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台湾の旅<8> 台湾鉄路の旅 台北→瑞芳 編

2013-11-02 22:39:30 | 海外旅行記(台湾)
さあ、いよいよ台湾鉄路で「九份(きゅうふん)※」最寄の駅、瑞芳駅へ向けて出発。
乗車するのは台東行き604列車「莒光號(きょこうごう)※」です。

※(きゅうふん)の漢字=九イ分(にんべんに「分」)
※(きょこうごう)の漢字=呂光号(呂=くさかんむり+呂)


台湾鉄路の列車種別は「特急」「急行」「普通」と言う種別ではなく、
「自強號(=特急)」「莒光號(=急行)」「區間車(=普通)※」と言った、日本とは変わった種別です。
※區間車の漢字=区間車

瑞芳までは40分ほどですが、終点台東まで7時間以上かけて走るロングラン急行。

ワクワクしながら改札を抜けて地下の月台(ホーム)へ向かいます。
改札口は意外にも日本と全く同じタイプの自動改札機でした。

台北駅の駅名標。なんとなく古い雰囲気の地下駅です。これはこれで良い感じ。


ちょうど區間車が出発したところでした。
地下なので、写真ブレブレですみません・・・

しばらく待っていると、乗車する一本前の「自強號」が入線してきました。
ん?これは!!真っ白の車体!オレンジ色のライン!
鉄道雑誌でしか見たことなかった列車が!


台鉄の振り子式特急電車「タロコ号」!

この電車、九州の特急「かもめ」で使用される885系をベースにした車両。
日本製ですよー。

(参考までに、JR九州の885系(長崎駅にて撮影)・・・確かに似ていると言われるとそんな気がする)


この、タロコ号のロゴが好きなんですよね~
タロコ号は山岳路線を高速で走る列車です。
語源は台湾では有名な「太魯閣峡谷」が語源です。

そして、いよいよ乗車する列車「莒光號」が入線。

なんと「莒光號」は機関車が牽引する客車列車!
日本では昼間の定期列車としてはもう走っていませんが、台湾では全然現役です。


見た目は歴史感じる客車ですが、リニューアルされていて行先表示もLED表示。
こんな列車は確かに日本に走ってないです。
テンション上がりまくり!!

そして、数分停車の後、列車はゆっくりと・・・いや、本当にゆっくりと台北駅を出発。
車内は日本で言う特急列車とほとんど同じ造り。

ただし・・・とにかくゆったり走ります。全然速度が上がりません。
でも、逆にこのゆったり感がものすごい良かったです。

一部途中の車窓を・・・

郊外へ出ると、ちょっとオンボロな高層マンションがあちらこちらに見えました。
結構このギャップが面白い!


途中駅。日本とそんなに造りは変わらないかも。

少しだけ車窓をビデオモードで撮影してみました



そして、40分ほどの乗車で瑞芳駅に到着。
あっという間の鉄道移動でした。

降車後、カメラを持って撮影~

こうやって撮影してみるとやっぱり客車列車ってカッコエエ!!
天井に「ラッパ」みたいなタイフォンが付いているのも良いですね。

瑞芳駅を発車する列車の動画を撮影してみました。


そして、反対側のホームには台北へ向かう「自強号(特急)」が停車中。



客車の前後に流線型の客車を連結したプッシュプル式の列車。
こちらも台湾を代表する特急です。

さらに、横の線路には貨物列車が停車中。

これもカッコエエ機関車!アメリカGE(ゼネラルエレクトリック社)製のディーゼル機関車、
いわゆる「アメロコ」です。

さらにさらに・・・山奥の平渓線からやってきたディーゼル車もやってきて・・・

並びました。壮観!

ほんの5分ほどの間に、これだけ撮影できたら鉄道好きとしては大満足です。
あまりに日本の電車とデザインが違いすぎて、楽し過ぎる撮影でした。

そして、瑞芳駅の改札を出て、駅舎へ入ってみると・・・

なんじゃこれはー!!
台湾鉄路の車両が勢ぞろいしてました。すげー!

台湾の鉄道は最初から最後まで楽しめました。
めっちゃ満足。

さあ、九份へのバスへ乗り継ぎます。

つづく~
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