村上文緒はアマデウス先生の嫁(仮)

いい風が吹いていますよ~ 村上文緒

6月22日(日)のつぶやき

2014-06-23 06:24:40 | 日記

暗号学-暗号の作成と解読の研究-は最近さらに数量的な解析を重んじる分野となり、今や最新のコンピュータ技術の知識がある数学者たちにより推し進められている。軍用であれ民用であれ、今日使われている暗号は一年前のそれとは似ても似つかぬもので、


だいたいはずっと解読が難しくなっている。このような進歩にもかかわらず、新しい数学的な暗号が有用でない場合も多く、かえって伝統的な暗号のほうが、芸術の域にまで達したとも言える暗号解読術に対して無傷であったりする。暗号学には実に長い歴史がある。


紀元前一世紀、ジュリアス・シーザーはアルファベットの文字を三つ後のものと置き換える、単純な"置き換え暗号"を使ったといわれる。
ジュリアス・シーザー - 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 saf.or.jp/arthall/stages…


もしシーザーが"Et tu,Brute!"(ブルータス、お前もか)と言う代わりに"Hw wx,Euxwh!"と言えば、シーザーの親友たちに通じたことであろう。


注目すべきことに、ほぼ二千年後、南北戦争時の南部連邦の軍司令官A・S・ジョンソンとピエール・ボウルガードはシャイローの戦いにおいてこの単純な暗号を復活させている。