昨今、日本に未来は無いとか、オワコンなどと言われ、
今後この日本がどうしたら盛り返せるのかという議論が日夜交わされておりますが、
私に言わせれば、皆さん複雑に考え過ぎだと思います。
細かいディテールを気にし過ぎると全体の形は見えなくなりがちです。
ならば、物事をもっとシンプルかつ記号的に捉える事で
対策の良し悪しを簡単に明示する事が出来る様になります。
具体的には、
【生産】を増やして【搾取】を減らせば良いのです。
これだけだと「どういうこと!?」と混乱する人が続出すると思いますので
懇切丁寧に説明させて頂きます。
まず、基本理念として、
人間の行いは、主に二つのカテゴリーに分ける事が出来ます。
一つは【生産】、もう一つは【搾取】です。
そして、
【生産】には、プラスの力が在り、世の中を豊かにする方向へと向かわせます。
逆に、
【搾取】には、マイナスの力が在り、世の中を衰退させる方向へと向かわせます。
何故そうなるのかと言えば、
仕組みは簡単で【生産】はプラスサムであり、【搾取】はマイナスサムだからです。
例えば、
人を褒める事は、【生産】属性と成る訳ですが、
これは、相手を良い気分にするというプラスの感情を生み出しており、
更に、自分の評価も上げる事になるので、少しだけ世の中を豊かにしたと言えます。
それに対し、
人を貶す事は、【搾取】属性と成ります。
もう、お分かりかとは思いますが、褒める時とは逆に
相手の気分を害し気分を損ねた上で自分の評価も下げるので少しだけ世の中を衰退させた訳です。
つまり、全ての行いに対して
【生産】と【搾取】どちらのカテゴリーに属しているのかを考え、
【生産】カテゴリーに属する事を積極的に行えば良いのです。
そう考えると、
よく「国がちゃんとしないからいけないんだ」と文句を言う人が居ますが、
これが如何に的外れな行動であるかお分かり頂けるかと思います。
残念ながら行政には【生産】は出来ません。
行政の主な仕事は『税金の取り立て』と『取締り』なので
国に仕事をさせるという事は、
【搾取】カテゴリーの行いをいたずらに増やすだけと成る訳です。
「だったら、行政ってなんで存在しているの?」
と思われる方も居られると存じますが、
実は、面白い事に
【搾取】カテゴリーのものに【搾取】をぶつける事で
これを衰退させる事が出来るのです。
例えば、
盗みや暴力といった過度な【搾取】カテゴリーの行いに対して
法律で犯罪であると定義し取り締まる事で抑制できるといった感じです。
こうして行政は社会の安定を実現している訳です。
この様に【生産・搾取】理論で考えると、
国政は、衰退を避ける行動は出来ても、豊かにする行動はとれないのだと分かりますよね。
「じゃあ、生産が出来るヤツは誰なんだよ?」
という疑問を持たれるかと思いますが、
それが出来るのは、まぎれもない、アナタ自身です。
何かを作る仕事をしていれば、それがもうそのまま【生産】ですし、
勉強や調べものをして知識を増やしたりするのも【生産】カテゴリーの行動です。
なんなら、出会った人に挨拶するだけでも【生産】と言えるでしょう。
つまり、これからの日本を良くする為には
一人一人が、【搾取】カテゴリーの行動を控え、
【生産】カテゴリーの行動を積極的に行っていけば良いわけです。
そうすれば、日本は必ず盛り返せるでしょう。
すごく身も蓋もない言い方ではありますが、
日本衰退の原因の一つとして
「日本人が国に無駄に期待して、国が無駄に頑張ってしまった」
事にあると考えられます。
消費税の増税なんかも、
この「生産・搾取」理論で考えれば、
【生産】カテゴリーの消費に、【搾取】カテゴリーの税金をぶつける訳ですから
これが、いかに悪手であるか分かりますよね。
それであれば、
消費税を減額するためのクラウドファンディングみたいなものを立ち上げて、
集まった額だけ消費税が減額されるシステムを導入する方がよっぽど良いでしょう。
寄付者は、世の為人の為にお金が使えて嬉しい。
政府は収入が増えて嬉しい。
その上、消費が抑制されずに経済が活発化して、
三方良しの得策になると思います。
ちなみに、
“消費”と“生産”は対極にあるという認識が一般的かと思いますが
【生産・搾取】理論で考えた場合は【生産】カテゴリーに含まれます。
消費は人間の満足を生み出しているという考え方です。
例えば、パンを食べて消費した場合、
パンは存在しなくなりますが、その代わりに食べた人は命を長らえる事が出来ます。
そうすれば、その人は長らえた命で、生産的な行動を行い
社会の前進に寄与する事が出来るでしょう。
ただし、この消費行動も
物を法外な値段で売り付けたり、安く買い叩いたりしてしまうと
【搾取】カテゴリーと成ってしまうので注意が必要です。
お互い思いやりをもって「有難う」と言い合える取引が良いですね。
