北海道大学の前身である札幌農学校の演舞場として、
初代教頭のクラーク博士の構想に基づき、明治11年に
建設。
建物は開拓期のアメリカの建築様式を取り入れた、簡素で
実用的な木造建築。
入学式や卒業式など農学校の中央講堂として使用された。
1階展示室には時計台の歴史に関する様々な展示物が
あります。
2階ホールは、現在でも音楽会、講演会など
市民に貸し出されております。
壇上正面の展示物は、札幌農学校当時に使用
されていた「五陵星アーチ」を再現したものです。
時計台の時計装置は、演舞場完成の3年後
明治14年据え付けられました。
以来、現在まで130年間、オモリを吊るすワイヤー
以外の部品は、一切変えることなく当時のまま、
正確に時を刻み鐘の音を響かせています。
日本最古の塔時計。
開拓使時代の食生活の一端を物語るものとして、
農学校教師ブルックス着任の際の晩さん会の
献立を展示しています。
鹿、白鳥の肉料理やコーヒー、パン、アイスクリームなど
本格的な洋食料理と言えます。
札幌市時計台は多くの歌に登場し親しまれています。
「ボーイズ・ビー・アンビシャス」で有名な
クラーク博士の構想により演舞場が建築
されました。
あなたも大志をいだいていますか?