Suzuka to the world!!

〜鈴鹿の山から世界の山へ〜 山岳スキーレーサー小寺 教夫が送るMountain life のブログです。

Which race is your favorite?

2019-11-30 16:45:00 | 2019/2020 ISMF World Cup
SkimoのワールドカップではSprint,Vertical,Individualの3種目が実施されています。競技時間はそれぞれおおよそ3分、30分、120分です。陸上競技に置き換えるなら400m、1500m、ハーフマラソンといったところでしょうか?

陸上競技ならこの3種目を兼ねる選手はまず居ません。短距離、中距離、長距離と性質が異なるので、みんな専門種目を定めてトレーニングも特化していきます。




ところがおもしろいのがSkimo。大多数の選手がこの3種目をこなしています。それはSkimoでは3種目すべてを制してこそ、真のチャンピオンとして評価されるからなんです。






3種目の総合で争われるOverall、その栄光のクリスタルトロフィーを目指して選手たちは戦っています。まさに勝者は”King of Mountain”、山の全てを身体ひとつで乗り越えて行く事がこのスポーツの魅力であり楽しみなんだと思います。




今日はローラースキーでスプリント対策のトレーニング。昨年までより高いレベルで練習ができています。まだまだ目指すゴールは先ですが、Skimoを始めて6シーズン目、経験と自力を積み重ねて確実に今が一番強い。結果は終わってみないとわかりませんが、ちゃんと心身の準備を整えてシーズンに臨むことができるだけでも充実感と楽しみを感じます♪

アンチドーピング

2019-11-29 14:20:00 | skimo
今年からJMSCA(旧日本山岳協会)のA登録競技者にアンチドーピングについての講習受講が義務付けられました。東京オリンピックでスポーツクライミングが正式種目になり、ついに山岳スポーツもドーピング検査の対象に。



オリンピック種目に近づいているSkimoも例外ではなく、ワールドカップの会場にはすでにドーピングコントロールが設置されています。




違反をすれば記録抹消や資格剥奪の罰則もありえます。違反をしてまで勝ちたい、記録を上げたいとは微塵も思わないのでドーピングなどありえませんが、自分が口にする物、身体に入れるものには細心の注意を払いたいものです。(その点、アンチドーピング認証を受けたサプリメントは安心です♪)






そういえばSkimoがオリンピック入りするとJMSCAは夏冬両オリンピック種目の管轄団体となりますが、これは他にない初の事例かもしれませんね。山岳スポーツは四季を通じて楽しめるスポーツ♪東京オリンピックで活躍が期待されるクライマーの方々に負けないように、冬の私たちもがんばりましょう!





話題は飛びますが、先日の立山でのシーズンスタートのレポートがミレーのサイトに紹介されています。ぜひご覧ください♪



How fast is Skimo??

2019-11-24 14:30:00 | skimo
立山2日目、高地環境にも慣れて今日は朝から絶好調!昨日より一段上のスピードで駆け回ってきました♪



私はSkimoは軽快に雪山を駆けるスポーツとよくお話ししていますが、それじゃあ一体、どれくらいのスピードなの??って疑問をお持ちの方も多いんじゃないかと思います。




今日は雷鳥沢キャンプ場から見える雷鳥坂周辺の斜面を登ったり、滑ったりしましたが、登り6回、下り6回で約3時間でした。なかなかピンと来ないかもしれませんが、平均的なペースの方が1回登る間にひと滑りしてまた登りで追い付けるくらいの感じです♪





朝からの一本一本の全部が充実でしたが、ラスト一本は偶然会ったSkimoな皆さんとセッション!





最後まで充実の立山でした♪














Start of Skimo season

2019-11-23 18:31:00 | skimo
今シーズンは立山からスタート!!




絶好の天気に恵まれて、最高のシーズン初日となりました♪




11月中に標高2500m以上でトレーニングできる環境は日本ではとても貴重です。



久しぶりの高地、久しぶりのスキーでさすがに息があがりましたが、それ以上に心躍る充実感があります♪すっかり生き返りました(笑)














Skimoの軽快な機動力を活かして、広大な立山をあっちへ行ったり、こっちへ行ったり♪平均以上のスピードで駆け抜けて、なんだか得した気分♪♪






今夜はテントでのんびりと体を休めて、明日もSkimoな1日に備えます。