秋の京都で1ヶ月間、狩野永徳の企画展が行われました。充実した作品数は、今後しばらく実現が不可能だと言われるほど。
わたしも最終日、一時間くらい並んで観てきました。
行列して、ありがたがって何となく満足してしまうのは悪い癖だとは思うんですが、やはり、これだけの人が興味をもって足を運ぶ企画なのだとあらためて実感しました。
狩野永徳というと、荒々しい画がイメージ。迫力があって派手なイメージ。
ですが、むしろ緻密な画の方にため息が漏れました。
永徳23歳のころの作品「洛中洛外図屏風」なんて、なんと細かい作業!!
だいたい、雲の上から見下ろすなんて感覚が天下人らしいというか、何というか。
植物なのにエネルギッシュで、画面いっぱいに動く花鳥図襖。
キンキラリンの図屏風。
この人はアーティストではなく、依頼人のイメージを作り上げるデザイン事務所のリーダー。そんな感想をもちました。
この人は本当に絵を描くことが好きだったのかなぁ……
わたしも最終日、一時間くらい並んで観てきました。
行列して、ありがたがって何となく満足してしまうのは悪い癖だとは思うんですが、やはり、これだけの人が興味をもって足を運ぶ企画なのだとあらためて実感しました。
狩野永徳というと、荒々しい画がイメージ。迫力があって派手なイメージ。
ですが、むしろ緻密な画の方にため息が漏れました。
永徳23歳のころの作品「洛中洛外図屏風」なんて、なんと細かい作業!!
だいたい、雲の上から見下ろすなんて感覚が天下人らしいというか、何というか。
植物なのにエネルギッシュで、画面いっぱいに動く花鳥図襖。
キンキラリンの図屏風。
この人はアーティストではなく、依頼人のイメージを作り上げるデザイン事務所のリーダー。そんな感想をもちました。
この人は本当に絵を描くことが好きだったのかなぁ……