この日ものんびりと出かけた、小柳囮店さんに着くと渋谷の社長がすでにみえていた、連日の釣行だ、前日の話だとこの日は来ないって言っていたようだったが…、皆で話し込んだ後仕度を済ませて川に入る、前日同様2つ目の砂止め上のチャラから始めた、すでに左岸に1人、右岸の私の入った場所の竿2本分位に1人のお客さんが入っていた、私はこの場所で少し辛抱しようと決めていたのでじっくり座り込んで手前から泳がす、10分位で良い感じの当たりが出た、最初の1匹は囮サイズの天然、その後も静かに、立たず掛かっての取り込みも座り込んだまま抜き野鮎を散らさないよう頑張ってチビが半数混じりながらも数をこなした、だが型に不満を持ち3時間位粘ったが諦め直ぐ上の瀬に移動、良い感じの強さだ、真ん中辺にテトラが沈んでいるが三角波が立つほど…、囮を付け芯にねじ込むと底に入った瞬間1発で掛かってくれた、まあまあのサイズだ、その後も芯を狙い数匹追加して今度は赤橋上のトーフが数個沈んでいる所を遣るも此処では反応無かったね、上の砂止め上流に行ったが流れが極端に細くなっていてチョッとやる気が失せたが砂止めの直ぐ上を泳がせて20cmクラスを掛けた所で下流に戻る、小屋前はこの日も一杯状態、しかも遣っているのは身内ばかり…、掛かっている様だった、それを横目にその下のチャラに入るも此処は水温が以上に高かった、ほんの少し遣ったが直ぐに止めて、2つ目の砂止め下の深場へ移動、流れの真ん中辺の馬の背になっている所に立ち左岸の辺地の沈んだテトラ周りを探る、此処も1発、真黄黄の良い奴がお出迎えしてくれた、掛けながら徐々に下流の深場へ、そんな時痛恨の根掛かり、そのまま気にせず泳いで深場に入り根掛かりを外しに入ったら…、何と腰に差したタモが…、柄の部分を上に出しながら流れていってしまったではないか、根掛かりしている竿を放すわけにはいかないのでまず急ぎ根掛かりを中ハリスから引っ張り切って流れに沿って下流へ泳ぎ行くもタモの姿は見えず…、10年以上も酒匂をメインと使ってきたタモ、酒匂にお疲れ様の散骨ならぬ…、って事で別れた、1㎜目だったので高価だったが使い込んでいたので小さな穴だらけだったしね、感謝の気持ちを持って酒匂に埋葬…、この時点でこの日は納竿とした、型にばらつきはあったもののそれなりだが数は出たしね、今、飯泉は熱いね。