最後の旅を始めよう

-黒の英雄譚・零-

春の庭にいでて若菜摘み

2024年02月29日 | ツレズレ日記
今の季節は、若菜食べ放題で良いですよね。
うちの庭でも様々な若菜が摘めて食卓を彩ってくれます。


それでは、その中のいくつかを、ご紹介しましょう。



ハコベ
春の七草としても有名なだけあって、癖も無く非常に食べやすいです





ミチタネツケバナ
独特な香りがほのかにして、香味野菜としても優秀です





オランダミミナグサ
生で食べると細かい棘が舌に刺さるので注意
芽吹いたばかりの新芽をちゃんと火を通して食べると美味しく頂けます





ノゲシ
タンポポに似た苦みとゴボウに似た香りが楽しめます





ナガミヒナゲシ
毒があるそうですが、食べても特に問題なさそうでした
ただ、なんとなく、また食べたくなる魔力がありますね・・・





ヒメオドリコソウ
蜜が吸えるので有名な草ですが、新芽も普通に食べられます





シラホシムグラ
服にくっつくので有名な草ですが
西洋では古くから浄化のハーブとして使われていたそうです






「・・・全部、雑草じゃねーか!」

と思ったアナタ・・・




正解です!!




庭の雑草は夏になる前に
ある程度は除去しておかないと大変な事になりますからね。

草むしりと一緒に、食材も集まれば効率的です。
というわけで、雑草さん達は、すいとんに練り込んで食べさせて頂きました。



雑草と小麦粉とめんつゆだけで作れる超コスパ料理ですね。


あと雑草は、チャーハンにすると
特有の苦みや青臭さが気に成らなくて美味しく食べられる気がします。


※雑草を食べる際は、くれぐれも気を付けて自己責任でお願い致します。
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ChatGPTでゲームが作れるのか検証してみた

2024年02月27日 | ツレズレ日記

AI進化の目まぐるしい昨今ですが、
ChatGPTに頼むとゲームのプログラミングもしてくれるという事で
試しに、マインスイーパーを作ってみました。



↓成果物
マインスイーパー





JavaScriptが、全く分からないところからでも
ここまで出来るのですから凄いですね。

最初は、シンプルなものが作られて、
こちらが足したい機能を伝えるとそれを足していってくれるという感じで
本当に、優秀なプログラマーがアシスタントしてくれている感じでした。

あと、10年もしないうちに
企画書を投げたら、そのままゲームが出来上がってる日が来るかも知れませんね。




とはいえ、現状では、ある程度プログラムの知識があって、
ChatGPTが吐き出したものの内容をある程度把握出来ていないと
的確な指示が出来ないので、本当に何の知識も無い人だと厳しいかも知れませんね。

でも、逆にJavaScriptの勉強をしたい人であれば、
すごく効率的な学習方法な気かしますね。
何しているのか解らないコードは、ChatGPTにそのまま投げて質問すれば
丁寧に解説してくれるので、簡単に独学出来てしまいます。





・・・まあ、10年後には要らなくなっている知識かも知れませんが・・・


AI・・・怖ろしい子っ!
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キングオージャーに見る王様に必要な資質について

2024年02月25日 | ツレズレ日記
『王様戦隊キングオージャー』一年間お疲れさまでした。
特にCG班の皆様は本当に大変だったのではないかと思います。

異世界ブームの昨今ではありますが、
まさか特撮ヒーローでそれをやるとはかなりの挑戦だなとは思いましたが
無事に最終回を迎えられて何よりです。

制作前は、LEDウォールを使う事を押し出しておりましたが、
殆どグリーンバックを使用していた事を考えると
やはり、いろいろと難しかったのですかね?
良い感じのライティングが出来ないと、どうしても不自然な感じになってしまいまそうですからね。


さて、前置きが長くなってしまいましたが・・・

キングオージャーを最後まで観て感じたのは、
王様にとって最も必要な資質は「愛される力」だなと思いました。

どんなに強大な力を持ったダグデドであったとしても、
自分勝手な事ばかりしていると、民の反逆にあい最後には討ち滅ぼされてしまう。
歴史上の名立たる王達の最後も臣民に愛想をつかされたのが原因である事が多い様に思います。

逆にキングオージャー側の王様達は、
国民達からの「信頼」と「協力」があったおかげで
『超絶怒涛究極完全体キングオージャー』を作り出す事が出来た訳ですし、
その「信頼」と「協力」源泉こそ、
一年間、頑張ってきた事で得られた国民からの「愛」そのものだった様に思います。


思えば、「王様」なんてものは、
所詮は偶像崇拝の虚構に過ぎないものなのですよね。

ちょっと前に流行った、
ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』では
ホモ・サピエンスは「認知革命」によって「嘘」を信じる力を手に入れ
「協力」する事が出来る様になったとされておりますが、
この「嘘」は、宗教的な「神」とか「奇跡」だけではなく、
「国」だとか「権威」だとか「身分」といったものも含まれるのではないでしょうか。

