生食で希釈しちゃおっかな♪」とか
言ってゴキゲンでした。看護士さんがBGMにCDを流していたのですが、
手術中それを聞きながら「これ、ウタダでしょ!?」とか言ってご満悦でした。
緊張も適度にほぐれましたよ。。

2年前、入院直後に右鎖骨下の皮膚の下に埋め込んだポートで、退院後も
1年にわたって入れっぱなしだったのでかなり周辺組織と癒着していたようです。
主治医がものすごい力をいれて引っ張りながら「あれ、くっついちゃって
とれないなぁ、もう一枚切るか」とかなんとか言っていました。
写真のものが私の入院中に一年にわたってがんばってくれた
グローションポートです。
本体はチタン製で、真ん中のシリコン部分に点滴用の針をさします。
なにしろ皮膚の下に埋め込んであるので、毎回点滴の針を刺されるとき
痛くって…。我慢してましたが、ときどき刺すのを失敗されたりするんです
よね…。失敗するともちろん刺しなおし。痛かったなぁ…。

今回数針縫っているので来週には抜糸のためにまた病院です。
今月は病気もしてないのに医療費たくさんかかってるなぁ(笑)。

本日の傷口:切ったり縫ったりしてるから、それなりに痛いですね。