シリコンバレーで綴る弁理士日記

創英特許事務所の米国オフィスに駐在する弁理士が日常の出来事や発見を書き綴ります。

(26) 新聞のある記事

2005年11月30日 | 英語
昨日のブログで英字新聞を継続するようなことを書いてしまったので、仕方無しにメールで届けられた新聞(Mercury News)を見た。するとバッチリのタイミングで、eBayの上告が最高裁判所に「受理」された記事が大きく取り上げられていた。これって、いま現在、米国知財界で最も騒がれている事件。

事件の概要を知りたい方は、パテントサロンや、全米で圧倒的人気を誇る知財ブログ“Patently – O (Dennis Crouch特許弁護士)”をご参照ください。

ところで、その新聞記事でちょっと気になる一行があったので、抜粋させて頂きます。

“eBay petitioned the Supreme Court in July to take the case, a long shot because the court receives thousands of petitions each year.”

昨日書いたように英語力が中途半端な私は、”long shot”に引っ掛かりました。前後の文章とかlongの意味から推測はできるけど、一応辞書で調べたら、これってゴルフの長打っていう意味だけじゃなくって、「いちかばちかの大ばくち」とか、「大胆な望みの薄い企て」っていう意味があるんですね(リーダーズ英和辞典より)。

新聞のこの一文から学べたことは、long shotの意味。
そして、最高裁判所は、年間何千件もある上告から僅かしか受理しないという事実の再確認。
オマケですが、petitionって、名詞にも動詞にも使えます(以前、私は名詞としてしか使えないと思っている時期がありました)。

ということで、英語にも知財にも役立つ新聞記事の一行でした。

(eBayの写真を載せたかったのですが、時間的余裕が無いので諦めました・・・。)

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