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ブドウの世話とブドウを偵察に来たアライグマ

2024年07月18日 18時16分42秒 | 菜園&養鶏日記

ブドウの収穫まであとひと月半ほどになりました。

袋掛けをしてしまえば、あとは果実の成長を待つだけと思われがちですが、
実の成長や色づきをよくするためにはこの時期も枝の剪定が欠かせません。
また、せっかく育った実が病気にならないように殺菌剤を撒いたりする必要があり、
特にこの猛暑時は大変な作業です。

アライグマもブドウの成長を狙っているようで、7月初めに偵察に来ていました。
アライグマ対策グッズ(光や音で脅す)をTEMU(中国大手の超格安ネットショップ)で
揃えて迎え撃つ準備をしているところです。


今年も8月末から9月初めに教室の生徒さん限定でブドウの収穫体験会を予定しています。
収穫直後の新鮮なブドウの味は格別です。どうぞ皆さまお楽しみに!



シャインマスカットのブドウ棚。今年は90房程度成らす予定です。緑袋は収穫末期までシャインマスカットらしい
緑色を保持するため。白色袋では収穫末期に黄色くなって甘味は増すのですが、シャインマスカットらしい
爽やかな味がなくなり、市場では商品価値も下がります。
緑袋の上からアライグマ除けのナイロンネットを被せています。ただ、毎年芳香の強い黒系のブドウはアライグマの
被害にあいますが、シャインの被害は今まで出ていません。


シャインマスカット。袋を外してみました。ピカピカですが、まだ身が固く糖度は上がっていません。今年も8月末から9月初めが収穫期になります。収穫体験会をお楽しみに!
 
 

 

ナガノパープルもだいぶ色づいてきました。シャインマスカットを親に持つ黒色ブドウで、シャインと同じく皮ごと食べられる大変おいしい品種です。昨年は雨よけがなかったのでベト病が多発してほとんど収穫できませんでしたが、今年は雨よけのおかげで病気もなく順調に育っています。8月中旬からが収穫時期です。

 

藤稔もうっすらと色づいてきました。今年は色付きブドウは窓付きの袋にしたので袋を外さずに着色度合いを観察できます。藤稔は8月末から9月初めが収穫時期です。

 

1房だけ袋を外して成長を観察。虫や病気もなく順調に育っていました。大きな双子果がありました。兄弟がいたら取り合いですね。
 

 

この時期の脇芽の剪定は欠かせません。特にシャインマスカットは樹勢が強いため、脇芽に栄養を持っていかれないように毎週剪定します。
 

 

クインニーナもシャインに次いで樹勢が強く、こちらも伸びた脇芽を見つけては剪定を繰り返します。
クインニーナの場合の剪定の目的は、房にある程度光を当てて着色を促すという意味もあります。 

 

こちらは高温障害で梅干し状になったクインニーナ。はじめベト病かと勘違いしていましたが、カビの胞子もなく、しかも西側の端の透明袋の房のみで発生していたので病気ではなく高温による生理障害であることがわかりました。

 

園の端で西日が当たる房に笠をかけることで発生が収まりました。房にある程度光を当てないと着色が進まないし、西日が当たりすぎると障害が出るし、赤系のブドウを色づかせるのはとても難しいです。 
 

 

赤系のクインニーナは朝晩の寒暖差がない大阪では着色しにくいといわれています。ただ着色には光も必要とのことで、棚の下からも光が当たるように今年は白マルチを棚下に設置しました。さてどうなるかな?

