西村修 死去

プロレスラーであり文京区議員である西村修が
食道癌で亡くなったというニュースが入りました。
昔は抵抗した抗癌剤の2クール目へ向け順調な事を
本人が語っていたので、ショックというか残念で。

ある意味、感情移入してしまうんです。
同世代、同じ年に病気となり一般社会から離脱
西村は信念を持ち、東洋医学やヨガなどで1度目の癌を克服
悟りを開いた様に、上司であった長州力の「ラリアットプロレス」に
反発、対抗する様に60〜80年代のクラシカルレスリングへ。
その頑固さと、魅せるプロレスに時流の派手さは無くとも
一つの技に重みを持たせ魅せるプロレスは
当時、凋落していたプロレス界の中で見る嬉しいプロレスでした。
ヒロマツダ、ドリーファンクジュニアに弟子入りし
ホント、ドリーの様なプロレス感でした。




上司の長州を徹底的に嫌う頑固者(長州も凄まじい頑固者だけど)
そして師匠の藤波とも絶縁に。
最後迄、会う事は出来なかったけど
絶縁していた藤波の最期の優しさに感謝したそうな。

若手の頃から知っていた選手、
共に闘った気持ちを少し持っております。
幼いお子さんを残し旅立つ無念さを思うと。

同世代の現実的な若い死に何とも気持ちを表せません。

ご冥福をお祈りします。