そして夜も更け、いよいよオレが台湾で一番楽しみにしていたと言っても過言ではない夜市へと繰り出します
一歩細道に入ると、そこには台北で最大規模の夜市である士林夜市(スーリン・イェスー)がひたすら広がっています
…念のために書いておきますが、この日は平日です…祝日でも何でもなく、普通の火曜日の夜です
なのにこの人出…夕方になるとどこからともなく屋台が出現し、25:00頃までこうして商店街を埋め尽くすのだそうですが…
店は洋服、アクセサリー、カバン、コスメ、おもちゃ、DVD、そして種々雑多な食べ物…もう何でもありです
そして何より驚かされるのが、こうした夜市が一年365日、毎晩開催されているという事実です
毎晩ですよ?日本での縁日を何倍も大規模にしたようなこの喧騒を毎晩毎晩、1日も休まずにやってるんですよ!?(しかも士林以外の場所でも夜市はいくつも開催されてるワケで)
…店側もお客さん側も、台湾人のこの底無しのパワーは一体どこから湧いてくるのやらw
とりあえず夜市の入り口付近で売っていたよくわからないけど火の通ってそうなお菓子を買い、食べ歩きしながらイロイロと見てまわりました
そして飲み物は近くの屋台で適当に、この冬瓜茶(トゥクワンチャ)というものを選んで買ってみたんですが、恐る恐る飲んでみてびっくりしました
”この飲み物知ってる!…メチャ懐かしい!”
…オレは昔、小学生の頃に父親の仕事の都合でマレーシアに何年か住んでたことがあるんですが、その頃に好きでよく飲んでた飲み物でした
ただ小学生の頃の事なので、この飲み物の名前が全然記憶に無くて…そうか、コレは冬瓜茶という飲み物だったのか…
肉や海鮮の串焼きとかを売ってる屋台にもそそられたんですが、ちゃんとした食事を摂ろうということで、台湾でポピュラーな国民食である牛肉麺(ニウロウミェン)を食べることに
奥の、如何にもなテーブルに通されて、牛肉麺を注文…どうやらおばちゃんにはオレの適当な中国語でも通じた様子でホッと一息w
周囲のテーブルについてるのは観光客風ではなくて、地元の人たちばかりのような…観光客はあまりこうした屋台では食べないのが普通なんかな?、とオレの中で弱気の虫が騒ぎ始めますが、もう注文しちゃったし、まあいいやw
味は…うん、牛肉のダシがよく出てて美味い…でもちょっと物足りないかな?…と思ってたら、おばちゃんが何か容器を出してくれました
なんだろうコレ…暗くてよくわからん…でもとにかく入れてみるか、と試しにスプーンで容器の中身をすくって麺に入れてみたら、いきなり美味さが倍増!
でも辛っ!美味いけど辛い!コレってひょっとして…とフラッシュをつけて撮影してみたら…
唐辛子のガンガン入ったこの謎の調味料(?)によって、ちょっとボヤけてた味が一気にパンチの効いた味に変貌!
おかげでスープも全て飲み干し、まさに完食してしまいました…いやあ、非常に美味かったです!
そして食後、店のおばちゃんに”好吃!(ハオツー=おいしい)”と頑張って覚えたての中国語で声をかけたら、”オイシイネ!”とニッコリ日本語で返されましたw…台湾の夜市、最高です
おまけ:
夜市の奥の方にあったこの店で、日本のとあるTVシリーズのDVDBOXを買いました
シーズン1~3+α…日本で普通に新品を買えば5~6万円は軽くかかる分量でしたが、値段はわずか4千円w
いやだなあ、海賊版とかじゃないですよ(…多分w)
8月16日・烏来編に続く…
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