 

葉についたボルドー液(殺菌剤で硫酸銅と生石灰の混合液)の跡。袋掛け後は、収穫まで2週間に一度散布します。ボルドー液は140年前からフランスのブドウ栽培で使われるベト病予防の殺菌剤です。JASの有機農産物に使用できる農薬で、収穫前日数や回数の制限もなく、環境にやさしく人体にも安全な農薬です。ボルドー液の散布はブドウ栽培では欠かせませんが、液がアルカリのためレインコートとゴーグルを着用しての作業となるため猛暑時は大変です。

 

ブドウ畑の下で育つカボチャ。コンポストに種が混じっていて、そこから勝手に発芽した苗から実がなりました。

 

サツマイモ。今年はベニハルカと紫芋のパープルスイートロード。
 

 

スイカ。今年は大玉が1つできていました。4足獣にやられないようにネットとプラスチックカゴで厳重ガード。

 

トマトは赤くなったと思ったらすぐにやられます。たぶん四足獣の仕業。

 

アライグマ。やっぱり今年も来ました。ブドウのにおいを嗅いでいます。まだ熟れてないことをすぐに見抜いたようです。

 

2本足立ちができるんですね。木登りも超得意。さて、今年はこいつとどう戦うか・・・。


鶏のサクラ。1羽になったけれど、元気にしています。日中はレモンの木の下で涼んでいますが、
私が夕方帰宅して庭に出るとすぐに近寄ってきます。





アライグマが庭のブドウを偵察に来た


桃の収穫と1羽になった鶏

2024年07月10日 17時28分09秒 | 菜園&養鶏日記

桃の収穫時期になりました。
我が家の桃は早生種の白鳳とアカツキで、どちらもおいしい品種です。
ただ、毎年摘粒が足りないのか一番大きいもので8cmくらいと少し小さめです。

7月に入ってぼちぼちと収穫してきましたが、今朝庭に出ると4個ほど袋が破られて
中身だけを跡形もなく食べられていました。
たぶん4足獣(アライグマ or ハクビシン or アナグマ)の仕業です。

うちの桃はブドウと違ってあまり手間をかけておらず、無農薬のため毎年虫に
食われ放題で良品はほんの少ししか採れません。
ただ少々虫に食われても、自家用なので問題なく美味しく食べています。
桃はブドウと違って追熟ができるので、4足獣に食べられる前に早めに収穫予定です。

うちの鶏は、今年に入って4羽が亡くなって、とうとうボリスブラウンの「サクラ」1羽に
なってしまいました。5羽いた時は鶏エリアに一切雑草がなかったのですが、1羽になって
急に雑草が生えだしました。
卵を産むだけでなく、雑草処理や生ごみ、くず野菜・くず果実の処理など鶏たちは我が家の
菜園生活には欠かせない存在でした。



スモモのサンタローザ。7年目の今年はやっと12個ほど実を付けましたが、こちらは鳥に数個持っていかれました。

  

桃のアカツキ。大きいもので8cmくらいです。
 

 

きれいな実に見えますが、中からアリが続々出てきます。もちろん追い出してから食べます。

  

虫に食べられて傷んで落ちた桃は鶏が食べてくれます。

 

きれいに見えますが、裏には虫食いの穴が空いているものも・・・。
 
 

  

糖度は12度。市販の桃の平均的な糖度と同じです。13度を超えてくるともっと美味しくなります。

 

とうとう1羽になったサクラ。少し寂しそうです。
 
 

  

5羽いた時は一切なかった庭の雑草が、1羽になったとたん急に増えてきました。

 


庭を闊歩するアナグマ

2024年07月01日 11時33分18秒 | 菜園&養鶏日記

うちの庭には、アライグマ、ハクビシン、イタチ、アナグマ、そして野良ネコがやって来ます。
最近は来ませんがサルも来たことがあります。
猿が来たときはトウモロコシを育てていてほぼ全滅になりました。

昨年はブドウ畑に甚大なアライグマによる被害が出たので、今年も防獣用にカメラを設置したところ、
アライグマではなく、のしのしと歩くアナグマをとらえました。
アナグマは木登りはしないらしいので、今までブドウの被害はありません。

アナグマは歩く姿がかわいいです。


庭を闊歩するアナグマ



<参考サイト>
◆1分でわかる アナグマとハクビシンを見分けるポイント4つ
http://gekitai-factory.com/service/hakubishin/ecology/anaguma_seitai/
◆1分でわかる アライグマとハクビシンを見分けるポイント5つ
http://gekitai-factory.com/service/hakubishin/ecology/araiguma_hakubishin/


