ルアー多様性

ボクの作っているルアーはいわゆる実戦至上主義の理詰めで色気の無いシリアス路線だが、ルアーには様々なタイプがある

それこそキャラクター路線からディテールに拘った超リアル路線や、ハンドメイドならではのアート的な美しさも加えたトップウォーター路線

それこそ開けてしまったパンドラの箱の如く多種多様である

一見無造作に広がっているように見えるがどのジャンルも絶対的な世界観と理論を持っていて素晴らしい

中にはキャラクター路線でも実戦至上主義の「羊の皮を被った狼」があったり、リアル路線でも実戦最優先の「狼の皮を被った兵器」があったり…

全く単一的な視点では割り出せない素晴らしく深い世界

ホントにスゴいルアーも多い

ボク自身も実は熱狂的なルアーコレクターでもあるので(笑)様々な選択肢があるのは非常に有難い

何故ならどれか一つの路線しか無かったら単一的でつまらないし選んだり集める喜びもないからである

ボックスに様々なジャンルの色とりどりのルアーが並んでいるのを眺めるのも、実に楽しい一時ではないか…

こう考えるとルアーと言う媒体は実に多様性に富んでいる世界だと思う

「釣って楽しむ」…「見て楽しむ」…「集めて楽しむ」…「作って楽しむ」…何故食うか「魚類学を楽しむ」…そして「自然を楽しむ」…まだまだ拡がる多様性……

たまに考えるのですがこんなに多角的に楽しめるモノって他にはあまり例が無いのでは…？と思う


だからこそ飽きずに続けているし、今後も拡がり続けるであろうこのルアーと言う「生態系」に携われて「ホントに良かったな」…と思ったりします…




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