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議案等議会資料の情報化 (その2)

2010-05-21 05:03:28 | 議会活性化メニュー
議案等議会資料の情報化 (その2)

【内容】
議案を電子ファイルで配布し、議場へのPC持込により、議案をパソコンで見ることができるようにする。

【現在の問題点】
□、議案は紙で印刷されているため、分量が膨大となり、関連資料を含めると持ち運び出来ない状態になっている。
□、市民との情報共有や共に考え検討することも物理的に難しい状態。
□、議案の修正や訂正時に、職員がシールを貼りに来て対応しているため、迅速でないばかりか作業が大変。

 ↓↓ ↓↓ ↓↓

【対策・取り組み事例】
□、議案を電子ファイル化し、メールや議会内LANにより配布する。

【意義】
紙を削減することで環境配慮型の議会活動をアピールできる。
変更・修正にも迅速に対応できる。
議会の電子化を促進させることが出来る。

【論点】
□、職員の作業を含め、総合的な費用がどのくらい係るのか?内訳はどのくらいか?
□、議場へのパソコン持込の議論とあわせて行う必要がある。
□、議場や委員会室にモニターを設置することと総合的に議論するべき。
□、議場や委員会室で議員がパソコンの中の議案や関連資料を見ている場合、モニター等で傍聴者等にも見えるように対応するべき。
□、紙版は残し、電子ファイルとどちらを使っても良いようにする。
□、せっかく電子化しても、皆が印刷して使っていたら意味がない。
□、パソコンの議員一人一台貸与が出来ていないと難しい。
 →個人パソコンを使えばよい。
□、クラウド化してインターネットから見る形か物理的にパソコン内に保存しておくのか?
□、メモが書き込めない。
 →技術的には、書き込めないわけではないが、紙の便利さにはかなわない。
□、パソコンを使えない議員を排除する構造的な問題になりはしないか。
□、現実として年配議員に決定権があり、年配議員ほど変化には積極的ではない場合が見られる。
□、将来の話だが、電子会議やSOHOによる議会参加も視野に入れるべき。
□、市民からは、議員が議案を見ているのか、関係のないサイトを見ているのか分からず、誤解を生む可能性がある。
□、インターネットにアクセスし、関連情報を議場や委員会の現場でも取得できるようにすることが必要。
□、最新の地方自治法や関係法令、政令、条例、要綱、規則、議会の慣例等もセットですぐに閲覧できる状態にするべき。
□、iPhoneアプリやTwitter、SNS等のサービスの利用も検討するべき。
□、業者からの提案も受け付けるべき。
□、取り組みを広くアピールして、情報収集と協力を求めるべき。

【取り組みの進め方】
□、議会運営委員会で議案集等の議会資料の情報化を提案する。
□、模擬議会を開催し、問題点等の洗い出しと対策の検討を行う。
□、議会改革の検討項目に取り入れる。

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議案等議会資料の情報化 (その1)

2010-05-21 04:30:42 | 議会活性化メニュー
議案等議会資料の情報化 (その1)

【内容】
議案等議会資料を情報化し、ホームページなどに掲載する。

【現在の問題点】
□、議案等の議会情報は、議場まで行き傍聴しないと見ることが出来ず、意見をしようにも出来ない状態にある。

 ↓↓ ↓↓ ↓↓

【対策・取り組み事例】
□、議会のホームページ等にPDFによる議案集等の掲載を行う。

【意義】
議会の議論へ市民が参加するための最低条件としての情報提供を行うことが出来る。
議会の情報化を促進させる。

【論点】
□、ホームページを見ることが出来ない人への対応は?
□、事務作業は誰が担当するのか?
□、議案集の修正等への対応をどう考えるか?
 →誤字脱字の修正の場合。
 →修正動議が出た場合。
□、サーバーの容量が足りない。
 →行政ホームページ担当者の意見。
 →”容量”を言い訳にしているが通用する時代ではない。
 →容量が足りないという現実があると言う意見は、取り組みの意義と物理的な壁のどちらを重く見ているか姿勢が問われている。
 →容量不足の原因や現状と対策や取り組み内容を確認する。
□、サーバー維持費用がかかり、財政難なので難しい。
 →行政ホームページ担当者の意見で、議会が予算を議決しているのだから、妥当な予算を組み込むべき。
 →費用を抑える工夫や努力をどこまでしているのか確認する。
□、過去のものはさかのぼって情報化するのか?
□、会議録やその他資料とのリンクを組み込んで行くのか?
 →今後の課題としても認識しておくべき。
□、本会議場へのパソコン持込や議員へのパソコン貸与とあわせて議論するべき。
□、議員だけでなく、理事者側の対応も考えているか?
□、内容修正時の履歴をどのように見えるようにするのか、ルールをどのように設けるか?

【取り組みの進め方】
□、議会運営委員会でホームページへの議案掲載を提案する。
□、議会改革の検討項目に取り入れる。
□、議会事務局で対応が出来ないという場合、議員が自分の議案集をスキャナで読み込み、自分のもしくは第三者的なサイトに掲載を行い、市民協働の様子や市民の反応等により、議会としての取り組みに提言する方法もある。またこうした行動は実現に向けた無言の圧力になる。

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職員の服装や身なりはどこまで規定されるべきか?

