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「倍数と約数②」(小5)公倍数・公約数 手探るは最強の解き方!!

2018-09-19 22:09:59 | 算数の教え方 8

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前回までの「倍数と約数」の関係のブログ

 9月11のブログ☞「倍数と約数①」かけ算の形で表すだけで、レベルUP!

 

今日は公倍数・公約数です。

まず公倍数です。


aとbの公倍数とは、

「aの倍数であり、bの倍数でもある数(両方の倍数である)」

「aの倍数とbの倍数に共通な数」


では実際にもとめてみましょう。

・4と6の公倍数を求める

①4の倍数と6の倍数を別々小さい方から順に書きます。

4の倍数を小さい方から順に書きます。

 4、8、12、16、20、24、28、32、36、・・・

6の倍数を小さい方から順に書きます。

 6、12、18、24、30、36、・・・

そして

②見比べる

 

と4と6の公倍数を見つけることはできます。

そして、このとき4と6の公倍数の最小の数12最小公倍数といいますよね。

が、ここからです

きちんと要点を押さえ、さらに次へのステップへ仕込み

をしていきましょう 

4と6の公倍数:12、24、36、

に対して「この次何だと思う?」とお子さんに訊ねてみてください。(見比べる中で、まだ現れていない数について訊ねるのです・・・)

 36の次は48です。

さらに「その次は?」とも訊ねてみてください・・・52です。

 そして、ここで「どうしてそう思うの?」と訊ねる。(←この質問は重要ですね)

「12の倍数」っという言葉がお子さんからでるといいのですが…どうかな

4と6の公倍数(12の倍数):12、24、36、48、52、・・・・

※この段階でお子さんから「12の倍数」が出ない場合は、上記のように4と6の公倍数を小さい方から順に書きながら、お母さまの方から12の倍数になっていることを確かめるといいですよ。

そして、別の問題『2と3の公倍数を求める』でもう一度やると2と3の公倍数が6の倍数と自ら言ってくれると思います。(繰り返し練習してください)

 

上手く行ったお子さんは、ここでレベルUPのための仕込みをしておきます。

書き出した数をもう少し見比べておきます。

そして、親子に次のことを確認して欲しいと思います。

「4と6の公倍数」が、4の倍数の中では3つずつの間隔で現れている6の倍数の中では2つずつの間隔で現れていることを目で見ながら、知ってほしいのです。

 

 

今回のこの公倍数の探し方は、高校数学では「高2の数列の共通項問題」に当たります。この数列においては、何かの公式よりも手探りで探し出す方力強い💪です。高校生たちは、意外とこの手探りをやりたがらず、知った公式でカッコよく解こうとしますが。。。。手探りが一番です

それに対し、小学生は手探ってますね

 手探るとは

 ①小さい方から順に書き並べる

 ②見比べる

これが一番強い解き方です

高校生のお子さんがいましたら、「数列の共通項問題」は『手探ってごらん!簡単に数列の仕組みがわかるよ。さらに、特にに初項は手探るに限るとお伝えください。・・・が、高校生がお母さまの言うことを聞いてくれるかどうかは

 

さあ次は公約数


aとbの公約数とは、

「aの約数であり、bの約数でもある数(両方の約数である)」

「aの約数とbの約数に共通な数」


・12と30の公約数を求める

これも最強の解き方手探り①小さい方から順に ②見比べるで、ちゃっちゃっと解いてしまいましょう。

①12の約数と30の約数を別々小さい方から順に書きます。

12の約数を小さい方から順に書きます。

12の約数: 1、2、3、4、6、12

30の約数を小さい方から順に書きます。

30の約数:1、2、3、5、6、10、15、30

そして

②見比べて共通なものを書き出す

12と30の公約数:1、2、3、6

…と公約数は比較的に簡単です。

そして、最大公約数はそのなかで一番大きな数のです

 

さあ、最強の解き方手探る

 ①小さい方から順に書き並べる

 ②見比べる

を身に付けましょう。そして、「高校生になってもこれが一番強い解き方よ・・・」とのお伝えください。

覚えてくれるかな?

 

 

関連記事はこちら☞「倍数と約数③」公倍数・公約数 余裕のあるお子さんには

         「倍数と約数④」倍数の個数 重要!!