goo blog サービス終了のお知らせ 

明日もやりたいようにーmiddle60

切り折り紙、釣りなど
全身遊び心の日々・・
もっともっと忘れたい
なぜなら
どんどん新しいことが入ってきそうだ

またまた釣り三昧

2007年02月13日 | 日記・エッセイ・コラム

Resize0043 月曜日にまた出漁。鮭の仲間であるアマゴには2種類あって、一つは「陸封型」。海へ下って大きくなり故郷の川へ遡上する性格を失ったもの。太古の時代の地殻変動か何かのせいで海へ下れなくなったものがアマゴだ。もうひとつは「海降型」。昔ながらの鮭科の性質を持つもの。これは鱗がとれて、銀色を帯びた魚体となる。銀化アマゴとかシラメ(黒目の周りが白っぽい)というもの。写真の上側がアマゴ、下がシラメだ。海までくだり、大きくなって川を遡上してくるのが「サツキマス」。皐月(5月)に稚鮎と共に遡上してくる。長良川のサツキマスは有名だ。長良川の支流吉田川(郡上おどりで有名)の釣り名人の恩田氏が先ごろ亡くなられたが、長良川を守るためにあえてサツキマスの釣りをやめていらっしゃったそうだ。サツキは秋に産卵し死ぬ。近頃は人工苗のアマゴの放流のせいで、純粋の天然アマゴとの交配種がどんどんふえ、生態系がすっかり変わってしまったといえる。太平洋側のアマゴは赤い点々(パーマーク)があるが、日本海側は「山女=ヤマメ」といい、この赤いパーマークがない。地方によってはアメノウオ(雨のウオ、天のウオ?)とも呼ぶ。

こういう事を知らなくても釣りは釣り。竿から仕掛け、針に至るまで、実はなかなか奥が深いものなのです。太公望の境地に至るにはまだまだです。


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
奈良では天の魚(あめのうお)です。天川(てんか... (kazuyoo60)
2007-02-13 20:35:17
奈良では天の魚(あめのうお)です。天川(てんかわ)村という地名もあります。同じ種類なんですね。陸封型は知ってました。サツキマスも知ってました。シラメは海へ行かないのに、海へ行った状態になる?、不思議ですね。
返信する
アマゴとシラメ・・・どちらも初めて目にしました。 (Nica)
2007-02-13 22:31:31
アマゴとシラメ・・・どちらも初めて目にしました。
釣りを堪能されていらっしゃるご様子をいつも楽しく拝見しています☆
Nica
返信する
<Nica様 Kazuyoo60様> (middle60)
2007-02-15 19:48:21
<Nica様 Kazuyoo60様>
私は「鮎」よりも美味しいと思います。でも普通の人は手に入りません。スーパーでは養殖物が売られていることもありますが・・・5月の天然アマゴが最高にうまいです。
返信する

コメントを投稿