1995 俳句（萩の花）

夕陽射し溢るるほどの萩の花　　　 　　　(平成25年9月)

1994 俳句（竜胆）

蝦夷竜胆私の影の中あまた　　　　　 　　　(平成25年9月)

1993 俳句（桜蓼）

例ふれば秋の桜かさくらたで　　　 　　　(平成25年9月)

　　　　　　　　　　　<《サクラタデ》(平成25年9月26日撮影、花巻)>

1992 俳句（山ぼくち）

咲く咲くと思わせぶりの山ぼくち　 　　　(平成25年9月)

1991 俳句（野菊）

野紺菊おのれのことを振り返る　　　　　　(平成25年9月)

1990 俳句（天の川）

岸辺にはダイヤのティアラ天の川　 　　　(平成25年9月)

1989 俳句（蕎麦の花）

蕎麦の花果てし処の煙かな　　　　　 　　　(平成25年9月)

1988 俳句（蓼の花）

もはや名も要らぬ一面蓼の花　　　 　　　(平成25年9月)

1987 俳句（百日紅）

百日紅一花も咲かぬままに過ぎ　　　 　　　(平成25年9月)

1986 俳句（十六夜）

十六夜や清貧の日々道遠し　 　　　　　　　　(平成25年9月)

1985 俳句（秋日射）

秋日射今日より居間に入り初めぬ　 　　　　(平成25年9月)

1984 俳句（秋の空）

秋の空太鼓の音の他になし　　　　 　　　(平成25年9月)

1983 俳句（毬栗）

青き空青毬栗の地に満ちて　　　　　　　(平成25年9月)

1982 俳句（竜胆）

竜胆や父の教へし濃紫　　　　　　　　　　(平成25年9月)

1981 俳句（秋の川）

突如増ゆ秋の小川の稚魚の群れ　 　　　(平成25年9月)