goo blog サービス終了のお知らせ 

お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか

オトナは見えないしゃかりきコロンブス的blog。R-30指定です恐らく。

視野が広がらない

2006-02-10 | しごと
今日は営業セクションの方の送別会に参加してきました。


40半ばにして自主退職、一時は管理職もやっていたというポジションであり
私からしてみれば「なんとも暴挙」と思えるわけですが
その人の挨拶を聞いて物凄く感銘を受けました。

退職の理由は、今の会社でやるべきことはやった、
そしてこれまでも何社も勤務してきて、様々な業種での経験を積んだ。
そしてそろそろ一人立ちの時がやってきた。

ということで「起業」に向けた準備期間に入るとのこと。
若干酒気帯びでテンションが乱れながらもかなり力強く「将来の夢」を語っていました。

そもそもこの方、かなりバイタリティと野心に溢れる人で
営業職なのにシステム系の資格をとるなどとにかく日々精力的。
「世の中にはこういう人もいるもんだなぁ」と、恐れながらも一目置いていた方です。





さてそんな凄い人より一回り以上若い、「年齢的に前途有望」な私はどうか。


学歴にコンプレックスを抱いていた私は「社会人になったらリセット」
とばかりに、入社当時は「この会社は腰掛けで、絶対にキャリアアップしてやる!」
と意気込んでいたものです。

しかし今のステータスに甘んじてしまっている自分にふと気づきます。
とりあえず「納期」だのの目先のゴールしかみえず、将来の人生設計なんて
そういや全くやってない。こんな自分が物凄くダメな存在に見えてきてしまい、
帰りの電車で猛省するばかりでした…

でも今のステータスを全く白紙に戻すというリスクを背負ってまで
転職に勝負を賭けるということに全く自信がもてません。
もちろんこれまでに培ってきたスキルも多少なりともあるわけですが
それを用いてキャリアアップできるかどうかといえばそれは否、という感じがします。
なんというか、他の会社のエンジニアが凄く「できる人」に見えるんですよねぇ…

これが「オレ様の方が勝ってるぜ! よしオレ様がそっちに行って変えてやるぜ!」
とか思えるほどに自信がつけばバンバン転職するわけですがw

今のご時世、「生涯一社で着実に昇進をしていく」なんて夢のない事を言わず
上を見て日々の仕事に打ち込めば多少なりとも成果が出てくるとは思うのですが…


現実はキャリアアップ云々を同僚にほのめかすと、
「お前だけ抜け駆けはゆるさん!」とばかりに慰留されるという…
みんな一応は現状を打破したい気持ちはあるようでw

最新の画像もっと見る