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雀の手箱

折々の記録と墨彩画

一輪ほどのあたたかさ

2014年02月11日 | 日々好日







 今年は七草も入院で、隻眼の中で過ぎてしまいました。手術からひと月余、次第に日常が戻ってきつつあります。
 まずは、拭くだけだった顔が洗えるようになり、美容院で洗ってもらっていた髪も自分でやっと安心して洗えるようになりました。視力はまだ元通りとはいきませんが、それでもSOGHIのドラマを両目で楽しんでいます。
 左は、手術時は1,0だったのですがどうやら酷使でだいぶ落ちているような気がします。

 関東の大雪を案じながらも、雨が上がって穏やかな陽射しに誘われて、久しぶりに庭に降りてみました。
 蕗の群生の中に蕗の薹を見つけました。日当たりのよい斜面はもう花の姿になって食すのは無理のようです。木の下陰の中で頭をもたげているのを採ってきたので、今宵は天ぷらでほろ苦い味わいと香りで、早春をいただくとします。
 梅は早咲きの南高梅がちらほら咲きでした。

 まさしく、嵐雪の「梅一輪一輪ほどのあたたかさ」です。