食べることこそ生き甲斐ブログ 職業 農家

畑の中や外で起こったことを、とりとめなく書き込みます

ジェンダーギャップ

2021-04-10 21:37:39 | 日記
男女共同参画という言葉が随分浸透してきた日本ですが、
女性の社会進出世界ランクは120位で、日本ではとてつもなく女性は差別されている!!
ということらしいです。
北欧や西欧諸国がランク上位なのに日本は遅れも遅れて120位かよ。
日本の文化はおかしいぜ!っということなのでしょうか?

この120位というランクはジェンダーギャップというスコアのランキングです。
経済、保険、教育、政治という4つの項目の男女差をスコア化して、その平均値が高ければ
男女差はなく良い国ということだそうだ。
日本はどれほど女性が生きづらいところなのかスコアを参照。たしかに経済スコアは
先進国の中では気持ち低い気がする。
そんな中で、とある1項目が圧倒的にズバ抜けて低いのである。
それが政治のスコア。はっきり言ってここの低さは先進国だけではなく
途上国などどこを見ても、なぜ日本はこんなに低いのか不思議になる。

そして男女差のスコアを格段に押し下げている。政治を志す女性が増えれば
ジェンダーギャップの政治スコアもあがり、男女共同参画の人々が日本の女性は抑圧されているー
と嘆くこともランキング上はなくなり、更に女性の活きやすい政策も出しやすくなる。
良いことしかないのではと思う。

世界ランク120位だけひとり歩きさせ、その中身というと?という人が多いと思うが、。
これって数字の出し方による印象操作じゃまいか? スコアが4項目の平均値で、日本の女性政治家をどうしたら増やせるのか。という論調なら理解は出来るよ。

ちなみに男女平等な国1位のアイルランドの政治スコアは
1を完全平等とした中で0.701  そして日本は0.049
他の百数十カ国の政治スコアを見ても0.250あたりか平均値かなーと思う。
ここにスポットを当てるしか無いが、政治家を目指す女性かたまたま少ないだけじゃないの?
という気がしなくもない。日本の女性はその姿に憧れなかっただけじゃないの?
金銭面の負担などを減らし、誰でも立候補しやすいように選挙制度を変えれば女性議員も増えるんじゃないかな?と

有機農業推進について

2021-04-10 13:29:06 | 日記
松永和紀さんという女性のサイエンスライターの方が、有機農業推進をすすめる
農水省について記事を書いているようです。
内容は私の思っていることとかなり近い内容で、更にそこまでツッコミますかという
有機農業の矛盾にも言及されてました。
有機農業でも使える農薬があること。そこの安全性は、逆に化学農薬の方が安全な場合も
あるということ。そして農産物へ殺菌処理をしないことで、カビなど人体への悪影響を及ぼす
物質の増加を促しかねないこと。代替のもので殺菌はしているのでしょうが、
小ロットなら対応できても大きいロットでの対応が出来るものなのか不明。
有機農業を否定するわけでは無く、現実としての食の安全の話をしていて、その上で
農水省が急に出してきた目標が、ねぇねぇ急にどうしちゃったんだい?
という諭すような論調(笑) 機会があればぜひ読んでいただきたい。
海外への輸出を考えてのことかもしれませんが、
食料自給率を考えれば、国内にキチンと目を向けるべき! 小麦、大豆など自給率の低いところへ補助金をしっかり出して自給率上げる方が先だろうと思うわけです。