「王様」というリーダーを皆が信じる事で、
多くの人間が協力して大きな力を使う事が出来る。

「会社」であれば「給金」で人を働かせますが、
「王様」は「この人の為に働きたい」という善意で働かせる訳ですから
それだけ多くの人々に、強く愛されなければ成り立たない
とんでもない職業なんだなと改めて感じました。

それが、たとえ偶像崇拝の虚構であったとしても
「国」というものを支える根源的な力は、人々の献身という
「愛」そのものだという事を、この作品から学びました。


もし、世界征服をしようという秘密結社の方は、
世界中に「愛される力」を求めてみるのは如何でしょうか。
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二人の才女

2024年02月15日 | ツレズレ日記

今期の大河ドラマ『光る君へ』第六回「二人の才女」にて、
遂に、紫式部と清少納言がエンカウントしましたね。

オープニングの出演で、
『ききょう役・ファーストサマーウイカ』と出たときには
「え?外人さんでも出るの?」・・・とか思いましたが・・・
清原元輔の娘(清少納言)が「ききょうと申します」と自己紹介していて
「お前かよっ!」と成りました。

どうやら、このウイカさんは、
元アイドルだった為、芸名が奇抜なだけで、生粋の日本人みたいです。

そんな感じで、清少納言の名前は「ききょう」という事で
紫式部同様にドラマオリジナルの名前を使う感じなのですね。

まぁ、「香子」も「諾子」も一説にしかすぎないので
ドラマオリジナルでいった方が、むしろ無難だという事なのでしょうか。


それはさておき、
「実際の清少納言なら漢詩の会なんて絶対に参加しないでしょ。」
と思いながら見ていました。

いくら漢詩が好きとはいえ、顔出しで人前に出られるような人では無いですし、
興味があったとしても、御簾の隙間から垣間見るくらいが関の山でしょう。

逆に、清原元輔は、凄いそれっぽい感じでしたね。
娘を諫める様とか、実際の元輔も同じ感じだったのではないかと思わせる解像度の高さでした。

この『漢詩の会』自体は、
道隆・道長兄弟を始め、公任、斉信、行成、とオールスターそろい踏みで
枕草子ファンには、たまらないシチュエーションで、
この贅沢な画を撮りたいのであれば、まあ、性格の解釈違いも致し方無いかも知れませんね。



あとは、この作品でも、
「紫式部と清少納言は仲が悪い」という設定なのですかね?

紫式部日記のせいで、すっかり不仲が定説みたいになっておりますが、
実際の二人は、もっと仲が良かったのではないかと、私はにらんでおります。

紫式部日記では、以下の様に書かれておりますが…

”””
清少納言こそ、したり顔にいみじうはべりける人。
さばかりさかしだち、真名書き散らしてはべるほども、
よく見れば、まだいと足らぬこと多かり。
かく、人に異ならむと思ひ好める人は、かならず見劣りし、
行末うたてのみはべれば、艶になりぬる人は、いとすごうすずろなる折も、
もののあはれにすすみ、をかしきことも見過ぐさぬほどに、
おのづからさるまじくあだなるさまにもなるにはべるべし。
そのあだになりぬる人の果て、いかでかはよくはべらむ。
”””

本心というよりは、世間ウケを気にした様な内容ですし、
その中にも清少納言の漢字の知識や機知に富んだ言動を認めており
憧れすら持っていたのではないかと思わせるふしが見てとれる様に感じます。

「得意げに漢字なんて使っちゃって!」と言いながらも、
自分も源氏物語を漢字を使って書いている訳ですから、
恐らく本心からの言葉では無いと感じます。

清少納言は、道長陣営と仲が良かった様ですし、
それによって嫌がらせされて、実家に引きこもっていた事を考えると
紫式部もまた、自衛の為に、この日記を書いたのではないかと思います。

逆に言えば、
そんなふうに仲が悪いアピールをしないといけないくらいには、交流があったのではないでしょうか
歳も近く、稀代のインテリオタクどうしですから自ずと気が会うのは普通だと思います。

紫式部日記の行間からは、
清少納言の「女らしさ」というステレオタイプに縛られず、
男とも対等に渡り合う姿に憧れる気持ちが読み取れる様な気がします。
幸薄代表みたいな紫式部から見たら、
派手好きな清少納言は、輝いて見えていたとしても、おかしくないでしょう。



あと、紫式部はレズビアンの気もあった様ですので、
そっちの方向での憧れもあったかも知れませんね。。。




ちなみに、
光る君へに出てきた衣装っぽくアレンジしたらこうなりました。




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