今後この日本がどうしたら盛り返せるのかという議論が日夜交わされておりますが、
私に言わせれば、皆さん複雑に考え過ぎだと思います。
細かいディテールを気にし過ぎると全体の形は見えなくなりがちです。
ならば、物事をもっとシンプルかつ記号的に捉える事で
対策の良し悪しを簡単に明示する事が出来る様になります。
具体的には、
【生産】を増やして【搾取】を減らせば良いのです。
これだけだと「どういうこと!?」と混乱する人が続出すると思いますので
懇切丁寧に説明させて頂きます。
まず、基本理念として、
人間の行いは、主に二つのカテゴリーに分ける事が出来ます。
一つは【生産】、もう一つは【搾取】です。
そして、
【生産】には、プラスの力が在り、世の中を豊かにする方向へと向かわせます。
逆に、
【搾取】には、マイナスの力が在り、世の中を衰退させる方向へと向かわせます。
何故そうなるのかと言えば、
仕組みは簡単で【生産】はプラスサムであり、【搾取】はマイナスサムだからです。
例えば、
人を褒める事は、【生産】属性と成る訳ですが、
これは、相手を良い気分にするというプラスの感情を生み出しており、
更に、自分の評価も上げる事になるので、少しだけ世の中を豊かにしたと言えます。
それに対し、
人を貶す事は、【搾取】属性と成ります。
もう、お分かりかとは思いますが、褒める時とは逆に
相手の気分を害し気分を損ねた上で自分の評価も下げるので少しだけ世の中を衰退させた訳です。
つまり、全ての行いに対して
【生産】と【搾取】どちらのカテゴリーに属しているのかを考え、
【生産】カテゴリーに属する事を積極的に行えば良いのです。
そう考えると、
よく「国がちゃんとしないからいけないんだ」と文句を言う人が居ますが、
これが如何に的外れな行動であるかお分かり頂けるかと思います。
残念ながら行政には【生産】は出来ません。
行政の主な仕事は『税金の取り立て』と『取締り』なので
国に仕事をさせるという事は、
【搾取】カテゴリーの行いをいたずらに増やすだけと成る訳です。
「だったら、行政ってなんで存在しているの?」
と思われる方も居られると存じますが、
実は、面白い事に
【搾取】カテゴリーのものに【搾取】をぶつける事で
これを衰退させる事が出来るのです。
例えば、
盗みや暴力といった過度な【搾取】カテゴリーの行いに対して
法律で犯罪であると定義し取り締まる事で抑制できるといった感じです。
こうして行政は社会の安定を実現している訳です。
この様に【生産・搾取】理論で考えると、
国政は、衰退を避ける行動は出来ても、豊かにする行動はとれないのだと分かりますよね。
「じゃあ、生産が出来るヤツは誰なんだよ?」
という疑問を持たれるかと思いますが、
それが出来るのは、まぎれもない、アナタ自身です。
何かを作る仕事をしていれば、それがもうそのまま【生産】ですし、
勉強や調べものをして知識を増やしたりするのも【生産】カテゴリーの行動です。
なんなら、出会った人に挨拶するだけでも【生産】と言えるでしょう。
つまり、これからの日本を良くする為には
一人一人が、【搾取】カテゴリーの行動を控え、
【生産】カテゴリーの行動を積極的に行っていけば良いわけです。
そうすれば、日本は必ず盛り返せるでしょう。
すごく身も蓋もない言い方ではありますが、
日本衰退の原因の一つとして
「日本人が国に無駄に期待して、国が無駄に頑張ってしまった」
事にあると考えられます。
消費税の増税なんかも、
この「生産・搾取」理論で考えれば、
【生産】カテゴリーの消費に、【搾取】カテゴリーの税金をぶつける訳ですから
これが、いかに悪手であるか分かりますよね。
それであれば、
消費税を減額するためのクラウドファンディングみたいなものを立ち上げて、
集まった額だけ消費税が減額されるシステムを導入する方がよっぽど良いでしょう。
寄付者は、世の為人の為にお金が使えて嬉しい。
政府は収入が増えて嬉しい。
その上、消費が抑制されずに経済が活発化して、
三方良しの得策になると思います。
ちなみに、
“消費”と“生産”は対極にあるという認識が一般的かと思いますが
【生産・搾取】理論で考えた場合は【生産】カテゴリーに含まれます。
消費は人間の満足を生み出しているという考え方です。
例えば、パンを食べて消費した場合、
パンは存在しなくなりますが、その代わりに食べた人は命を長らえる事が出来ます。
そうすれば、その人は長らえた命で、生産的な行動を行い
社会の前進に寄与する事が出来るでしょう。
ただし、この消費行動も
物を法外な値段で売り付けたり、安く買い叩いたりしてしまうと
【搾取】カテゴリーと成ってしまうので注意が必要です。
お互い思いやりをもって「有難う」と言い合える取引が良いですね。