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美術館・ギャラリー・撮った写真や好きな絵、そしてひとりごと

冬の海??

2005-12-16 | 【アート】美術館・ギャラリー・レビュー
以前ここで「めまい」を載せた、スピリアールトについて書きます。

現実には有り得ない、モノクロの風景です。
空も海も水のかきまぜられた跡も、全部グレーです。

どちらかと言えば、冬の海がこれに近、、、くないか。
日本の気候ではこんな雰囲気はないのかも。

そういえば冬に海に行ったことないなぁ…


航跡のある風景     ☆☆☆    レオン・スピリアールト (1902年頃 ベルギー)

ミラノ展

2005-12-03 | 【アート】美術館・ギャラリー・レビュー
千葉市美術館でやっている「ミラノ展 ー都市の芸術と歴史ー」を見てきました
これは、ミラノの歴史と文化を4世紀から20世紀まで一気に眺める企画展。
お目当てはやっぱりレオナルドダヴィンチの「レダの頭部」や「キリストの頭部」だったんですが、それ以外にもいいなぁと思うものがいくつかありました。

まずダヴィンチは、その作品の小ささに拍子抜け…素描ってそういうもんなんですかね?あたし絵描かないんで知らないんですが。
あと、ダヴィンチって女性の顔をどれも同じように描くんだなーと改めて思いました。
はたまたキリストの髪の毛のもじゃもじゃ具合が、ダヴィンチの自画像のと似てておっ…と思ったり。

印象に残ったのは、ロレンツォ・ロットの「若者の肖像」やフランチェスコ・アイエツの「ジョアッキーノ・ロッシーニの肖像」、フォンターナの「空間概念(夜)」でした。
肖像画は、どちらの作品も人の表情・仕草+背景の色が最高にしっくりしてるように感じられてインパクトがあったし、
フォンターナの「空間概念」の方は、なんか吸い込まれそうな、ブラックホール的な何かを感じました(笑)ちょっと怖い感じ。


エミリオ・ロンゴーニの「鳥」、女の人の顔の描き方がムンクっぽいなぁと思うんですけど。。そんなこと言ってるのもしかしてあたしだけ……?

久しぶりのお散歩楽しかったです~