Happy go Lucky

美術館・ギャラリー・撮った写真や好きな絵、そしてひとりごと

はっとする

2006-04-06 | 【アート】美術館・ギャラリー・レビュー
ムンクの版画(部分)です。

長い髪は闇をぐるぐる作りだすよう
真っ白い肌は生きている感じがしません
諦めたような、見下したような視線が痛い


作品をみて、ぎょっとなったりドキドキしたり、
そういう気持ちの動く感じがなかったら、美術のある意味は無いと思う。
…それだけを求めております
難しいことなんて多分いらないのだ


マドンナ  ☆☆☆ エドヴァルド・ムンク

青いシャガール

2006-04-04 | 【アート】美術館・ギャラリー・レビュー
前のシャガールの赤い絵に引き続き、今回は青い絵を載せます。

私は「青」って色がたぶん一番好きです。
空とか、海とかも好きだし。
青は落ち着きます。
テンション低いときに無理に上げようとするのは合わなくて、
テンション低いときは低いまま、静かにしてたい。

この「枝」という絵の中にはいろんな青があります。
画面右の方の沈むように濃い青・太陽に照らされて明るくなった青・女の人のドレスに映った青……

どちらかといえば暗いし、静かな絵だけど、
不幸な感じは決してしない、キレイな作品です。


「枝」  ☆☆☆ マルク・シャガール