3106 俳句(ほにょう)

山峡に残るほにょうの影長し　　　　　　　　　(平成28年10月)

　　　　　　　　　　　　　《ほにょう（杭に稲を掛けて自然乾燥させているもの）》（平成28年10月30日撮影、北上市）
　後々、「平成27年9月19日は一度議会制民主主義が死んだ日だった」と歴史から裁きを受けるでしょう。

3105 俳句(ほちやれ鮭)

資本主義もう限界と知るほちやれ　　　　　　　(平成28年10月)

　後々、「平成27年9月19日は一度議会制民主主義が死んだ日だった」と歴史から裁きを受けるでしょう。

3104 俳句(草紅葉)

　　　　　　　　　　　　　　 　　　へ く そ か ず ら
もみいずる屁糞葛と言はれても　　　　　　　(平成28年10月)

　後々、「平成27年9月19日は一度議会制民主主義が死んだ日だった」と歴史から裁きを受けるでしょう。
　

3103 俳句(秋惜しむ)

秋惜しむ掃溜菊と呼ばれても　　　　　　　　　(平成28年10月)

　　　　　　　　　　　　　《ハキダメギク》(平成28年10月27日撮影、花巻市)
　後々、「平成27年9月19日は一度議会制民主主義が死んだ日だった」と歴史から裁きを受けるでしょう。

3102 俳句(冬近し)

冬近き北の野づらや白嫁菜　　　　　　　　　　(平成28年10月)

　　　　　　　　　　　　　《シロヨメナ》(平成28年10月25日撮影、矢巾町)
　後々、「平成27年9月19日は一度議会制民主主義が死んだ日だった」と歴史から裁きを受けるでしょう。

3101 俳句(雑木紅葉)

鮮やかや雑木紅葉に声を掛け　　　　　　　　　(平成28年10月)

　後々、「平成27年9月19日は一度議会制民主主義が死んだ日だった」と歴史から裁きを受けるでしょう。

3100 俳句(秋時雨)

再びの間違ひ電話秋時雨　　　　　　　　　　　(平成28年10月)

　後々、「平成27年9月19日は一度議会制民主主義が死んだ日だった」と歴史から裁きを受けるでしょう。

3099 俳句(行く秋)

行く秋やさつと初老が席譲る　　　　　　　　　(平成28年10月)

　後々、「平成27年9月19日は一度議会制民主主義が死んだ日だった」と歴史から裁きを受けるでしょう。

3098 俳句(秋)

自画像に見つめらる秋ゴッホ展　　　　　　　　(平成28年10月)

　後々、「平成27年9月19日は一度議会制民主主義が死んだ日だった」と歴史から裁きを受けるでしょう。

3097 俳句(秋の果)

網棚にまた忘れ物秋の果　　　　　　　　　　(平成28年10月)

　後々、「平成27年9月19日は一度議会制民主主義が死んだ日だった」と歴史から裁きを受けるでしょう。

3096 俳句(秋の宵)

カーラジオからベット・ミドラー秋の宵　　　　(平成28年10月)

　後々、「平成27年9月19日は一度議会制民主主義が死んだ日だった」と歴史から裁きを受けるでしょう。

3095 俳句(紅玉)

手で割つて囓る紅玉兄を真似　　　　　　　　　(平成28年10月)

　後々、「平成27年9月19日は一度議会制民主主義が死んだ日だった」と歴史から裁きを受けるでしょう。

3094 俳句(暮れの秋)

閉鎖花のまま終はるかな暮れの秋　　　　　　　(平成28年10月)

　後々、「平成27年9月19日は一度議会制民主主義が死んだ日だった」と歴史から裁きを受けるでしょう。

3093 俳句(黄葉)

　　　　　　　　　　　う　　ね　　ど　　り
黄葉や卯子酉様の赤き切れ　　　　　　　　　　(平成28年10月)

　　　　　　　　　　　　　《卯子酉様》(平成28年10月17日撮影、遠野市)

　遠野の町の愛宕山の下に、卯子酉様の祠がある。その傍の小池には片葉の蘆を生ずる。昔はここが大きな淵であって、その淵の主に願を掛けると、不思議に男女の縁が結ばれた。また信心の者には、時々淵の主が姿を見せたともいっている。

　　　　　　　　　　　　　〈『遠野物語』(柳田国男著、新潮文庫)所収「遠野物語拾遺35」より〉 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　後々、「平成27年9月19日は一度議会制民主主義が死んだ日だった」と歴史から裁きを受けるでしょう。

3092 俳句(秋深し)

賢治詩碑おとなふ初老秋深し　　　　　　　　　(平成28年10月)

　後々、「平成27年9月19日は一度議会制民主主義が死んだ日だった」と歴史から裁きを受けるでしょう。