goo blog サービス終了のお知らせ 

船を手放した理由 補足

2006-12-17 | 船釣り関係

        大島(真鍋の北東に位置する無人島:山羊が数頭お住まいです)
   ☆印 水深5~8m メバルポイント。魚礁が入っている。
      年によって釣果に差がある。近頃は芳しくないようだ。
   ○印 カサゴポイント。岩が点在している。
   □印 カサゴポイント。型は小さいが数はまずまず。

   キスは茂床島(画面右下)周りの方がよい。
   上下の島の間は洲になっていて、干潮時には繋がる。


船のその後。



Eさんと相談して、
わたしが19Fの和船を
無料でもらったように
誰か修理して使う人がいれば、
その人にあげようと
いうことになりました。

そこで、Mマリンに
そういう人を探してもらうように
お願いをしておきました。

1ヶ月だったか、2ヶ月だったか
しばらく経ってから
欲しい人が現れました。
名義変更のために
自分達の印鑑証明をもって
Mマリンに行きました。

店の前の作業場に
元わたしたちの船
「正誠丸」が置かれていました。

ドライブ以外にも
あちらこちらを
手直しされていました。
GPS魚探も
スパンカーも
取り付けてありました。
私達には
高くて手が出なかったものです。

見ているわたしの心持ちは
何とも複雑なものでした。

印鑑証明を渡し、
しばらく店の主人と話してから
正誠丸にさようならです。
「長いことありがとうな」





時々係留していた波止の
近くを通るのですが、
あの船は置いてありません。

きっと、違う場所に係留または
陸上保管してあるのでしょう。





1年ほど前
自分たちが作った
係留場所に行ってみました。

ロープとブイが
忘れられたように
ぽつんと
残っていました。



船を手放した理由 その5

2006-12-16 | 船釣り関係
        飛島(左:大飛島,右:小飛島)
   ○印 水深5~8m メバル(ブツ撒きポイント)
   ☆印 キスポイント 水深10~15m 中型
   ⊿印 極端に浅い 洲がある

ディーゼル船を買うときにいわれていたことば
「エンジンはめったに壊れないけど、壊れたらでかいよ」

何がでかいかって
もちろん
修理代!

10年選手を
ずっと使い続けていけば
次第に劣化していくのは
自明の理。

いろいろとガタがきます。

丸8年使っている間には
エンジンオイルが
爆発的にとびだしたり、
エンジンをオーバーヒートさせたりと
いろんなことがありました。

ただ、どれも軽傷でして、
たいして修理代がかからず
難を逃れていました。

そして、
とうとうやってきました。

はげしいのが
エンジン本体ではないのですが
大トラブル。

簡単に言うと
というか簡単にしか言えない
ドライブという
エンジンと
ペラを繋いでいる部分。

心臓と足を繋いでいる
血管部分の出血、とでも
言いますか、
かなり重要な部分が
結構な範囲で
腐蝕しています。


「あのぅ、修理にはどのくらい」

オーバーホールしてもらっているとき
問題があると連絡を受けました。
修理中の場所に行って
おそるおそる聞いてみます

返ってきた答えは、
「少なくとも50マソ」

「とりあえず応急処置で2,3マソ。
 しかし、1年も保証できない。」

「ということは?」

「2,3ヶ月で壊れるかも
 1年半くらい保つかも。」

Eさんと相談。
とりあえず乗れるように
応急処置。

それから半年ほど
考え続けました。

というか、船をあきらめるまでの
手放すことを決意するまでの
時間でした。

子どもも大きくなり、
学費もかかります。
ふだんの釣り代は
小遣いで賄っていましたが
結局、船検代などは
ボーナスから出させてもらっていましたから・・・
あきらめないといけないでしょう。

でも、
一番下の子を
海水浴に
釣りに
連れていってやれなくなることが
一番つらかったことです。
前もご紹介しましたが、
海水浴大好き
そして、それよりも
船釣りの方が
もっと好きな娘でしたから
悲しむ顔を見たくありません。

いざ手放すとなると
自分の釣りのことより
そのことが
最もつらいことでした。
(ちょっとかっこつけすぎです

しかし、
台風の時の見回りや
船底塗料を塗る回数の増加
乗せる人の安全への責任の重さ
等々も考えて

あきらめがつきました。


船を手放した理由 その4

2006-12-15 | 船釣り関係

       小手島
      ○印・・・瀬になっていてカサゴやチヌをつっているのを
           何度かみかけた。
      ☆印・・・キスの中小型。数はまずまず。
      □印・・・通称どん深の沖
           ベラも多い。

