誰にでも「思い出の本」があると思います。それが小学校の夏休みの宿題で読んだ本かもしれないし、一人旅の途中で読んだ本かもしれません。
僕にとって運命的ともいえた一冊が、ジョン・グリシャムの『法律事務所』。
数年前、名古屋市の特許事務所で新人弁理士として働いていた頃にふと立ち寄った書店で、なぜかこの本が目に止まりました。(上)(下)2冊の文庫本で、数日寝る前に布団の中で読みふけっていたのを覚えています。
主人公はハーバード・ロースクールを優秀な成績で卒業した青年で、アメリカのある法律事務所に高待遇で入所したのですが(高級ドイツ車まで与えられていた!)、事務所内で起こる不審な事件に巻き込まれていく物語です。
この本との出会いの何が運命的だったかと言うと、それまでは、自分は「わざわざ海外になんて住みたくない」という超が付く国内志向でした・・・。
英語の読書きには苦手意識はさほどありませんでしたが、英会話は訓練をしたこともなくテンでダメ。だから、アメリカでの英語漬けの毎日なんて耐えれないし、どうせ自分が英語を喋れるようになるわけもない、と思っていました。学生時代に休学して海外留学する人が周囲に数名いましたが、よくやるもんだと関心していました。
ところが、この『法律事務所』のページをめくるにつれて、「アメリカの法律事務所」「国際的な弁理士業務」というものに物凄く惹かれていきました。この本に出会わなかったら、自分は今シリコンバレーには居なかっただろうし、居たくもなかったと思います。
英語の原作タイトルは『The Firm』。トムクルーズ主演の映画にもなっています。
今度は原文で読もうと写真の本を数ヶ月前に買ったのですが、まだ読んでいません・・・(^^;
今日ひさしぶりに目に止まり、懐かしくなってブログを書いています。
ところで、私のブログも今回で第100回目を迎えます。今までの日記でこれが一番長く続いています。
私の気まぐれな書込みペースで読者の皆様にご迷惑をおかけしているかもしれませんが、いつもアクセスして頂きまして本当にありがとうございます。
September 26, 2006
僕にとって運命的ともいえた一冊が、ジョン・グリシャムの『法律事務所』。
数年前、名古屋市の特許事務所で新人弁理士として働いていた頃にふと立ち寄った書店で、なぜかこの本が目に止まりました。(上)(下)2冊の文庫本で、数日寝る前に布団の中で読みふけっていたのを覚えています。
主人公はハーバード・ロースクールを優秀な成績で卒業した青年で、アメリカのある法律事務所に高待遇で入所したのですが(高級ドイツ車まで与えられていた!)、事務所内で起こる不審な事件に巻き込まれていく物語です。
この本との出会いの何が運命的だったかと言うと、それまでは、自分は「わざわざ海外になんて住みたくない」という超が付く国内志向でした・・・。
英語の読書きには苦手意識はさほどありませんでしたが、英会話は訓練をしたこともなくテンでダメ。だから、アメリカでの英語漬けの毎日なんて耐えれないし、どうせ自分が英語を喋れるようになるわけもない、と思っていました。学生時代に休学して海外留学する人が周囲に数名いましたが、よくやるもんだと関心していました。
ところが、この『法律事務所』のページをめくるにつれて、「アメリカの法律事務所」「国際的な弁理士業務」というものに物凄く惹かれていきました。この本に出会わなかったら、自分は今シリコンバレーには居なかっただろうし、居たくもなかったと思います。
英語の原作タイトルは『The Firm』。トムクルーズ主演の映画にもなっています。
今度は原文で読もうと写真の本を数ヶ月前に買ったのですが、まだ読んでいません・・・(^^;
今日ひさしぶりに目に止まり、懐かしくなってブログを書いています。
ところで、私のブログも今回で第100回目を迎えます。今までの日記でこれが一番長く続いています。
私の気まぐれな書込みペースで読者の皆様にご迷惑をおかけしているかもしれませんが、いつもアクセスして頂きまして本当にありがとうございます。
September 26, 2006
飽きっぽいToyoさんが、
まさか100回目の投稿を成し遂げるとは・・・
しかも、1年間もブログをやり続けるとは・・・
本、今度読んでみま~す。
そちらが原文を読み終える前に、
読み終わると思われる。
>そちらが原文を読み終える前に、読み終わると思われる。
んん・・・悔しいけど言い返せない。。。今回は負けを認めておきます。
でも、海外にあまり興味のない「1」さんの気持ちもこの本の影響で変わったら面白いね。
余った時間で少しずつ読み進めていたので随分と遅くなりましたが、英文小説が好きなひとは2,3日で読破するのでしょうか?
この1年のうちに他の英語の本や雑誌を何冊か読みましたが、この『THE FIRM』は自分にとって特別な本なので読み終えた感動は一際大きく達成感があります。
写真の本は、オレゴン州ポートランドへ出張したときに、ある特許弁護士から教えてもらった書店(Powell's Books)で購入しました。
古本で僅か$5.95でしたが、その何十倍、何百倍、いや何千倍(言い過ぎ?)もの有り難味を感じています。
ずっととっておきたい一冊です