技能実習生

都市部で農業をしているとあまり付き合いはないのですが、少し都会を離れてみると、
農業法人だったりへ、かなりの数の外国人技能実習生が労働しています。
一度、雇用主に話を聞いたところ、地方では人がいなくて、外国人技能実習生がいないと
手が回らないとのこと。だからこのシステムはかなりの助けになるそうです。
まぁ東京からコロナで転出が増えたーっていうニュースを良く聞くようになったが、
実は増えていたらしいし。出生率は上がらない、少子高齢化の1番のダメージは
田舎か受ける。
しかしこの技能実習生制度、わざわざ日本へ来て母国への仕送りなど様々な状況を
持つ外国人が、みな一様に納得して仕事しているわけでは無さそうです。
劣悪な住環境や、職場環境、休みもあまり取れないブラック労働。ピンハネ。
日本への渡航費用も借金してるのに全然稼げないので、脱走して路頭に迷う。
これはお互いの国にとってとても不幸な話。わざわざ外国から来て働いてもらうのに、
あまりに雑に扱うのは日本人としてどうなのよ？そこらへんはモラル持たないと。
このシステム、助かる人は助かるでしょうが、監督官庁や受け入れ斡旋企業は
責任もってやらないとダメだろ。
まぁ、そんな私も去年の12月からまる１日休んだのは10日あるかないか。
かなりのブラック（笑）これぞ自営業。そしてこうでもしないと全然稼げない農民。
機械化が少し進んで効率は上がったので、野菜の品質は上がったけど、まだまだ改善
するとこだらけです。