風に吹かれて、気の向くまま

人生折り返し地点を過ぎた下町男の思いつき。

89 上野山内月の松

2007年01月19日 | 今昔 江戸名所百景 
89 上野山内月の松

11 上野清水堂不忍ノ池にも描かれている
清水堂の下を通っている池側に奇妙な形をした松が立っている。

この松を月の松と呼んでいた。

この絵は、松をクローズアップし背景にし、不忍池、池に突き出た中島弁天、
対岸の池之端の町屋、本郷台に立ち並ぶ大名屋敷を描いている。

不忍池は江戸の中心に近く、蓮見・花見・納涼・月見・雪見に最適な場所であった
中島の料理屋で出される蓮飯も評判が高かった。



現在、中島弁天が工事中の様で、建物全体が見れなかった。

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2 コメント

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江戸 (iina)
2007-01-26 23:00:16
安藤広重の『大江戸名所百景』が描いた浮世絵の江戸だったのですね。
面白い企画です。
浅草界隈も期待したいです。
浅草寺や待乳山昇天もたのしみです。
あるいは、富士山が望める箇所もあるでしょう。
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浅草 (下町男)
2007-01-27 10:22:57
>iina様
前から興味のあった浮世絵の肉筆画展があり
そこで広重の『大江戸名所百景』の本と出合いました。
町→街への変化、町名の由来を見てみると
現在も使われている地名があったり、祭の半纏に見られたり。
雰囲気の変わってしまった街、変わらない街様々です。

浅草は写真がまだそろっていないので、
もうしばらくご期待してお待ちください。

iina様が知っている事、どんどん教えてください。
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