風に吹かれて、気の向くまま

人生折り返し地点を過ぎた下町男の思いつき。

36 真崎辺より水神の森内川関谷の里を見る図

2007年03月03日 | 今昔 江戸名所百景 
36 真崎辺より水神の森内川関谷の里を見る図

真崎で有名な真崎田楽で有名な、甲子屋の茶屋の窓から見た景色を描いている。
隅田川には客を乗せた屋形船が遊覧中で、対岸には水神社(隅田川神社)の鳥居が見える。



現在の真崎辺りは土手が綺麗に整備され、川面近くにまで下りて行く事が出来る。
犬の散歩をしている人が多かった。隅田川が大きく蛇行する所を超えて、千住大橋まで歩いて行く事が出来る。

この写真の左手には、石浜神社がある。




石浜神社。



橋場の渡し(37 墨田河橋場の渡 かわら竈)から北へ1丁ほど行った川岸に真崎がある。
ここにある石浜神社の摂社として真先稲荷が境内にあった為に付けられた地名である。
真先はまっさきと発音し、この稲荷に詣でれば、
まっさきに家運の隆盛を祈る事が出来る、縁起の良い稲荷で有名だった。

真先稲荷の境内には、隅田川に面して酒屋・料理屋が何件も並び
居ながらにして窓外に、素晴らしい景色を眺める事が出来た。





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