ブドウの袋掛けとアライグマの痕跡

2024年06月25日 14時12分32秒 | 菜園&養鶏日記

2回目のジベレリン処理を終えてから2週間、先週末にブドウの袋掛けを行いました。

2回目のジベレリン処理後は、果粒が急激に肥大するため、摘粒を行いながら
房の形を整えていきます。最終の房の形が決まったら、病気や虫害を防止するため
できるだけ早く袋掛けを行います。

まだブドウは甘くなっていないので、害獣に食べられることはありませんが、袋掛け前の
藤稔1房にアライグマらしき爪痕(噛み跡?)がありました。味見に訪れ、まだ酸っぱいので
あきらめたみたいです

早速、アライグマ対策用に、カメラとライトを取り付けました。昨年は、夜間に強力ライトを
点灯することで、アライグマが来なくなったのですが、今年もうまくいくかどうかは・・・?。

ブドウの栽培は、病気と虫とアライグマとの闘いです。


袋掛け前のシャインマスカット。粒が大きくなってきました。人気のシャインマスカットは国立の農研機構が開発した傑作品種です。

  

赤ブドウのクインニーナはシャインマスカットより大粒で、味は生食ブドウの中でナンバーワンと言われています。こちらも農研機構が開発しました。

 

シャインマスカットは半分は緑袋にします。緑袋にすることでより鮮やかな緑色を収穫末期まで維持できます。

  

クインニーナと藤稔は収穫期の色づきを確認するため、今年は透明窓付きの袋にしました。

 

アライグマの爪痕(噛み跡)。酸っぱいので食べなかったようですが、いつも狙っているという感じです。

  

早速、袋掛けの上から丈夫なナイロンネットを被せました。これでもアライグマが本気になれば噛み切られます。

 

昨年はこのAtomtecの防犯カメラで夜行性のアライグマの侵入経路や頭数、行動時間が把握できました。

  

今年も強力LEDライトで撃退できるかな・・・?
 

 

ヌーベルローズの1房に出た晩腐病(おそぐされびょう)。粒が梅干しのようになって、放っておくと房全体に広がります。早めに見つけて取り除く必要があります。

  

ブドウの雨よけの下で育つカボチャ。毎年この季節、うどん粉病になることが多いのですが、今年新設した雨よけのおかげで葉っぱもきれいなままです。
 

 

摘粒、摘房した酸っぱいブドウは鶏が食べてくれます。でも食いつきは甘い完熟の方がいいみたいです。

  

 

 


ブドウのジベレリン処理と3羽になった鶏たち

2024年06月06日 23時01分45秒 | 菜園&養鶏日記

5月、6月はブドウの世話が一番忙しい時期です。
伸びてきた枝の剪定やジベレリン処理前の房の整形、そして種なしにするためのジベレリン処理、粒が大きくなる前には
房の形を良くするための摘粒などの作業が必要です。摘粒を終えると、6月半ばに袋掛けをして、あとは収穫を待つのみです。

2020年の春にヒヨコでやってきた6羽の鶏たちは、昨日1羽が亡くなってとうとう3羽になってしまいました。
雌鶏の寿命はよく生きて5年くらいのようです。庭に出ると、いつも6羽が元気に駆け寄ってきたので、それが3羽になって
少し寂しいです。

5月18日、シャインマスカットの開花が始まりました。昨年より3日ほど早い開花です。

 

房整形。上部にジベレリン用マーカーを2つ残して、房先端4cmまで切り詰めます。


5月25日ジベレリン処理1回目。ジベレリン処理は満開から3日後が適期なので、毎日開花状態の見回りが必要です。
ジベレリン液にはフルメット液も加えます。ジベレリンは種なしにするために必要で、フルメットは粒の肥大化を
促します。我が家のブドウはプロ農家と同じレベルで栽培しています。