 
 さて、次なる関門です。

②奥様の説得

我が家はしがないサラリーマン家庭です。
奥様はパート。
よって収入は・・・
子どもは3人。

とてもじゃないが、
船なんぞ持てる状態ではありません。

それでも欲しい物は欲しいのです。

自分で月々の小遣いと
必要経費を計算。
釣り以外に使わなければ何とか
なりそう。

そのことだけでは、多分だめっぽい。
いろいろ考えているうちに
いいことを思いつきました。

それは、子どもたちをだしにすることです。
えっ、汚い手を使うなって、
でも、これしか方法は残されていません。
反則でも何でも背に腹は代えられません。



前の19Fから毎年続けていた海水浴。
自分たちだけのプライベートビーチで
のんびりできること。
それから、子どもたちも釣りができること。

この必殺反則技で何とかなるかもしれません。

さらに、今までにもう6,7回は
海釣りに連れていっているのも
こういうときに役立ちます。
試しに子どもに大きい船で
釣りにいきたいか尋ねると
「もちろん」との返事。
よしよし

さあそれでは交渉です。

・・・・
・・・・
・・・・

意外な結果でした。

あっさり了解してくれました。
もう反対してもだめでしょうとのこと(^^)


その代わり厳しい条件が・・・
それは、まず、釣った魚の下ごしらえは全部わたしがすること。
次にはじめの購入代金以外は全部自分の小遣いでまかなうこと。
最後に、毎年海水浴と釣りに連れていくこと。

これは、何かこちらの作戦負けのような気もしますが
とりあえず購入できそうなのでよしとします。

Eさんの方も購入OKの許可がでました!!!

こうやってとうとう購入にこぎつけました。
めでたしめでたし。



今日のも船を購入できたいきさつになっちゃいました。



船を手放した理由 その3

2006-12-14 | 船釣り関係
 
     佐柳島北岸
    ☆印付近に夫婦(めおと)岩
    その沖(水深10m~15m)がよい。
    ○から□にかけて釣れる。
    20cmくらい。
    外道のベラは型がよいことが多い。

さて、久しぶりに船のお話。
今までの概略は、27Fのディーゼル船購入のために
山積する問題をクリアするところから。

問題その1
Eさんとの共同購入

10年来のおつきあいで大変よい関係なのですが
こういう場合は、よほど気をつけないといけんよと
H師匠からお呼びがかかります。

喫茶店に集合してみると
H師匠が
紙に6,7コ
項目を書いてくれていました。

2人の関係が壊れないように
人ごとなのに
配慮してくださっていることに感謝です。

もうほとんど忘れてしまいましたが
ひとつだけはっきり覚えているのは、
Eさんが免許をとることという条件でした。
そのときは、まだ私の方しか船舶免許を
もっていなかったので
公平に使う必要条件だったということです。

これは、お互い、違う使い方が
(家族で使うとか,別のグループで使うとか)
できるようにして、公平性を高めたのです。

まあ、しかし、結局私が家族で使う以外
ほとんどすべて一緒に釣行したのですが・・・

さて、お次は、奥様に購入許可をいただくことです。




今読み直してみると
表題の「船を手放した理由」ではなくて
   「船を購入した経緯」を書いております(大汗)
ご容赦くださいませ。

ではまたあした。



船を手放した理由 その2

2006-12-09 | 船釣り関係
            佐柳島南岸
       このあたりの砂浜(といえるかどうか)は黒いです。
       岩も黒く、花崗岩中心の笠岡諸島とは違います。
       黒岩(地図の仲多度郡の文字の上)から
       砂浜にかけての沖は浅いです(5~10m)
      ○印付近・・・中型が多い。
      ☆印付近から東にかけて・・・時期によって数が出る。
      □付近・・・時期によってアジ釣りをしている。
            ニベが釣れたことも。
            船竿が釣れたことも(苦笑) 



その店にEさんと行ってみました。
今回は、2人で共同購入を考えていました。
ディーゼル船って、結構高いものですから、
しがない給料の私が個人で買えるものではありません。

新船にはほど遠い10年選手の船でしたが、
以前のオーナーが10年間大切に乗っていたのが
分かるような船内でした。
試乗もさせてもらいます。
今までの19Fと安定感と
目の高さ(座る位置)が
全然違います。
爽快です。

気になる価格ですが、
10年選手であるにもかかわらず、
2人で折半するにしても、結構なお値段です。
普通車の新車より高い!

