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野鳥に出会えてしあわせ気分

家の近くでカワセミを見かけて始めたバードウォッチング。これまで出会えた野鳥たちの記録です。

カシラダカ

2006-12-26 17:21:41 | 野山の鳥(秋~冬)
小鳥の多い冬はうれしい。今日はカシラダカを。
この山道は家からそう遠くないところで、大好きなコース。
季節の移り変わりをのんびり味わいながら野鳥を見つける楽しみ。


11月30日記事のミヤマホオジロ、11月29日記事のアオジ、今回カシラダカの場所は全部同じ所、同じスモモの木。
アオジ撮影の時はグリーンだった背景がカシラダカの時にはイエローに。
付近に多く生えているコナラ黄葉が美しい。






               12月9日撮影

「カシラダカ」の名前のとおり、冠羽を立てた姿が特徴的です。

「ホオジロ♀、ミヤマホオジロとどう違うの?」と、聞かないで下さいね。詳しくは図鑑で比較して下さい(汗)。。。

小次郎現れたり♪

2006-12-25 19:40:18 | 野山の鳥(秋~冬)
12月17日地元某所にてお目にかかった小次郎(夫人?)です。小次郎の小は「コ」でなくて「オ」です♪

この尾羽をピッ!と上げた独特のスタイル。オジロの名前は尾羽外側が白いところからつけられたようです。

時々各地に現れ、多くのバードウォッチャーが集まることもあるようです。



               オジロビタキ12月17日撮影

ここかと思えば、またまたあちら・・・せわしなく動き回ります。

あれ?  どこへ行った・・・・?

どこ?

ど~こ~だぁっ? 




「・・・・・」




「ばぁ~~っ♪」


う~~ん♪ かわいい!




しかし、目のつかい方が器用と言うか・・ユニーク!




               4枚ともトリミング

ホオアカ

2006-12-14 21:21:23 | 野山の鳥(秋~冬)
広い広い冬の畑にはホオアカが



ホオジロによく似ていますが、名前のとおりほっぺが赤い。

ホオジロの方は少し高い枝先でもよく囀っているのを見るが、
わたしが見たホオアカはいつも白菜や大根のてっぺん、
高くてもススキの穂先にいるところしか見たことがない。
うっかりすると見落としてしまう。


こんなふうに・・・



               11月25日撮影

葉っぱの先にとまっている姿に、これから何か、人の知らない世界で小人とかが登場するメルヘンが始まりそうな・・・


           柄にもなく、ロマンチックなことを書いてしまった・・・ちょっと恥ずかしいかな・・・

マガン

2006-12-06 21:45:16 | 野山の鳥(秋~冬)
12月3日、前日に続き不安定な空模様の中、ねぐら立ちするマガンの群れをまっていると・・・遠くの空に第一群が・・・



そして、さらにはこんな鳥も・・・



今季初めて見る、ハイイロチュウヒ?(チュウヒ?)

空の明るさが増すにつれ、次々とマガンが・・・



コハクチョウも・・・





マガンの数がどんどん増え、頭上近くを鳴きながら越して行きます!



同じ画像で少し大きく・・・臨場感を味わって下さい。

こちら

マガンの群れを見るのは、何かタカの渡りを見るのと共通するようなものがあるように感じました。時間があれば、いつまでも見ていたいような・・・・

今回は、主にバス窓からの観察でしたので、写真はあまり撮っていません。近いマガンをガラス越しに撮ったのですが、帰ってきて画像を見ると、UVガラスのせいなのか、ぜ~んぶ緑がかった色になってました(涙)

でも、うれしいこともありました。総数3000羽ほどの中にシジュウカラガン1羽がまじっていたのですが、目出度く♪対面できたことです♪♪
遠くて望遠鏡で見るのもやっとというぐらいでしたから、当然写真はありませ~ん。
今度いつお目にかかれるかわからないのに惜しいことをしました。
こんな時、デジスコシステムが欲しくなりますね。
それからナベヅルにも。マガンの群れの中にナベヅルが1羽いるのは、不思議な光景でしたよ。


ねぐら入り、ねぐら立ち、採餌・・どの姿を見ていても、なにかとてもゆったりとした気分に。

またぜひマガンに会いに行きたい!



オシドリ

2006-12-05 20:56:25 | 野山の鳥(秋~冬)
12月2日・3日と野鳥の会主催のバスツァーで、少し遠くまで行ってきました。

一番最初に立ち寄ったのは、この「オシドリ観察小屋」。ここに集まるオシドリは全部野生ですが、餌をもらって越冬しています。





わたしの地元のオシドリは警戒心が強く、遠くからでしか見られません。手が届きそうな距離で艶やかな姿を見るのは初めて♪しかもいっぱいいました。

近い距離と言っても野生のものなので、観察はもちろんブラインドのように建てられた小屋のノゾキ穴からです。



♀は地味ですが、「♀の方が好き」とおっしゃる方もいましたよ。なるほど、たしかに!♀も愛嬌たっぷり!


ここでは観察者からの任意のカンパや各地から届けられるドングリで冬季の餌が用意されています。



これは小豆。



これは、ドングリ。
水鳥なのにドングリが好きというのもおもしろいですね。



あと、写真はありませんが、オシドリの○ンチもおもしろいです。

以前、池の縁の林の中で○ンチを見ました。
それが、ひとつや二つといった数でなく、地面一面に数え切れないくらいの○ンチがかたまって落ちているのです。

しかもそのひとつひとつの形がちょうど小さなカタツムリのような渦巻き型。


初めてそれを見た時、「わぁ~!貝塚!」と思いました。


おっと、オシドリの美しい姿から、話がとんでもないところにオチてしまいました。失礼!

