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スピナーベイト攻略編 12 総括... 【エピローグ】

2012-11-15 22:48:58 | 釣り文庫

STRATEGY-12:THE END...

「スピナーベイト攻略編」 総括的エピローグ...



さて今回は最終章として、今までのスピナーベイト攻略編シリーズを、総括的にまとめたいと思います


入門書としてここだけ見てスタートしてもOKだと思います


そして各理由及び、新事実や新メソッド等、より深く知りたい方及び上級者の方は、気になる各項目にバックして下さい...








ACT-1:プロローグ



まず初めにスピナーベイトの必要性と攻略利点

スピナーベイト攻略にあたり、その必然性と言う外せない要因でしたね

通常ルアーのオープンウォーターだけでなく、スピナーベイトにしか出来ないカバーエリアも徹底的に攻められる!


これが現在に於いても、スピナーベイトが変わらず最前線で「パイロットルアー」として使われる理由です...




ACT-2:適合タックル



ここではスピナーベイトに特化して各タックルの適合性を考えてきました

これをベースに、スピナーベイテイングをより快適にドライブ及びゲット遂行出来る、自分だけのタックルシステムを完成する手助けになれば幸いです...



ACT-2-2:適合ロッド



適合ロッドに関しては「向こう合わせ」の「乗せの釣り」に適した柔軟な弾力がある高弾性のモノ


コレには、スピナーベイトの「最大の楽しみ」でもある、「引きを楽しむ」要素も含まれています

そして、巨大なシングルフックを貫ききれる、バットパワーも重要です

オススメは高弾性素材のミディアムライトのレギュラーテーパーのバスロッド

どれか一本を選ぶとしたらコレでしょうね


コレを中心に、各ウェイトに合わせて揃えれば間違いないと思います...



ACT-2-3:適合リール



適合リールはそのダイレクトで強く滑らかなリトリーブ感から、ベイトリールがベストです

その、タックル全体の「一体感」をも上げてしまうフィーリングはベイトリールの「持ち味」とも言えるでしょう

勿論、どうしてもスピニングという方は、最近の非常に滑らかになったモノを使っても全然いけます


しかしより「最適」を追求したベイトリールであれば、人体工学的な動きを分散する、滑らかな機械的な巻き上げ感を可能にするハイギアなリール

一般的な小径スプールなら1:6~7、リョウガ・クラスの大径スプールなら1:5~6くらいが基本だと思います


コレらのデータをベースに、自分が使いやすいリールを見つけるといいと思います...



ACT-2-4:適合ライン



ここではスピナーベイトに特化した、適合ラインについて色々考えてきました


適合ラインに関してはやっぱり伸びの良いナイロン

これは掛かった瞬間の伸び縮みによる口に吸い付くような外れにくさ

そしてこれはファイティング時にも及び、ジャンプやヘッドシェイクによる、ターゲットの「外し」行為にも非常に有効に作用します

カラーに関しては透明

ハリスが透明なように、ここは餌釣り的に、より「ターゲットの警戒心」を「和らげます」


以上の点から、使用スピナーベイトを投げきれる範囲内で、より細い透明なナイロンがベストだと思います...





ACT-3:各エリアの攻め方



ここでは、独自に編み出した新メソッドも絡めて、スピナーベイトの特性を生かした各エリアの攻め方を解説しました

スピナーベイトの特性を活かして、各エリアを漏らさず攻略していきましょう




ACT-3-2:オープンウォーター攻略



オープンウォーターではカウントダウンを利用して「全域、全レンジを攻略可能」と言う「優れた特性」を有しています

これにより、射程圏の魚がいると想定される全てを漏らさず、しかもスピーディーに攻めることが可能です


ここで出来るだけ捕れるモノは漏らさず捕っておきます



ACT-3-3:カバー攻略



ここは、ハードルアー及びファーストムービングではほぼ、スピナーベイトの独断上です

複雑なカバーを見極め潜んでいるターゲットを迎撃します

ただ闇雲に攻めるだけでなく、バスやターゲットの潜んでいそうな所を、カバーの薄い部分を縫うように攻略していきます


攻めやすい、人間の都合のいい所ばかりに魚はいない



それが、千変万化する自然界からの回答...