その当時、Eさんとは、もう10年近いつきあいで、
毎週のように一緒に遊んでいた仲ですが、
共同で買うとなると
どのようにするか難しい面が見えてきます。
さらに、
奥方様をどうやって説得するかの大問題も
控えており、前途多難です。

でも、マイボートは大変魅力的です。
そりゃああなた、
自分の好きなときに
自分の好きなポイントへ行き
好きなだけ釣って帰れるんですから

それに、沖に出たときの開放感。
あれを一度味わうと
そりゃあもう病みつきです。

多くの難問があるにもかかわらず、
やる気まんまんでした。


船を手放した理由 その1

2006-12-08 | 船釣り関係

           二面島
      ○印が本命ポイント。グチも混じる。南の☆のあたりに
      ブイ(海から直接出ていた灯台だったかも)があり、
      その近辺もまずまず。
      □印のあたりでも釣れるが、型が小さめ。


2年前に船を手放しました。
どうして手放したか、
それをお話しします。

一番最初に持っていた船は、
恥ずかしながら船名を覚えておりません。
記憶力が弱いのはもちろんそうなのですが、
それより、自分が付けた名前では
なかったことが大きな理由です。

19Fの和船は、
小回りがきき、釣りやすい長所と
ちょっと波立つと
かなり危険である短所がありました。
横風のときには波しぶきでびしょびしょです。

乗れる人の数も
一応5人となっていますが。、
そんなに乗せたら
沈んでしまいます

この船をもらってから4年後には
かなりガタがきていて
船外機の周りの木枠なんかは
もとの姿が想像できないくらい
壊れていました。
それに、簡易なドライブも
再度壊れ
直接レバーをもって運転するしか
無くなっていました。

そんなときH師匠から
ヤマハのディーゼル船が売りに出ているよ
というニュースが入ってきました。

本船航路 その2

2006-12-07 | 船釣り関係
 
キス釣りにいくようになってから
ずっと行きたいと
思っていた場所ががあります。

大昔、寄島の渡船で、その場所にいき
たくさんのカサゴやベラを釣ったことがありました。
メバルの夜焚きでランプ釣りをしたこともありました。

どちらも結構いい思いをしたので
魚影の濃い場所だと
考えるようになっていました。

しかし、そこに行くには
時間や油代がかかることより
本船航路を横切らなければいけないことが
ネックでした。

その場所とは二面島でした。
そこに行けたのは、
二代目の27Fの船になってからでした。

早朝、港を出船して
一路佐柳島南岸を目指します。
まずは、ここでキスをねらいます。
小一時間釣った後
いよいよ念願だった
二面島を目指します。
10分あれば付く距離ですが
大型船の銀座です。
右手に1隻、
左手には、かなり遠くに1隻
大型船が見えます。

こちらの速さと
向こうの速さ
どっちが速いかを
判断することは
大変重要なことです。
海上衝突予備法だったか
もう忘れてしまっていますが
その法律では、
プレジャーボートは
止まることが容易でない
大型船の進路を妨げてはいけません。

ですから、こっちが速く横切れるときは
いいのですが、こっちとあたる可能性が
高いときは、こっちがスピードダウンするか
進むのを停止しなければなりません。

その判断が難しいのです。
普通は、自分の進む方向と
相手の船との角度を憶えます。
数分経ってその角度が
同じであれば
まさに衝突一直線
ということになります。

逆に角度が狭くなれば、
相手の方が速く通り抜けるし。
角度が広がれば、こっちが
速く通り抜けることになります。

一番簡単なのは、そう、相手の方が
速く通り抜けてくれるときです。
困ることは、相手の作った波を横切ることだけです。

一番怖いのが、自分の方がちょっとだけ速いとき
これは、ドキドキですし、
自分の判断が間違っているかもしれません。

明るい昼間ですら怖いのですから
夜、本船航路をつっきったH師匠
さぞ怖かったでしょう。

自分で乗り出してはっきり分かりました。
私は夜そこを横切れません。


さて、
二面ですが、肝心の釣果は、それなりでした。
まあまあ釣れる、そんな感じでした。

本船航路 その1

2006-12-06 | 船釣り関係
         本船航路
 (瀬戸内海は狭いので、大型船が通ることのできるルートは定められている。
          この地図では、佐柳=小島(通称兜)と高見=二面の間)

