2019年11月5日 日々の映像
日本の年金、世界格付け37か国中31位の最低クラス
日本の年金、世界格付けが、37か国中31位の最低クラスであることを初めて知る。
報道から要点を引用。
米国のコンサルティングファームであるモナッシュ金融研究センターは、今年もグローバル年金指数ランキングを発表しています。
日本の格付けは昨年と変わらないグレードで、世界37か国の比較でいいますと37か国中31位です。
1位:オランダ
2位:デンマーク
3位:オーストラリア
4位:フィンランド
5位:スウェーデン
と北欧諸国が上位を独占する中にあって、相当劣化が伝えられる米国でも16位です。
日本はというと「Dクラス」で、主要国の中でも最下位クラスを今年も彷徨っています。
ちなみに「Dクラス」と言いますと、アルゼンチン・中国・インド・韓国・メキシコ・フィリピン・タイ・トルコで、最下位のEクラスは存在しません。
評価視点は3つ
このコンサルティングファーム・マーサーの年金評価の指標は、次の3つになります。
1)国民の資産の充実度(40%)
老後への備え、預貯金や持家などの資産状況、福利厚生、税制面の補助等に関する評価
2)年金制度の持続可能性(35%)
年金基金の資産状況、人口動態、政府の負債、国の経済成長の見通し等
3)規制など制度面全体の誠実度(25%)
監督規制、ガバナンス、制度運用コスト等
この3つの視点は非常にわかりやすいもので、どれをとっても日本の年金制度がダメなのは結果を見なくてもだいたい想像のつくものです。
引用終わり。
国民の資産の充実度・・・企業が栄えて国民は貧しい人が多い・・・これが世界格付け37か国中31位の最低クラスになる主たる理由のようです。
日本の年金、世界格付け37か国中31位の最低クラス。若者の未納が止まらず窮地=今市太郎
https://www.mag2.com/p/money/808997