動画で 山歩き & 街歩き

動画を交えて、初心者山歩きと東京街歩きの様子、その他を記録

丹沢・大山(1252m)登山

2010-12-23 | 初心者山歩き
↑大山8合目の富士見台(1060m)から見た富士山。
 富士山の右に見えるのは丹沢・三ノ塔(1205m)。


先週12月18日(土)、
神奈川県丹沢山塊の東端にある大山(1252m)に登ってきました。
今回はガイドブックを見ながらの個人登山です。

大山は古くから雨乞いの山として信仰され、「大山詣で」として信仰登山が行われてきたとのことです。
登山口は阿夫利神社下社にあり、山頂に阿夫利神社本社があります。
現在はケーブルカーで阿夫利神社下社まで行けます。


・アクセス:小田急・伊勢原駅→神奈川中央交通バスで大山ケーブルバス停まで→
 大山ケーブルカーで阿夫利神社駅まで
・登山ルート 
 登り:阿夫利神社下社→富士見台→阿夫利神社本社(山頂)
 下り:阿夫利神社本社(山頂)→見晴台→阿夫利神社下社→女坂→大山ケーブルバス停
・標高差: 登り:約650m 下り:約920m
・総行動時間:約6時間
・天候:晴れ

今回は、登りはケーブルカーを利用しましたが、下りは標高差900mを経験したかったので、
徒歩でバス停まで下りました。

登山ルートマップ
←クリックで拡大表示
(赤い点線:登山ルート 青い点線:下山ルート)

大山ケーブルカー (標高400m←→768mの間を運行)


阿夫利神社下社 (登山口)


登山道

登山道は前回の筑波山と同様に岩がゴロゴロしており、急傾斜が登山口から山頂までずっと続きます。
息をつけるなだらかな部分が少なく、息を切らせながら登りました。
他の登山者もハァハァ言いながら登っていました。

阿夫利神社本社 (山頂)


大山山頂標識


山頂で腹ごしらえをしていたら、やけに手がかじかむので、温度計を見てみたら、-2℃でした。
標高が結構高いので、気温が低いのですね。
登山道の霜柱も日が当たらないところは残っていました。


下山は、足試しのために、ケーブルカーを使用せず女坂を歩きました。
女坂という名から緩やかな傾斜かと思いきや、きつい階段が長く続き、かなり疲れてバス停までたどり着きました。
富士登山のためにはもっと身体を鍛える必要がありそうです。

[ハイビジョン動画]
丹沢・大山登山 2010.12.18
←クリックでYouTubeに跳び動画再生します

筑波山(877m)登山

2010-12-07 | 初心者山歩き
↑バスの車窓から見た筑波山
(向かって左が男体山、右が女体山、両者を併せて筑波山。中央の鞍部が美幸が原。)


先日、日本百名山のひとつ、筑波山(877m, 茨城県)に登ってきました。
今回は登山スクールのカリキュラムではなく、通常のツアー登山に参加したものです。

・登山ルート:筑波山神社→美幸が原→男体山→美幸が原→女体山→弁慶七戻石ほか→筑波山神社
・標高差:約600m
 (男体山に登った後、約100m下ってから、女体山に登るため、実質標高差は約700m)
・歩行時間:約5時間
・天候:晴れ


登山開始地点の筑波山神社


筑波山神社の脇でガマの油売りの口上をしていました。
団体行動中のため動画撮影できず。
 ←クリックで拡大表示(以下も同様)

登山道は岩がゴロゴロころがっており険しいです。
高尾山は岩があまりないですが、こちらは岩がゴロゴロしています。
登山道の整備状況は良く、階段が整備されている部分もありました。


ケーブルカーが登山道と並行して走っており、私達を追い抜いて行きました。


美幸が原(男体山と女体山の間にある峠)

ここから、まず男体山に登り、再びここに戻って、女体山に登ります。

男体山山頂(標高870m)


女体山山頂(標高877m)


女体山から、登山時とは別のルートで下山します。

筑波山は火山ではなく、花こう岩の岩盤が隆起して出来た山とのことで、
奇岩、奇石が多く存在します。その一部を以下に紹介します。

左:ガマ石 中:大仏岩 右:出船入船
  

母の胎内くぐり
 岩の洞窟の中へ入れます。

弁慶七戻石
 上の石が落ちそうで、弁慶が下を通る際に7度躊躇したといわれる。

筑波山は、頂上近くまでケーブルカーとロープウェイが運行しており、
登山道もよく整備されていて、一般登山者や観光客も多かったです。
茨城県版の高尾山という感じの山でした。

今回の登山は標高差実質700mを約5時間で歩きました。
今までの登山スクールの山行は標高差500mを5時間で歩くペースでしたので、
今回はかなりハイペースです。
特に下山は1時間歩いて、5分休憩(立った状態で)、1時間歩いて登山口へ帰着と
かなりの強行軍。

今回、標高差700mを経験して少し自信がつきましたが、富士山はこんなものではないので、
さらに体力をつけなければなりません。来年、富士山に登れたらいいなぁ。