15年ほど前、H師匠の船に乗せてもらっていた頃
一度夜釣りで高見島に連れていってもらったことがあります。

船の夜焚きで
メバルを真鍋(佐柳だったかも)でねらったものの
釣れなくて、そこから本船航路を越えて
高見島まで行ったのです。

途中、2隻ほど大きな船とクロスしましたが、
かなり離れていたと思いましたので
全然怖くありませんでした。
その船の波にもあいましたが、
怖くありませんでした。

後で、H師匠に聞くと
めちゃめちゃ心配したとのこと。
「わしゃあ、もう絶対行かん。」
とまで言われていたので、
本気で危険だったらしいことは
察することができました。

それが怖いことだと分かったのは、
自分が船で出るように
なってからでした。

船の維持費

2006-12-04 | 船釣り関係
       北木と白石の水道
       時期があるが、中心付近は、アジのポイント。
            (水深20m前後、深いところで30m弱)
       □印付近でキス,ベラ。ベラの方が多い。(水深15m前後)
       キスの型はまずまず。数はそう多くは望めない。
       ○印はママカリポイント(水深10m前後)



マイボートにどんな維持費がかかるか、それをまとめてみます。

①船検  
     車検と一緒みたいですが、ちょっと違います。
     6年に一度正式の検査があり、その真ん中
     つまり3年で中間検査があります。
     検査を代行してもらうと5万前後だったと思います。
     (自分でするとかなり安くできるようですが
      したことがないので、よく分かりません。)
     ただついでに船のそうじと
     船底塗料を塗ったり
     メンテをしたりしてもらうと
     10万を超えます。
     3年に一度は検査を受けるということになります。

②掃除  
     最低1年に一度は船底の掃除が必要です。
     水の抵抗は半端ではありません。
     従って、ちょっとフジツボなどが付くだけで
     スピードが大きく変わってきます。
     プロに頼むと
     27Fの船で船底塗料と併せて3,4万(5だったか?)必要です。
     これも、漁港のすべりなどを使わしてもらえば
     船底塗料代の1万くらいだけでできるようです。
     
     夏場に、節約のため、
     Eさん(2隻目は2人で船を購入:そのお話はまた)と 
     三郎島の砂浜まで行って、潜りながらそうじを
     したこともあります。

     以前は、猛毒の船底塗料だったので、
     3年に2回くらい
     塗ればよいくらいもちがよかったのですが、
     環境に配慮して
     毒素を極力押さえているため、
     近頃は1年に2回
     塗らないともたないくらいになっています。

③メンテナンス
     いろいろガタが来ますから、
     どこか直さないといけなくなります。
     それが、数千~数万(ときにはそれ以上)かかります。

④係留費 
     私の場合は、魚港に不法係留でしたから、
     その係留場所を作るときの
     費用10万だけで、後は全くいりませんでした。
     普通は月1万といったところでしょうか。
     マリーナ等に陸上保管すると
     ②の費用は全然いらなくなりますが
     月に払う金額も結構なものになると思います。

⑤油代  
     車でリッター5kmといったら、
     燃費のかなり悪い車ということになりますが、
     船の場合、リッター2~3kmはざらだと思います。
     もっと悪いかもしれません。
     1隻目の19Fは、
     1回の釣行に20リットル(ガソリン)くらいでした。

     2隻目の27Fは、
     1回の釣行に15リットル×2(軽油)くらい持って行っていました。 
     それが、少し余るので、
     だいたい3回に1回は15×1でした。
     軽油代は船に使うという証明ができれば、
     税金がかりませんから、灯油代と同じくらいですみます。
     もっとも、手続きが煩わしそうだったので
     それはしたことがありません。
 

お金持ちの趣味を貧乏人がしていますので、
私の場合、お小遣いの大半というか、
月によっては、
ほぼ全部を船に投資していました。
それでも、それに似合うだけの楽しさと
魅力が船釣りにありました。


えっ、じゃあ何でやめたのか、おかしいだろって、
はい、そうなんですが、
それは、またそういうお話に
なったときにします。

海のトラブル ひも その2

2006-12-03 | 船釣り関係
           白石東岸(新波止南側)
まさかこんなところで思うような場所ですが、かなりよい隠れポイント。
ここで大釣り(といっても50匹までですが・・・)したこと数回。
型も20~25cmが多く混じる。
アオベラも大きい。
水深は5~8m。東(沖)にいくと10mを超えるが、
底が泥状になり、キスは激減する。
この地図には波止がかかれていないが、□印付近が波止。
☆印から○印付近までがよい。
以前掲載した娘との写真の釣果もここ。

