Suzuka to the world!!

〜鈴鹿の山から世界の山へ〜 山岳スキーレーサー小寺 教夫が送るMountain life のブログです。

スポーツの進化はギアの進化

2021-03-28 21:04:00 | skimo
道具(ギア)は競技スポーツと共に進化をしています。F1や世界ラリー選手権のモータースポーツから生まれた技術は、私たちが普段乗る車へと生かされています。道具を扱うスポーツは、必ず最高峰の競技レベルの中からフィードバックを受け、常に進化を続けています。



私たちのSKIMOでは板、ビンディング、ブーツなどが常に進化、更新を続けています。また、それらと並んでSKIMOで重要になる装備がビーコン、プローブ、ショベルのアバランチギアです。レースは安全管理下で行われるため実際に使うことはありませんが、山岳スキーの本質を失わないために私たち選手には携行義務がルールで定められています。



そんなアバランチギアはSKIMOレースを通じて軽量化という進化を続けています。1gでも軽く!それは1秒を削りたいという私たちアスリートの強い思いと連動しています。



今回、株式会社アスティー様からのサポートにより、arvaブランドの超軽量アバランチギアを日本選手権で使わせていただけることになりました。



私がこれまで使ってきたアバランチギアの総重量632g。



そこから65gの軽量化!
1秒を削るためにトレーニングや身体づくりにとことんこだわっていますが、同じように道具にもこだわりは持ちたいものです。1秒でも速く、選手権に向けてまたひとつ追い風をいただきました!




Tsugaike skimo day.5

2021-03-27 13:03:00 | skimo
選手権前の現地トレーニングは5日目、これで最終日です。



積み上げてきた小さな改善をつなげる感じで総仕上げ的な1日としました。



今考えられる出来ることはやったので、後は本番を楽しみにしたいと思います🎵とても良いお天気、また日焼けしてしまいました(笑)


Tsugaike skimo day.4

2021-03-26 21:04:00 | skimo
お昼頃の雷と吹雪が抜けたあと、一気に天候は回復♪



今日の山はさっきまでの暴風が嘘のような回復ぶりでした。



日本選手権のコースを使ってのトレーニングは通算4日目。



今シーズン、ここまでの流れやレース結果から、正直、今回の選手権は私にとってかなり厳しいものになるだろうなと感じています。



もちろんだからと言って早々に白旗という訳ではないので、今は残された時間の中でコンマでも秒でも削れるようにと考えながらやっています。



毎回テーマを絞って、小さな改善を積み重ねていく感じ。今のところ、順調に進んでいます♪どれも小さな前進ですが、本番に少しでも良いパフォーマンスをすること、ひとつでもポジションが上がることにつながってくれたらと思います。

Johnny on the snow

2021-03-23 13:20:00 | skimo
今回の栂池トレーニングにはJohnnyさんとご一緒させてもらいました♪



まったくスキー経験の無かったJohnnyさんですが、私のブログを見て雪山に興味を持たれたそうで、今回は初めてのBCクロカン挑戦となりました。



私は自分のトレーニングがあったので、Johnnyさんのレッスン&ガイドは栂池をベースにされているテレマークスクールQuatre Saisonsの園田さんにお願いをしました。



初日は平地に立つ、歩くところからスタートして、最終日はゲレンデトップから栂池自然園までのスキーツーリングに挑戦!



ツーリングルートの一部は私のトレーニングコースにもなっていたので、時々ツーリングの様子を見学。



初日にやっと立つことから始めたJohnnyさんでしたが、ご本人の努力と園田さんの素晴らしいレッスン&ガイドのおかげで見事に自然園往復を踏破されていました♪



Skimoレースのベースはスキーツーリング。私が楽しくて楽しくて仕方ないスポーツを、私を応援してくださる方にも親しんでいただけたことはすごく良い体験になりました。私を通じてこれからも誰かにSkimoやスキーツーリングの魅力が届くなら、それは本当にうれしいことです!



Quatre Saisons園田さん、Johnnyさんありがとうございました!

Tsugaike skimo day.3

2021-03-22 23:29:00 | skimo
栂池3日目、今日は晴れ間もあり3日間で一番の好天でした♪



暖かさに水分を多く含んだ雪、本降りの雨に濡れた雪、アイシィでハードな雪、結果的に3日間、毎日違う雪のコンディションでトレーニングできた事はラッキーでした。



本番もいずれかに近いコンディションになると思います。



どんな状況にも対応できる、幅のある選手になりたいですね♪