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人生を楽しく生きるための試行錯誤

日銀が量的金融緩和、短期金融市場に資金供給

2009-12-04 00:55:26 | 社会・経済

12月1日、日銀が短期金融市場に固定金利0.1%で3ヶ月間資金供給することを発表した。供給量は10兆円に達する。日本においては海外へ仕事が流出し、国内の仕事が減少する傾向にある。このような経済環境においては国内の資金需要があるとは思えない。ドルがゼロ金利になっているので、円キャリー取引はそれほど大きくはならないであろうが円とドルを組み合わせた取引が出てきそうである。このような取引に資金を供給することは国内経済によい影響を与えない。つまり、この政策は日本経済を成長させるためにはそれほど効果はないのである。ではどうすればよいか? 日銀は、政府と協力して国内に再生産のできる新規事業を作り出すべきである。この先行投資が成長を促すことになる。現在の経済状況においてはこれがもっとも効果的な対策である。