ジベレリン処理。房を一瞬浸けた後、液をしっかり振るいます。液が残ると「ジベ焼け」といって、粒が肥大化した時に皮にかさぶたができて見た目が悪くなります。

  

ジベレリン処理後は2つあるマーカーのうち一つをつまんで切り取ります。1回目の処理完了の合図です。この小さい粒が大粒のシャインマスカットになります。 

 

6月4日。シャインマスカットの2回目のジベレリン処理。満開日から10日~14日後に行います。2回することでほぼ完全に種が抜けます。1回目の処理のおかげで、粒が急激に大きくなりました。

  

 

こちらは藤稔。シャインマスカットと同じく2回目のジベレリン処理完了直後。
シャインマスカットより成長が早く、粒がかなり大きくなってきました。
収穫時期もシャインマスカットより早くなりそうです(8月末ごろ)。




5月29日。栗の雄花が満開。庭に青臭い独特の花粉のにおいが漂います。

  

満開から数日すると雄花が落ち始めます。ここ数週間はベランダ掃除が大変です。

こちらはフェイジョアの花。秋にキーウィのような実を付けます。トロピカルな味で結構おいしいです。
花びらは肉厚でほんのり甘いので食べることができます。


私が庭に出ると、真っ先に駆け寄ってくる岡崎おうはんのクロ。5月に入ってから体重が激減したので、そろそろお迎えが来るかなと思っていました。5月29日撮影。


  

6月3日。左後ろがクロ。よたよたしていてほとんど元気がありません。4羽の鶏もそろそろ見納めかな。
 

 

6月4日。今日でお別れの予感がしたので、青空をバックに記念撮影。翌日の朝、鶏小屋を覗くと、クロが横たわって深い眠りについていました。クロ、卵をたくさん産んでくれてありがとう。

  

 

 


ブドウの花穂(かすい)と柑橘の花と鶏たち

2024年05月11日 00時01分57秒 | 菜園&養鶏日記

GW明けとともに、毎年畑仕事が忙しくなってきます。

ブドウは5月末に開花を迎える予定で、その頃に2回に渡って種なしにするための
ジベレリン処理を行います。
それまでに花穂(かすい)整形と言って、花穂の先端3~4cmを残して、それ以外は全部
摘み取ります。粒の大きな美しい形のブドウに育てるために必要な作業です。

桃とスモモは日に日に実が大きくなっていく時期で、今は親指大の実がたくさんついています。
6月末の収穫時期まで摘果を繰り返して大きな実に育てていきます。

この時期は、柑橘の花が咲く時期でもあり、庭には柑橘の花のいい香りが漂っています。

鶏たちは現在4羽。卵はもう産みませんが、雑草や虫を退治してくれるので庭仕事の強い味方です。


シャインマスカットのブドウ棚。枝と葉が日に日に広がっていきます。枝や葉が混みあわないように、
日々枝の誘引や整枝(不要な枝葉や脇芽をカットする)が必要です。




シャインマスカットの花穂。使うのは先端4cmだけです。

 

ナガノパープルの花穂。1枝に2つ花穂を付けますが、先端の形のいい方を残して、あとは切り落とします。


桃は白鳳2本とアカツキ1本。スモモはサンタローザが1本。


スモモのサンタローザ。昨年までは数個しか実りませんでしたが、今年は10個以上は採れそうです。

 

白鳳の実。枝30cmに1個くらいまで摘果していきます。 



ミカン(宮川早生)の花。とてもいい香りがします。今年も豊作の予感。
我が家の柑橘類は、宮川早生、デコポン、はるみ、はっさく、ユズ、キンカン、レモンの7種類です。


レモンの花。

 

八朔の花。





GW前に植えた夏野菜(トマト6種、ピーマン、甘長、ナス、キュウリ、ゴーヤ、カボチャ、スイカ)もすくすくと育っています。

 

