1477 俳句(朧月夜)

いましばし独り朧の月夜かな　 　　　　(平成24年4月)

1476 俳句(弥生山)

こんな山とは思へども弥生山　　　 　　　(平成24年4月)

1475 俳句(初花)

初花や雨に打たるることもある　 　　　(平成24年4月)

1474 俳句(梅が香)

枝揺れて香の増したるや梅の花　 　　　(平成24年4月)

1473 俳句(桜)

忠魂碑訪ぬれば散る桜かな　　　 　　　(平成24年4月)

1472 俳句(花)

証人のまた一人逝く花の頃　　　 　　　(平成24年4月)

1471 俳句(滝桜)

氏神を祀り千年滝桜　　　 　　　(平成24年4月)

1470 俳句(春の花)

道端にこそ野の花の多き春　　　 　　　(平成24年4月)

1469 俳句(桜守)

　　　　　　　　　　　　　　　くは
二三輪花啣へたる桜守　　　　　 　　　(平成24年4月)

1468 俳句(耕耘機？)

　よ
避けもせで町道を行く耕耘機　　　 　　　(平成24年4月)

1467 俳句(葺替)

葺替の角刈りの持つ曲尺　　　　 　　　(平成24年4月)

1466 俳句(春の朝)

雨垂れの音数へつつ春の朝　　　 　　　(平成24年4月)

1465 俳句(水仙)

ああさうか暗闇の中黄水仙　　　 　　　　(平成24年4月)

1464 俳句(片栗の花)

大都会片栗の花咲かぬらし　　　 　　　(平成24年4月)

1463 俳句(燕の巣)

戸のガラス外して待ちぬ燕の巣　 　　　(平成24年4月)