ルアー解体新書 1 ～釣れるスピナーベイトとは～

任務：1 スピナーベイトを解剖してみる…


スピナーベイトと言うルアーはいくつかのルアーを組み合わせたコンビネーションルアーです

今回はこのルアーを解剖してみたいと思います

1.ヘッド
飛ばす為のウェイトであると同時に遊泳姿勢を保つバランサーでもあります

2.ブレード
浮揚板及び集魚板
重いヘッドを浮かせると同時に小魚の様なフラッシングで魚を誘います
更に水流による音でも魚を誘います

3.ワイヤー
ヘッドとブレードを繋ぎコンビネーションルアーを成立させる重要なパーツ
ワイヤー長や太さ及び角度の変更によりバイブレーション増強等の様々な演出もできます

4.スカート
ハードでは不可能な生の質感を再生する漁具的食わせ部分

以上の点からそれぞれのパートがその役割を最大限に生かしているスピナーベイトが相対的に釣れるスピナーベイトと言えます

良く飛び良く動き良く光るモノを選ぶ事が重要です

更に分かりやすい選択肢がスカートのボリューム

スカートのボリュームが多いとバイブレーションが死ぬと言った事は昔から良く言われています
でもその理由が語られる事は少ない

理由は簡単な物理的な事でボリュームが多いとお互いのスカートの動くスペースが無く「塊」になると同時に抵抗となってしまうからです

反対にスカスカなスカートは動くスペースが有ると同時に抵抗も少ない為全体のバイブレーションも損なわずそれ自体も良く動きます


良く飛びブルブルっと良く動くスピナーベイトを入手したら迷わず引き続けて下さい

お魚型をしていなくてもきっと入れ食いを体感する事が出来ると思います…



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