西表島でパイナップルに魅了されて、パイナップルのヘタ?の部分をポットに植えてみました。根付いてくれるかな。


農作業の休憩で庭に腰を下ろすと鶏たちがいつも寄ってきます。
今の子たちは2020年4月にヒヨコでやって来たのでちょうど4歳です。
6羽いた鶏は今は4羽。産卵鶏の寿命は短く、だいたい3~5年のようです。



ブドウの展葉と新雨よけ設備の完成

2024年04月22日 09時52分45秒 | 菜園&養鶏日記

ブドウの展葉が4月初旬から始まり、現在は写真のように新梢(今年伸びる枝)に4~5枚の葉を付けて、
花穂(かすい)もしっかり付けてくれました。この花穂は5月初めに開花し、その後ブドウ実(房)になります。

新雨よけ設備もようやく完成して、その下では黒ブドウの「BKシードレス」と「ナガノパープル」、「ブラックビート」、
赤ブドウの「ヌーベルローズ」の4種をポットで栽培しています。
いずれも比較的新しい品種のブドウで、上手に栽培すれば抜群に美味しいブドウを実らせてくれます。

昨年はこのエリアには雨よけがなく、そのためベト病が大発生してまともなブドウが収穫できませんでした。
今年は雨よけ効果に期待したいと思います。

シャインマスカットの展葉(4月21日)
 

  

シャインマスカットの花穂。今は蕾で5月末ごろに開花します。

雨よけエリアのポット栽培のブドウ(BKシードレス)も順調に育っています。水はタイマー給水にしています。 

  

BKシードレスの花穂。BKシードレスは黒ブドウでとてもおいしい品種です。
 

雨よけビニールの設置。2人作業でないとできません。
 

  

ビニールは片方をパッカーでとめてから、もう片方を強くテンションをかけて引っ張り、同じくパッカーで固定します。きれいに張れましたが・・・。

4月8日夜中に台風並みの強風が長時間に渡って吹き、単管の接合部が外れて悲惨な状態に。資材高騰で部材を節約したせいで、全体のバランスが悪かったみたいです。

  

ビニールを含めて資材自身の破損はなかったため、補強資材を増やして頑丈な設計にしました。ビニールは一から張り直しました。

 

柱となる単管の接合部が弱く、そこが強風で折れ曲がってしまったので補強(写真右下)しました。

  

いずれにしても、今年も台風が来ないことを願います。


「万博公園桜の開花情報」と「庭の桃とスモモの開花」

2024年03月30日 10時39分24秒 | 菜園&養鶏日記

桜の開花が例年よりだいぶ遅れているようですが、万博公園のソメイヨシノも
28日(木)にやっと数輪開花したとのことです(公式ホームページより)。

ウェザーニュースの情報では、4月1日(月)に5分咲き、4月6日(土)に満開を
迎えるとの予想です。

週末にかけて雨の予報も出ていますので、お天気と開花状況を見ながらお花見の
計画を立てないといけませんね。



うちの庭では桃(白鳳とあかつき)とスモモ(サンタローザ)が昨年より1週間遅れで
開花を迎えました。

スモモは通常自家受粉ができない果実ですが、サンタローザという品種は自家結実性が
あり、1本で結実します。花粉が多く、受粉樹としても利用できます。

今日はいいお天気なので、これから刷毛を使って人工受粉作業をします。
人工受粉と言っても、刷毛に花粉を付けて、他の花のめしべに付けるだけの簡単な作業です。

桃とスモモはお互い受粉樹になるようなので、スモモ→白鳳→あかつきと適当に
刷毛で花芯を撫でていきます。


桃(あかつき)3月29日撮影

  

スモモ(サンタローザ)3月29日撮影

 


単管パイプで雨よけぶどう棚作成

2024年03月25日 14時12分28秒 | 菜園&養鶏日記

2月末からブドウの雨よけエリアの拡張工事をはじめて、先日ほぼ完成しました。

昨年までは、ポット栽培エリアには雨よけがなく、6月以降にベト病が多発して、
枝、葉そしてブドウの房にも感染が広がり、感染枝や房を取り除く作業に追われて
大変でした。

