坐花酔月 徒然日記

 「花咲く処に腰を下ろし 月を眺めて酒を楽しむ」 この一年、どんな年になるのか。

湯田川温泉 九兵衛旅館で新年会

2008-01-12 13:47:21 | 徒然日記
 湯田川といえば鶴岡の奥座敷とも呼ばれ、昔から湯治場として発展してきた温泉街。そこの九兵衛(くへい)旅館で、職場の茶道倶楽部の新年会が行われた。
 亀の井のくどき上手純米吟醸酒を差入に持ち、午後6時半頃到着した。さっそく浴衣に着替えて風呂場[写真:露天風呂付山の湯]に直行。伝統の少々ぬるめでゆっくりとリラックスできる温泉に浸り、和風家屋の軒下の露天風呂では黒竹の庭を眺め、竹垣越しから冬の冷たい雨まじりの風が気持ちよかった。
 そして宴会。料理がまた旨い。純米吟醸の少々酸味のあるスッキリした味にとてもよく合う。「男どもの宴会では呑むばっかりで、こんなに喰わねぇよなぁ。」等と話しながら堪能した。仲居さんにもちょっかいを出し、楽しい話で盛り上がった。

 晩の献立は、
   
 一、手造りごま豆腐
 一、前菜 ふきの南蛮味噌がけ、あさつき岩のり、カニごま酢
    
 一、お造り 鯛、活生だこ 
 ※つまの大根の造りも食べてしまった。仲居さん「リンゴのようにたべてますね~」。ちなみに「つま」とは、主になる素材の見た目や味を引き立てたり、口の中をさっぱりさせる効果があり、漢字で書くなら「妻」(または当て字で具)で、主人を立て、内助の功に励む…まさによくできた妻という事だそうだ。
 一、板長おまかせ握り寿し 鱈昆布〆、ぼたん海老、本鮪
 一、鰤の照り焼き
 一、あなごのかぶら蒸し
 一、羽黒豚の西京焼き、アップルサラダ添え
 一、鱈の子めし
 一、寒鱈汁
 一、香物 温海かぶ、青菜
 一、自家製デザート 木苺あいす、きなこぷりん
                         以上
 パンフレットから料理長の一言を抜粋すると、「庄内の郷土料理はシンプルな食べ方が多いので、凝った創作料理は数品にとどめ、素材のよさを生かした料理を出している。」との事。確かに旨かった。
 部屋に戻り、二次会。缶ビール、缶カクテル等で盛り上がった。が仕事の話題になり盛下がり閉会。やはり宴会で仕事の話はKYということか。

 朝の献立は、
   
 一、れんこんのきんぴら
 一、黒森産ほうれん草
 一、だし巻き玉子
 一、いかの刺身
 一、焼き物 寒鯖
 一、自家製豆腐
 一、羽黒産コシヒカリ九分つき米
 一、なめこ汁
 一、香物 梅干、きざみ野菜、きゅうり
 一、自家製デザート ※名前を忘れたがヨーグルトにブルーベリーが乗ってるやつ。 以上

 朝から御飯を二杯半、上記おかずを全て食べて腹いっぱいになった。これまた旨かった。そして温泉に入り、ロビーでコーヒーをいただき、11時前に解散。年に何回か、こんな心も身体もリフレッシュできる機会は必要だなぁ。茶道倶楽部の皆さんに感謝。
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