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最後の旅を始めよう

-黒の英雄譚・零-

インターネット基礎論Ⅰ 003

2006年04月27日 | 大学ノート
インターネットは、現在PCだけのものではなくなってくる。

家電をケータイで操作する。これもインターネットの技術を使用して
実現するといわれている。


インターネットとは

≪Internet≫
固有名詞のインターネット。
ARPANET から発展した TCP/IP によるネットワーク間の相互接続。
The Internet や Internet と表記。

≪internet≫
普通名詞のインターネット。
単に「ネットワーク間の相互接続」を指す。
LAN 間接続、LAN-WAN 接続。

※「I」を大文字にするか、小文字にするかで、変わってくる。



プロトコル(protocol)
・情報機器間の通信を行うための通信手順・規約
 (人間同士の言葉に相当するもの)
・ネットワークに接続された機器がプロトコルを従って
 “異機種間”の通信が可能
・インターネットとは“TCP/IP”というプロトコルによって
 相互接続されたネットワーク


Internetのプロトコル
・TCP/IP (Transmission Control Protocol/ Internet Protocol)を採用
・デファクトスタンダード(実質的な世界標準)
 -誰かが認めた企画ではないが、誰もが使っている。
 -事実上の世界企画
・IPの特徴
 -コネクションレス(connectionless)通信、パケット交換方式
 -universal connectivity(あらゆるものをつなげる)
 -end to end (末端から末端の双方向コミュニケーション)

テレビや携帯電話などもIPとなりつつある。
IP使えばあらゆるものが繋がる。




パケット交換方式
(packet switching)

・データをある一定の大きさのパケットと呼ばれる単位に分割し、
 送信先などの情報を付加して伝送する方式。
 パケットが“ルータ”(経路制御装置、router)に蓄積され、
 最適な回線を選択して伝送される
・宛先の異なる複数のパケットが回線を共有。効率的に回線を使用。障害に強い。
 ネットワークは“インテリジェント端末”と“ルータ”で構成。高価な交換機は不要
・IPはパケット交換方式、1回線を複数人で共用。コネクションレス通信
・電話は非パケット交換方式、1回線を2人で使用。コネクション通信

パケット(Packet:名札つき小包)とは、
 デジタルデータを、細切れに分割変換しヘッダ(header、荷札)を付けて送り出す。
 その後、受信先で、ヘッダを元に、データを再構築する。



コネクションレス(connectionless)通信
データを授受する端末間に接続関係(コネクション)を設定しないで、宛先アドレスを明記したパケットを通信ネットワークを直接送る通信形態。パケットを授受の信頼性が弱い。IPなど。

コネクション(connection oriented)通信
通信開始時に、データを授受する端末間に接続関係を設定し、通信が終わるまでそのコネクションを保持する信頼性の高い通信形態。電話(通信回線を占有)



自動車や自動販売機などの機会も携帯電話を使うようになる時代がくる。


トリプルプレー ブロードバンドの複合サービス


インターネットは国際標準
・国際的に一定の拘束力をもつと認められた標準・規格・規則
 -デファクト(de facto)スタンダード
  国際機関による正式な取り決めではないが、市場占有率が高く実質上の標準
  ex. IP、Microsoft Windowsなど
 -デジュール(de jure)スタンダード  国際的な取り決めによって定められた規則、規格
  ex. 国際工業規格、国際会計基準




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コメント (4)
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