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戸内外探遊ライフ

世界新「リアル系」の「カラーリングテスト」 1 【開発室】

2013-08-07 19:56:47 | 開発室

ACT-27:新作カラーリングテスト 1


さて再び、開発室からの報告です


前回までで、新作の構想が固まりいよいよカラーリングテストの準備にも突入したことをお伝えしました...



そして、前回のアルミ貼りの後、数回のコーティングを経てカラーリングテスト用ボディが完成



実際の工程と同じく5回ほどコーティング

間でサンディングも挟むのも忘れずに

アルミの段差消しにもこの位が妥当でしょうね

様子を見て更に必要であれば繰り返します...



そしてカラーリングテストへ...


まずはウォーミングアップ

モノの大きさがモノだけに(汗)、絞りに絞ります



チューニング完了



さて、一回目のカラーリングテストは最もオーソドックスな外せないカラーから...



TEST-1:シャッド(仮)

擬態課題:淡水ベイトフィッシュ全般、カタクチ、マメアジ等々...


これは、クロームブラックバックなどと呼ばれるカラーで、ボクの経験でも最も実績のある当たり外れの少ないカラーです

レーベルなんかが有名ですね



このカラーがなぜ効果的かと言うと、一般的な小魚そのものだから

つまり、背中の保護色である黒系、側面の保護色であるグアニン、腹側の保護色である白を最も直接的に表しているからです

普遍的にハズさないこのカラーは、多くの小魚の配色そのものなので当然の布陣と考えています



そこで、早速このカラーリングテストを開始!



まず、腹部にホワイト系を吹きます



ホワイトは透明度が高いので、事前にシルバーを吹いておくとキレイに仕上がります



次に背中にブラック系を



小魚っぽくリアルになってきました

そして、乾燥後に色止め用のクリアーを吹きます

更にこの後、コーティングを繰り返しますが、カラーリングテストではこの段階で色調が分かりますね

※各工程には十分な乾燥時間を



因みに、背中のブラック系は単なる黒では無く、ダークメタリックに黒を加えた独自調合



コレにより背中にも魚のメタリックな「グアニン感」が生まれます

メタルブラックよりアルミ粒子多めとなります

これはボクなりのコダワリ部分ですね



そして、最初のカラーリングテストが終了...



シャッド(仮)





うーん、いい生感ですね♪

シンプルですが、毎度「魚視点」ではよだれが出るカラー

カラーリングテストの出だしは順調のようです

もう少し繰り返してカラーを少し加えるかもしれません...



しかしやっぱり、素直にニッポンのベイトフィッシュ感のあるカラーだと思います



もっとカンタンに言うとこんな感じ



正に海川問わず豊富に存在する普遍的ライブベイトカラー・パターン


そして、そんなことしなくても...



そのリアリティとカラーはルアーで積極的に具現化しようと言うのが、今回の新作の最大のコンセプトです...



いや~でも、久々にリアル系でのブラシやりましたがいいですね...



これはカラーリングテストにも暫くハマってしまいそうです♪




さて、次回はどんなカラーリングテストを行うか...

ちょっと手間掛かるケドやっぱり「アレ」かなってとこで、次のカラーリングテスト準備に入ります!...








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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Smile Lure's)
2013-08-10 08:09:53
チャートやグロー系も

お願いします~

ブログかかさず見てます^^

新作の制作 順調そうで

もうすぐ完成しそうですね!

バスにメバルにトラウトに

オールラウンドルアーになりそうですね

返信する
Re:Unknown (swordlurez)
2013-08-10 17:02:30
スマイルさん
お疲れ様です!

カラーはあとナチュラル系何色かと、アピール系一色?くらいを考えてます
これらの模様も追ってアップしていきます!

コチラも勿論、ブログ毎回見てますよ~♪

お互い身体に気をつけてボチボチ頑張りましょう!!
(^-^)


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