ブドウは雨よけなしで育てることは困難であることを痛感し、今年は雨よけエリアを
拡張することにした次第です。
単管パイプで作る雨よけぶどう棚の制作は、数年前に試みているため設計ノウハウもあり、
満足いくものに仕上がりました。後は梅雨前にビニール(農POフィルム)を張るだけです。

2018年に植えたブドウ(シャインマスカット・藤稔・クインニーナ)は今年で7年目になります。
先週あたりからぶどうの「水揚げ」が始まりました。
水揚げは剪定した枝の先端から水が漏れだす現象で、休眠期だった根が地温上昇に伴い動き出した証拠です。
我が家の春の訪れの合図でもあります。

 

コーナンPROで単管パイプを購入。プリウスで3mまでなら積めます。建築資材高騰で3年前に比べて値段が倍近くになっていました。

 

直径6cmの穴あけスクリューで30cmほど掘削し、基礎となる単管パイプ(48mm径)の下穴を開けます。

 

基礎となる1mの単管パイプを下穴にさして、水準器で確かめながらハンマーで水平に、深さ60cm程度まで打ち込んでいきます。

 

基礎の単管の上に長尺の単管を組んでいきます。雨除けの高さは2.4mくらい。パイプを脚立で持ち上げる必要があるので、この時だけは二人作業でしかできません。

 

単管パイプは1m単位でしか売っていないので、長さ調整のため切断が必要。コーナンPROでは切断機を無料で使わせてもらえます。保護メガネをして万全の態勢で切断。

 

ヤスリでバリ取り。きれいに切れました。切断機は3万円弱で買えますが、他に使うことはないので借りるのが一番です。コーナンPRO様様です。
 


コーナンPROの切断機で単管パイプを切断


ほぼ完成。梅雨前に3m幅のビニール(農POフィルム)を3枚に分けて重ね張りします。


先週は、ブドウの萌芽前に行う定番の殺菌・殺虫のための防除作業をしました。

 

春の訪れを告げるブドウの水揚げが先週から始まりました。 

 

花芽が出だしたのでダイコン最後の収穫。大根サラダと大根おろしの毎日です。大根菜は定番のチャンプルーで全部無駄なくいただきます。

 

あげないよ!
でも傷んだ葉を後で刻んであげると大喜びです

 


「桃の剪定」と「ブドウの皮むき」と「レモンの収穫」

2024年02月15日 11時16分29秒 | 菜園&養鶏日記

冬は落葉果樹の剪定の時期です。剪定は、果樹の実の付き方にも影響するので
大切な作業です。ブドウの剪定は1月に済ませたので、先週は桃の木の剪定をしました。

ブドウは3月末に萌芽が始まるので、それまでに幹の皮むきを行います。
これにより、病害虫からの被害を抑制することができ、また萌芽前の石灰硫黄による
消毒効果も高めることができます。

8年目の桃の木(剪定前)

 

剪定後。スッキリしました。

 

7年目のクインニーナの主枝。太い枝の皮は比較的簡単に剥けます。「ペロンッ」と剝けると気持ちいいです。

 

こちらの細枝は高圧洗浄機で剝きます。ささくれになってしまうので、最後は手で剥くしかありません。

 

ブドウの施肥。ブドウやモモなどの落葉樹は、休眠期のこの時期に1年間の元肥を穴を掘って入れていきます。

 

 

 

8年目のレモンの木。去年は50個程度収穫出来ましたが、今年は40個程度です。毎日食べる分だけ収穫します。

 

レモンと八朔と小さめのデコポン。レモンは一旦冷凍した後、解凍して薄く切って皮ごとはちみつ浸けにします。冷凍すると皮の苦みが少なくなります。

 

ダイコン畑。鶏がいつも羨ましそうに見つめています。
「あげないよ!」

 

 

こちらは梅。この陽気でつぼみがほころび始めました。

 

梅の剪定枝は部屋で愛でます。