ただし、一つ注意。
○印より南には、暗礁多数。
満潮には
きれいさっぱり隠れてしまう。
かなり危険。
南側から近づく場合、
絶対に大回り。



さて、続きです。

キスのポイントを過ぎたので、
竿をあげて、立ち上がりスターターロープを、




引いたはずなのに。


手には50cmほどのひも。
先はささくれだち、
下にだらりと垂れ下がっている。
うそでしょ。おい。おい。
まさか、ロープが切れるなんて。

しかし、そのときは単にロープが切れた。
また、直しにいかんといけん。安く直るかなあ。
なんて簡単に考えていた。

もう一度かけようとして、はたと気づいた。
切れたロープじゃエンジンはかけられない。
「どうしょう。Eさん。困ったぞ。」
同行のEさんと顔を見合わす。

これは、また漂流である。
しかも、以前と違い、ボートの
係留場所とは、10km以上離れている。
次第に血の気がひいていく。
えらいことになってしまった。

絶体絶命の大ピンチ。
しかし、意外と簡単に
かたがつきました。

とりあえず、エンジンの中にある
スターターロープのもとを
見てみようとして、エンジンカバーを
はずすと、
あれっ。オレンジ色のロープに
持つとってのついた予備の
スターターロープ発見。

一回一回巻き付ける作業は
必要ですが、エンジンがかります。
ほっと胸をなでおろしました

えっ。その日は釣れたかって。

多分釣れたと思いますよ。



これからは、冬型の日が多くなり、
釣りに行きたくても行けない日が
多くなりそうです。

寒いのはいくらでも我慢しますから
風よ吹かないで

海のトラブル ひも その1

2006-12-02 | 船釣り関係
           白石西岸(石切工場近くの砂浜沖)
小型が多いが、数が望める。
3つの印の間(水深5~20m:南にいくと深い)がポイント。
時期によって、浅いのにもかかわらず、グチが多いときもある。
砂浜のすぐ北側には、石を積む岸壁があるため、
すぐ近くまで水深が5mほどある。
割と近くでたくさん釣れることもある。
また、沖40~50m付近(☆印近く)に
丘状になったところがあり、
その斜面がポイントになる場合があった。


さて、トラブルのお話です。
こうやってトラブルばっかり書いていると海は怖い、
船釣りはやめた方がいいと思われるのは、いやなのですが
ブログに書くには、こういった事件の方が面白いかな
と思っています。実際には、楽しいからこそ
何度もいくのです。沖に出たときの開放感は
日常では味わえません。最高です。

前置きが長くなりました。本題です。
今回紹介したポイントで釣っていたときのことです。
初代の19F30馬力の和船ですから、
バッテリーなんてしゃれた物は積んでおりません。

エンジンをかけるには、スターターロープ(名前が?
どなたか教えてください:タイトルにはひもと書きました
をひかなければなりません。草刈り機のあれと同じです。

キス釣りは、風の強いとき以外流して釣る方が、
様々なポイントを探れてよいので、一流ししたら
また、潮上に戻ります。
従って流すたびにエンジンをかけます。
その事件は、何十回目かのエンジンをかけている
ときに起こりました。




これからサービス残業に仕事にいってきます。
私の仕事は、年に3回大変忙しい時期があります。
1番は、3~4月メバルのよく釣れる時期
2番は、7月、梅雨メバルのよく釣れる時期
3番が、12月、ブツメバルのよく釣れる時期
早めに、計画的に仕事を片づけたいと思います。
そして釣りに行ける時間を作るぞ!!!