このカバー攻略では、「ターゲットの隠れ家」を「直撃」できる効率性ばかりでなく、その事実を思い知らされます


スピナーベイトなら、各エリアの全層全域を全て、スピーディーに攻略可能なワケですね...








ACT-4:リトリーブテクニック



各エリアの攻め方が分かったら、いよいよルアーを動かすリトリーブとなりましたね

リトリーブとは「リール」による「回収」

つまり、「ルアーを動かす」「原動力」ですよね

因みにまたちょっと話は反れますが、犬の「ラブラドール・レトリーバー」等のレトリーバー系は、回収する者=リトリーバーを意味し、非常に人間に従順に行動することから名づけられたようですね...



ACT-4-2:ストレートリトリーブ



スピナーベイトでの基本リトリーブは、なんと言ってもストレートリトリーブが有効な場合が多い

もともと、設計思考内に於いてアクションが完成されているスピナーベイト

よく出来たスピナーベイトならこのストレートリトリーブが一番釣れます

この機械的なリトリーブに、ターゲットが吸いよされる感覚に陥った方も多いと思います


因みに、多くの場合、このストレートリトリーブは「早すぎ」の傾向が強いので、リトリーブは常に「任意より遅め」を心がけると間違いないと思います


これが、「スピナーベイティング」に於ける、最も多獲できる「基本リトリーブ」となります...



ACT-4-3:特殊なリトリーブ



さて概ね、先述の人為的動作を廃した、機械的なストレートリトリーブで捕れないターゲットは少ないと思います

この最強のストレートリトリーブですが、どうしてもコレで出ないシチュエーションもありましたね...

そんな時はここでしか公開していない、リトリーブ編で紹介した、「ボトムトレース」、「スローホバリング」、「ボトムトゥイッチング」等も絡めると非常に有効だと思います


これら全て絡めれば、ルアーで捕れるであろう「取りこぼし」はほぼ皆無であろうと考えています...










ACT-5:フッキングとファイティング



ここでは最後に、フッキングとファイティングについて、様々な物理的要因も踏まえて色々解析してきました

スピナーベイティングに於いては、このフッキングとファイティングも重要な要素です

更にはその連続する機械的流れから、タックル全体のバランスもメカニズム的に左右します

バランスの良いタックルと操作メソッドで、より効率的にフッキングとファイティングに移行します

そしてここでは、スピナーベイト最大の楽しみの一つでもある、掛かった瞬間の暴れによる強い引きの感覚も最大限に楽しみましょう♪...



ACT-5-2:フッキング



スピナーベイトの基本に於ける連続リトリーブのフッキングでは、瞬時のフッキングは厳禁

ここでフッキングすると「早合わせ」となり、いわゆるスッポ抜けとなることが多い

十分乗って引きを存分に楽しんでから保険的に「ヒュン!」と食らわせます

初期合わせは、食い込みが良くバットパワーのあるロッドにやらせて、リトリーブを維持するだけで自動的に完了します


ここに、先述の適合ロッドの理由が隠されています...








ACT-5-3:ファイティング



巧くフッキングに成功したらファイティングに移行します

この段階では、ロッドワークと各メソッドを最大限に活かして、掛かったターゲットを漏らさずムダなく捕っていきましょう


とにかく、ターゲットの走る方向を見極めてその反対方向に力を発生させて、フック外れとバラしを最小限に抑えます

下に潜ろうとした時は上に、右に走った時は左に、ジャンプしようとした時は対角線にロッドを倒し、ターゲットをねじ伏せます

つまり、相手の動きの先手を打つ事で、ジャンプによりルアーを外させない、隠れ家に入り込まれてフックオフさせない、等々...

これにより「主導権」をターゲットから奪い取る事ができますね


以上を踏まえて、存分にコチラに有利に「ターゲット」を「コントロール」すれば、高確率な「ランディング」と言う完全勝利のエピローグを迎えます...








ACT-6:エピローグ...


以上が長年培った、ボクのスピナーベイトの攻略に於ける基本概念です


初心者及びこれからルアーフィッシングを始めたいと言う方は、参考にして頂ければ幸いです...

またプロ及びエキスパートの方々は、全てでは無いまでも、部分部分で共感頂ければ幸いです...




スピナーベイト攻略編

THE END ...




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