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議会独自のホームページの立ち上げ

2010-05-14 05:21:41 | 議会活性化メニュー
議会独自のホームページの立ち上げ

【内容】
議会のホームページが自治体ホームページの一部となっている場合が多い。
しかし、このことはホームページを見る人に、議会の立ち居地を明確に示してしまっていることにもなる。議会が首長とともに二元代表制の一翼を担うのであるならば、まるで行政の一部門であるかのように、○○課といったページと同様の位置に議会のホームページがあるのではなく、独自の存在として自治体ホームページとは別に、独自のホームページを持つべきである。

【現在の問題点】
□、議会の存在が行政の一部門として、手続き的な存在に見られてしまっている。

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【対策・取り組み事例】
□、独自URLを取得し、自治体ホームページより分かりやすく使いやすいホームページを立ち上げる。

【意義】
二元代表制の一翼を担うと言う議会としての姿勢をより明確に示すことになる。
議会独自の先進的な取り組みの恩恵を市民が受けるだけでなく、行政側の意識改革にもつながる。

【論点】
□、ホームページだけでなく、実態をあらわしているという意見もあり、議会の存在からあらためて議論するべきではないか?
□、予算議決時に議会ホームページの予算を取ることができるのにしていないのはおかしい。
□、自治体ホームページの中にあることで、行政関連の情報窓口が一元化され、市民からはいちいち別のページを検索したり、URLを打ち込んだり、「お気に入り」に入れたりする必要がなく、分かりやすさもあるのではないか?
□、自治体ホームページの中にあることで、管理が容易になっている。
□、自治体ホームページの中にあることで、サイトの考え方(ポリシー・ガイドライン)が統一される利点がある。
□、自治体のポリシーやガイドラインが完璧ではなく、議会のホームページが独自に自治体のポリシーやガイドラインを超えた、より進んだ取り組みを行うことで競争が生まれ、自治体の意識改革につながる。
□、どんな情報をいつ、どのように、誰が提供して行くのか、と言った管理運営上の議論をしなければならない。
□、自治体のホームページのような人材や予算を確保できないのではないか?作業や費用に見合ったものができるか、どのように検証し、評価するのか?
□、今後の次々に現れてくるインターネットを活用したサービスについて、どのように議会として活動に取り込み活用して行くのか、議論しておく必要があるのではないか?
□、各議員が運営しているホームページと議会としてのホームページをどのように役割分担させるのか?
□、各議員のホームページがあるのだから、議会としてのものは必要ではないのか?

【取り組みの進め方】
□、議会運営委員会で議論する。
□、議会改革の検討項目に取り入れる。
□、予算審議時に議論を行う。

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