5月、6月はブドウの世話が一番忙しい時期です。
伸びてきた枝の剪定やジベレリン処理前の房の整形、そして種なしにするためのジベレリン処理、粒が大きくなる前には
房の形を良くするための摘粒などの作業が必要です。摘粒を終えると、6月半ばに袋掛けをして、あとは収穫を待つのみです。
2020年の春にヒヨコでやってきた6羽の鶏たちは、昨日1羽が亡くなってとうとう3羽になってしまいました。
雌鶏の寿命はよく生きて5年くらいのようです。庭に出ると、いつも6羽が元気に駆け寄ってきたので、それが3羽になって
少し寂しいです。
5月18日、シャインマスカットの開花が始まりました。昨年より3日ほど早い開花です。 |
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房整形。上部にジベレリン用マーカーを2つ残して、房先端4cmまで切り詰めます。 |
5月25日ジベレリン処理1回目。ジベレリン処理は満開から3日後が適期なので、毎日開花状態の見回りが必要です。
ジベレリン液にはフルメット液も加えます。ジベレリンは種なしにするために必要で、フルメットは粒の肥大化を
促します。我が家のブドウはプロ農家と同じレベルで栽培しています。
ジベレリン処理。房を一瞬浸けた後、液をしっかり振るいます。液が残ると「ジベ焼け」といって、粒が肥大化した時に皮にかさぶたができて見た目が悪くなります。 |
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ジベレリン処理後は2つあるマーカーのうち一つをつまんで切り取ります。1回目の処理完了の合図です。この小さい粒が大粒のシャインマスカットになります。 |
6月4日。シャインマスカットの2回目のジベレリン処理。満開日から10日~14日後に行います。2回することでほぼ完全に種が抜けます。1回目の処理のおかげで、粒が急激に大きくなりました。 |
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こちらは藤稔。シャインマスカットと同じく2回目のジベレリン処理完了直後。
シャインマスカットより成長が早く、粒がかなり大きくなってきました。
収穫時期もシャインマスカットより早くなりそうです(8月末ごろ)。
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満開から数日すると雄花が落ち始めます。ここ数週間はベランダ掃除が大変です。 |
こちらはフェイジョアの花。秋にキーウィのような実を付けます。トロピカルな味で結構おいしいです。
花びらは肉厚でほんのり甘いので食べることができます。
私が庭に出ると、真っ先に駆け寄ってくる岡崎おうはんのクロ。5月に入ってから体重が激減したので、そろそろお迎えが来るかなと思っていました。5月29日撮影。 |
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6月3日。左後ろがクロ。よたよたしていてほとんど元気がありません。4羽の鶏もそろそろ見納めかな。 |
6月4日。今日でお別れの予感がしたので、青空をバックに記念撮影。翌日の朝、鶏小屋を覗くと、クロが横たわって深い眠りについていました。クロ、卵をたくさん産んでくれてありがとう。 |
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やっぱりさびしい。
ヒヨコさんニワトリさん、長くて五年くらいの命なんですね。
あっと言う間ですけど、主さんのお家に来れてきっと幸せだったと思います。