2010-05-20 07:05:13 | 議論
【議論】
職員の服装や身なりはどこまで規定されるべきか?

みなさんのご意見をお聞かせ下さい。

【論点】
□、服務規程のようなものは一般的な内容で定められていると考えられる。
□、市民が求める職員像と実際はどのようなズレがあるのか?
□、そうしたズレを解消する方策・取り組み方法・考えは?
□、職員のみなさんの意見は?
□、市民の意見をどのように考える?

<群馬県伊勢崎市のひげ禁止規定>
□、ひげが問題ではなく、職員の対応姿勢に問題があるのでは?
□、茶髪・長髪等は?
□、話題性は十分で知名度向上に貢献した。
 →二度同じ方法は使えない。
 →同じ話題に上るなら、誇りに思える内容で話題になってほしい。
□、他の自治体に広がるとは思えない。
□、「市民に言われたから」の後にどのような議論があったのか。
□、市の考えや姿勢を確認したい。
□、反発する職員が出てきた場合、どのように対応するのか?

【参考リンク】
「「市職員のヒゲヅラ禁止」苦情受け明文化 群馬・伊勢崎」(朝日新聞)
http://www.asahi.com/politics/update/0519/TKY201005190360.html
「群馬・伊勢崎市:職員のひげ禁止 「不快に思う市民もいる」」(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100520ddm012010154000c.html
「群馬・伊勢崎市職員に「ひげ禁止令」」(スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100520-OHT1T00045.htm
「伊勢崎市が“ひげ禁止令”もみあげも「見苦しい」と苦情 」(夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_gunma2__20100519_6/story/19fujizak20100519023/
「群馬・伊勢崎、市職員のひげ禁止 「市民に不快感」」(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051901000397.html
「群馬県の伊勢崎市が職員のヒゲを禁止することを決めましたらしいですが、どう思い...」(Yahoo!知恵袋)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1341066183
Ceron.jp
http://ceron.jp/url/mainichi.jp/select/wadai/news/20100520k0000m040065000c.html
ヒゲ問題再燃のおそれ。市役所が「ヒゲ禁止令」(非モテタイムズ)
http://himo2.jp/497300

「分かりにくい議会ことば」を大募集!

2010-05-19 07:43:38 | お知らせ
「分かりにくい議会ことば」を大募集!

スーパー議員塾では、「分かりにくい議会ことば」を大募集しています。

当記事へコメントいただくか、メールにてお知らせ下さい。

お寄せいただいた言葉を中心に、議会用語のあり方等を検討し、言い換えや用語解説について検討を進めて行きます。

なぜ分かりにくいのか、その言葉にどんな思いがあるのか、また、どんな言葉に言い換えれば良いのか、等ひと言添えていただけるとありがたいです。

よろしくお願いいたします。

メール:go@sp19.jp

委員会視察のあり方について

2010-05-18 06:19:02 | 議会活性化メニュー
委員会視察のあり方について

【内容】
常任委員会・特別委員会の視察について、そのあり方の見直しを行う。

【現在の問題点】
□、委員会視察の費用と効果他、そのあり方が市民感覚とズレが生じている。
□、委員会視察の実態が市民に見えないものになってきている。

 ↓↓ ↓↓ ↓↓

【対策・取り組み事例】
□、委員会視察のあり方について検討を行い、より効果的で、市民への説明責任を果たせる形で実施する。

【意義】
市民感覚に近い議会のあり方を示す。
議会機能の強化。
費用削減にもつながる。

【論点】
□、目的の明確化とその具体的な周知方法は?
□、全員で行く必要があるのか。
□、随行は必要ではない。
 →随行職員の役割を明確にするべき。
□、参加者全員の報告書をホームページに掲載するべき。
 →現状は随行職員が報告書を取りまとめているだけ、との市民感覚。
□、本会議場もしくは委員会での委員長視察報告を行うということは?
□、毎年行く必要があるのか?
□、委員会での議論が深まるような視察とはどのようなものか?
□、議案や課題にあった視察をその都度行えば良い。
 →予算の確保はどのように行うか?
□、事前勉強会や事前資料配布・読みあわせ会等の実施と報告を行うべきではないか?
□、視察報告会を実施するべきではないか?
 →事務作業や実施内容、告知、会場確保等の責任者・実施者は誰か?
 →報告会関連費用も視察経費に盛り込む。
□、書籍やインターネットでの情報取得で十分ではないか?
□、視察後の情報共有ができていない。
□、政務調査費を充当してはどうか?
 →別の費目に政務調査費を充当したい委員は参加しないことも可能とするか?
 →政務調査費の充当は委員会視察の趣旨に反するのではないか?
□、委員会視察のあり方や委員会機能の充実のための見直しであり、費用削減が目的ではない。
 →「何が何でも費用削減」「委員会視察は無駄」「削減ありき」ではなく、必要なものには費用がきちんとかかるという認識も持つべき。
□、「同じようなところに何度も行っている。」「いろんな議会が同じところに視察に行っている」という市民感覚にどう応えるか。
□、自治体全体での旅費割引等を旅行会社に入札させることは出来ないか?等の費用抑制の検討は行っているか?
□、飲食の費用は自己負担とする?

【取り組みの進め方】
□、議会運営委員会で見直しを提案する。
□、議会改革の検討項目に取り入れる。

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