キスのポイント 横辺島

2006-12-01 | 船釣り関係
 
北木島の西に位置。
周囲100mに満たない小さな島

主に西側の水深15~20m地点(☆印)がよい。
型は20cm前後。
浅くなるとベラやえさ取りが多くなる。
北側にもよく釣れる
ポイントがあるが、ピンポイント。

南側は浅くごろた石が多く、魚影は薄い。
豆アジなどがわく年もあった。

北木島との間(やや北より:○印)では、グチが釣れる。
また、北木島の海岸線でも
ある程度はキスが釣れるが、
型数とも期待薄。

いのししに似た1m強の岩のある
水深5~10m地点(□印)では、
ピンギスながら束近い釣果があったことも。

左サイド

キスのポイント 野島鼻

2006-11-30 | 船釣り関係

3年前まで釣っていたポイントを紹介します。
といって大したものではありません。
それに、ここで釣れなくても
責任はとれません
ご了承ください

北木島 野島鼻の巻

時期的には、早い時期がよい。
4月末から5月初めのはしりの時期に
結構型のよい25cm近いキスが釣れた。
真夏はよくない。

矢印の赤と緑の間付近の
岸から割と近い水深15m前後がよい。
沖に出ると極端に深くなる。
また、緑矢印の付近は根掛かりが多い。

沖合は場所によっては40m。
深いところにはグチ(イシモチ)が多い。

また、東側(簡単矢印)は砂浜になっている。
そこでも釣れるが、型数ともに今一歩。

ボート漂流 霧2

2006-11-29 | 船釣り関係
  
数百m走ったでしょうか。
1kmもまだ行っていなかったと思います。

360°真っ白です。
ホワイトアウト状態とでもいいますか、
完全に濃霧の中につっこんでしまっていました。
今まで見えていた太陽さえまったく見えません。

海の上でまっすぐに走ることが
こんなに難しいものだとは
思いませんでした。
三郎島の方へ帰ろうと
1,2分走ったところで
ギブアップ。
船の航行後の軌跡を
振り返って見てみると
蛇行しています。
ひょっとしたら
ぐるぐる回っていただけかも
しれません。


三郎はどこ????

このままでは、
ガソリンもつきてしまうと考え、
エンジンをとめます。
同行のEさん
(初めての渡船のときから
一緒に行っていますから
もうかれこれ
20年近いつきあいです。)
にも周囲に注意してもらい、
衝突の危険を回避します。

アンカーを入れることも考えましたが、
大型船が急に現れたらと
思うと入れるわけにもいきません。
打つ手なし、
もうどうにもなりません。



ひやひやの時間が
10分くらいたったでしょうか。

「Tさん、あそこ。」

Eさんが指さす方向を見ると
「おおっ。」
山の上部だけですが、ちょこっと見えます。
「よっしゃ。助かった。」

すぐエンジンをかけてその方向に向かいます。
次第に島全体も見えだして、そこが北木島で
あることが分かります。
近づくにつれて、今までの霧がうそのように
晴れてきました。

そのときの釣りが大漁だったかどうかは
全く覚えておりませんが、
その日以来、
絶対に霧の日は
無理をしなくなりました。

くわばらくわばら。

ボート漂流 霧1

2006-11-28 | 船釣り関係

昨日飛島へ行く船の中で霧を見ながら
昔の悪霧を思い出しました。

陸釣りするには全く困らないのですが、
(船で渡る場合は除きます。あくまで車で行く場合)
船にとって天敵なのがこの霧。
霧が出るということは、間違いなく無風の好条件なのですが、
いい天気の早朝にこれがあるからたまりません。

主に晩春と晩秋(雲海が見られる頃)に多いです。

そのときは春でした。
といってももう5月中旬ぐらいでしたから
初夏と言った方がいいかもしれません。

その日の早朝
家の近辺にも多少霧はあったのですが、
港についてみてびっくり。
視界が50mもありません。
せっかく早起きしてルンルン気分でいたのに・・・

たいていの釣り人は、
今日は釣れそうだ、釣れるかもしれない、
釣れたら・・・などと考えながら
釣り場へ着くまでが
ものすごく楽しい。
実際には釣れないことの方が
多いのにもかかわらず、
釣り人は
超楽天的に釣れると思っている。

まあ絶対釣れないと分かっていたら
だれも竿を出すはずがありませんが。

行きたい気持ちがリーチ状態で
待つのは苦しいものです。
しかし、待つしかありません。
午前5時半頃から
6時。
7時。
・・・

まだ霧は晴れません。
上空は薄いのか
30°近くまで上ってきた
太陽はお月さんのように
丸く見えます。
7時半。

「おっ三郎島が見えてきた。」
やっと出船できそうです。
さっそくエンジンをかけ港を出ます。
数分で三郎島の左側まできました。



ここで
一旦停止です。



その向こうにはまったく島が見えません。
普段なら真南に手島,
そこから右に小手島,かぶと,佐柳,真鍋,北木,白石と
見えるはずなのですが、全然見えません。

しかし、太陽の光は見えます。
今までの釣行から南西に行けば
目的地の北木島の南、野島鼻にいけるはず。
今の時間からしてこの角度で行けば大丈夫。
視界は500mはある、
・・・

よし、行ってみよう。




また明日・・・