海のトラブル ひも その2

2006-12-03 | 船釣り関係
           白石東岸(新波止南側)
まさかこんなところで思うような場所ですが、かなりよい隠れポイント。
ここで大釣り(といっても50匹までですが・・・)したこと数回。
型も20~25cmが多く混じる。
アオベラも大きい。
水深は5~8m。東(沖)にいくと10mを超えるが、
底が泥状になり、キスは激減する。
この地図には波止がかかれていないが、□印付近が波止。
☆印から○印付近までがよい。
以前掲載した娘との写真の釣果もここ。

ただし、一つ注意。
○印より南には、暗礁多数。
満潮には
きれいさっぱり隠れてしまう。
かなり危険。
南側から近づく場合、
絶対に大回り。



さて、続きです。

キスのポイントを過ぎたので、
竿をあげて、立ち上がりスターターロープを、




引いたはずなのに。


手には50cmほどのひも。
先はささくれだち、
下にだらりと垂れ下がっている。
うそでしょ。おい。おい。
まさか、ロープが切れるなんて。

しかし、そのときは単にロープが切れた。
また、直しにいかんといけん。安く直るかなあ。
なんて簡単に考えていた。

もう一度かけようとして、はたと気づいた。
切れたロープじゃエンジンはかけられない。
「どうしょう。Eさん。困ったぞ。」
同行のEさんと顔を見合わす。

これは、また漂流である。
しかも、以前と違い、ボートの
係留場所とは、10km以上離れている。
次第に血の気がひいていく。
えらいことになってしまった。

絶体絶命の大ピンチ。
しかし、意外と簡単に
かたがつきました。

とりあえず、エンジンの中にある
スターターロープのもとを
見てみようとして、エンジンカバーを
はずすと、
あれっ。オレンジ色のロープに
持つとってのついた予備の
スターターロープ発見。

一回一回巻き付ける作業は
必要ですが、エンジンがかります。
ほっと胸をなでおろしました

えっ。その日は釣れたかって。

多分釣れたと思いますよ。



これからは、冬型の日が多くなり、
釣りに行きたくても行けない日が
多くなりそうです。

寒いのはいくらでも我慢しますから
風よ吹かないで