あーさかさーん あーさかさーん

「こんな狭苦しい田舎じゃ身に余るぜ！」と意気込み、
大学入学と同時に上京した1996年。当時の私はまだうら若き１９歳でした。
それから大学をダブついたり、Ｊターン就職に失敗したりで
結局３２歳の今まで東京暮らしが続いていました。年数に直すと実に１２年になります。



そして、この春１３年目を迎え…


ようと思った矢先でした。


遡ること２日前、突如同僚数名とともに応接室にお呼ばれ。
その先には上司、そしてその上司、そしてそのまた上司がおりました。


「こりゃただ事じゃないというかこの時期といえば間違いなく…」


と思ってたら案の定人事関連です。


なんでも、弊社の関西地区のテリトリーが現在非常に手薄なので
これを機会に組織再編を行い、関西に旋風を巻き起こしたいたいのだけど、
それの陣頭指揮を執る人材を開発部隊から派遣するという裁定がなされたとのこと。
ついては、君たち（呼ばれた人たち）の中から選抜したいんだけどいいかね、

と、まず意思確認が行われました。


まあ正直関西なんてこれまでマトモに数日滞在したのは修学旅行くらいってほど未開の地。

それがゆえ、面白そうではあるし、こりゃいい気分転換にもなるなと思ったのですが、

「そういや関西地区のＵ局事情はどうなんだろう少なくとも埼玉よりは少ないというか、
　そういや４月からテレ玉でハルヒ１期の再放送やるけど今転勤したらダメじゃん…
　折角ＨＤで録画してやろうと思ったのに…」

という思いが駆け巡り、少々複雑な気分ではありながらも、
まあ断る「社会人的な」理由がないので「社命とあらばお受けします」と回答。



「とりあえずこちらで色々検討を重ねて、木曜日に通達します」ということで当日は解散。



候補者の顔ぶれからして、今手放せそうな人とか身軽さ（単身である）等々を考えると
ほぼ８割がた私に白羽の矢が立ちそうな勢いでしたので身支度をそろそろしないとなと
先走って色々思いをめぐらせていました。



でいよいよ発表当日（というか今日）。

朝、二度寝をブチこいたせいで「めざましテレビ」の占いコーナーを観て来たのですが、


おとめ座のところで


「後輩を仕切る任務に指名されるかも！　気負わず頑張って！」

とありました（笑）　うっはｗｗｗ　フラグたっちまったいｗｗｗ



ということで出社。始業早々先日のメンバーで応接室に集合。





「さて、実際に行って貰う人だけども…」





「色々検討した結果、今回はSwitchくんに行って頂く事に決まりました。」




ということで私め、

この春から関西人になることが内定（※）いたしました！！
（※まだ内示段階で正式辞令は出てないので）



いやはや、人生何があるかわかったもんじゃありません。

全国展開している弊社だけにそれなりに覚悟は出来てましたけれども
かねてより東京支社とはコネクションがあったので、
まあ近い将来、引っ張られるとしても東京勤務はテッパンだろうなと思ってましたが
まさかの「勤務地：大阪」ですよ。


なんだかんだで３２年間関東を出たことがなかった身としては
正直文化圏の違いは相当なものというイメージもありますし、
生活においても若干不安はありますけれども、
異文化に触れ、そこに馴染んでいく事ってのはエキサイティングなことですし、
転職をせずとも気分を入れ替えられるしということで、
いい命を頂いたのかな、と前向きに考えることにしますよ。

まあそれにあれだ。
向こうじゃ「転勤者扱い」になるので、家賃の大半が会社持ちになるわけで
比較的ベラボーな家賃の部屋に住むことができるようになる上に
引越し等々の諸費用や部屋の契約等々諸々全て会社持ち。
その上、転勤者には結構な額の「支度金」が出るとの話なのでウハウハですし、

一応年限（２年）つきの転勤なので、仮に２年後に東京に戻ってくることがあった場合、
これまた「転勤者扱い」として今度は都内でラグジャリーライフですし、
転勤者特典だという「新幹線通勤」がいよいよ認められるようになりますので
こちらに戻ってきたら群馬に住むことだってまあやれんことはない状況になります。


とまあこれを機会に、会社の経営状態やら世の中の経済不況とかそんなのガン無視で
会社からガンガン金をふんだくってやろうかと画策し、
ひとまず色々ゴネているところです。先ほど労組の方の協力もこじつけてきましたｗ



ということで、春から「日本のイタリア」大阪人になるということで
今からblogでもガンガンテンションを上げていきますよこうなったら！！！



パンおいしいねーーーん！！！