ACT-27:新作カラーリングテスト 1
さて再び、開発室からの報告です
前回までで、新作の構想が固まりいよいよカラーリングテストの準備にも突入したことをお伝えしました...
そして、前回のアルミ貼りの後、数回のコーティングを経てカラーリングテスト用ボディが完成
実際の工程と同じく5回ほどコーティング
間でサンディングも挟むのも忘れずに
アルミの段差消しにもこの位が妥当でしょうね
様子を見て更に必要であれば繰り返します...
そしてカラーリングテストへ...
まずはウォーミングアップ
モノの大きさがモノだけに(汗)、絞りに絞ります
チューニング完了
さて、一回目のカラーリングテストは最もオーソドックスな外せないカラーから...
TEST-1:シャッド(仮)
擬態課題:淡水ベイトフィッシュ全般、カタクチ、マメアジ等々...
これは、クロームブラックバックなどと呼ばれるカラーで、ボクの経験でも最も実績のある当たり外れの少ないカラーです
レーベルなんかが有名ですね
このカラーがなぜ効果的かと言うと、一般的な小魚そのものだから
つまり、背中の保護色である黒系、側面の保護色であるグアニン、腹側の保護色である白を最も直接的に表しているからです
普遍的にハズさないこのカラーは、多くの小魚の配色そのものなので当然の布陣と考えています
そこで、早速このカラーリングテストを開始!
まず、腹部にホワイト系を吹きます
ホワイトは透明度が高いので、事前にシルバーを吹いておくとキレイに仕上がります
次に背中にブラック系を
小魚っぽくリアルになってきました
そして、乾燥後に色止め用のクリアーを吹きます
更にこの後、コーティングを繰り返しますが、カラーリングテストではこの段階で色調が分かりますね
※各工程には十分な乾燥時間を
因みに、背中のブラック系は単なる黒では無く、ダークメタリックに黒を加えた独自調合
コレにより背中にも魚のメタリックな「グアニン感」が生まれます
メタルブラックよりアルミ粒子多めとなります
これはボクなりのコダワリ部分ですね
そして、最初のカラーリングテストが終了...
シャッド(仮)
うーん、いい生感ですね♪
シンプルですが、毎度「魚視点」ではよだれが出るカラー
カラーリングテストの出だしは順調のようです
もう少し繰り返してカラーを少し加えるかもしれません...
しかしやっぱり、素直にニッポンのベイトフィッシュ感のあるカラーだと思います
もっとカンタンに言うとこんな感じ
正に海川問わず豊富に存在する普遍的ライブベイトカラー・パターン
そして、そんなことしなくても...
そのリアリティとカラーはルアーで積極的に具現化しようと言うのが、今回の新作の最大のコンセプトです...
いや~でも、久々にリアル系でのブラシやりましたがいいですね...
これはカラーリングテストにも暫くハマってしまいそうです♪
さて、次回はどんなカラーリングテストを行うか...
ちょっと手間掛かるケドやっぱり「アレ」かなってとこで、次のカラーリングテスト準備に入ります!...
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ブログかかさず見てます^^
新作の制作 順調そうで
もうすぐ完成しそうですね!
バスにメバルにトラウトに
オールラウンドルアーになりそうですね
お疲れ様です!
カラーはあとナチュラル系何色かと、アピール系一色?くらいを考えてます
これらの模様も追ってアップしていきます!
コチラも勿論、ブログ毎回見てますよ~♪
お互い身体に気をつけてボチボチ頑張りましょう!!
(^-^)