ミヤマホオジロ

2006-11-30 21:27:59 | 野山の鳥(秋~冬)
学名に、Emberiza elegans(エレガンス)と表されている高貴なご婦人、ミヤマホオジロ♀です。
近くの山道を歩いていた時に見つけました。

名前のとおり、気品あふれる容姿に好きな鳥としてこの鳥をあげる人が多いとか。



               11月26日撮影

もう一枚は貴公子さまを。
あいにくの天気の上、空抜けで魅力をたっぷり味わっていただけないのが残念~。


    

              11月23日撮影

アオジの「ジ」って?

2006-11-29 21:24:53 | 野山の鳥(秋~冬)
クロジに続いてアオジです。この鳥も「チッ」と声はすれどもなかなか草の繁みにかくれ出てきてくれません。どちらかというと春先の方が見つけやすいような気がします。

このところお休みのたびに小雨模様で少しがっかりした気持ちになることが多いのですが、近くの山道をのんびり歩いていて、運良く、枝に止まっているところを見ることができました。



               11月26日撮影

下の2枚は11月19日、クロジと一緒にいたところを撮影。
ものすごく暗くて、その場で双眼鏡で見ても色彩や班などの特徴がよく見えずクロジなのかアオジなのかよくわかりませんでした。
帰って画像を見たのですが、
「・・?・・アオジってこんな色だった?クロジ♀?」
ちょっと迷ってしまいました。
胸の色が見えないと妙に難しくて・・・








ところで・・・青いからアオジ、黒いからクロジと名前がついたと思うのですが、
アオジ・クロジの
「ジ」ってなあに?
「鵐」
という漢字が使われているのですが、いったいどんな意味なんでしょう。ちょっと不思議。

*上尾筒の赤茶色はクロジ♀と教えていただきました。アオジ・クロジ・・わかった気でいてもなかなかむずかし~い。

クロジ

2006-11-27 20:46:20 | 野山の鳥(秋~冬)
一昨年はクロジがたくさん冬を越しに来ていましたが、「今年もひょっとして~?」と思って、とある神社に行ってみると・・

いました!いました!



               2006年11月23日撮影

写真では明るく見えていますが、ここは本当に暗い場所でした。ISO感度を1600に上げてもシャッター1/15。車から手持ち撮影だったのですが、何とかそれらしく写っていますね。右が♂、左が♀または幼鳥?

参考に2004年撮影の♂も載せます。(スキャナー使用)



クロジの「クロ」が示すように黒い鳥です。しかも暗い林が大好き。鳴き声もかぼそくて・・・静かにひっそり暮らしています。なかなか見つけにくいのですが、じ~っと待っていると出てきてくれました。


マヒワ(ヤシャブシ)

2006-11-27 20:28:33 | 野山の鳥(秋~冬)
以前に撮影したものですが、ヤシャブシとノグルミの果実がどう違うのかを見る参考にして下さい。
久々にスキャナー使用です。
マヒワ♀




ヤシャブシの実とノグルミの実は大きさ、色、形がよく似ています。違いは・・ヤシャブシの方は傘が開く前の松ぼっくりのような形。対してノグルミは実の一枚一枚が薄っぺらで、ドライフラワーになる貝細工の花(ご存知ですか?)のような感じと言ったらいいでしょうか。何分木の実の部位の名称とかをよく知りませんので、こんな素人の説明になります。

ところでこの撮影は近くの公園で、このヤシャブシが桜林の中に数本植えられています。
ところが、先日、マヒワを期待していったところ、な、なんと全てが地上2メートルぐらいのところでばっさりと切られているではありませんか。

根っこからではないので、根絶やしにするのではなく桜のジャマになるからというのが理由だと思うのですが、これで今季マヒワが来る可能性はなくなってしまいました。

さらに、この桜の林のすぐ隣の林でも大きな樹が2メートルぐらいのところから全て伐採されていました。これまで腐葉土がつもり肥沃だった地面に、まるで電柱が立ち並ぶように木の幹だけが立っている異様な風景。景観も何もあったものではありません。ここで冬を暮らしていた多くの鳥たちが住みかを奪われる結果に。

そしてもっとおそろしいことには、少し離れた一番面積の広いエリアの樹も同じような伐採が進められようとしているのを発見。

今日電話で問い合わせて見たら、鬱蒼としてきたのでと言うのが伐採の理由でした。

森は鬱蒼としているのが当たり前でしょう?
この公園は造られて以来ン十年、昔ながらの樹林をそのままに残しているところが素敵で大好きだったのです。

どうしてわざわざ造りかえる必要があるのか!
わたしには理解できません。下草に春蘭が生えていたり、大きなクヌギの木はドングリをいっぱい落としてくれるし、ヤマモモの実はなるし、野鳥はツグミ、トラツグミ、シロハラ、アトリ、クロジ、ルリビタキ、ウソ、マヒワ、ヒガラ、ビンズイ、珍しいものではヤマシギも見たことがあります。虫はよくわかりませんが、きっとたくさんの生き物たちが暮らしていたでしょう。

たしかに周りに山はたくさんありますが、私有地なのでむやみに入ったりはできません。公園の森だからこそ遠慮なく森の草木、生き物たちを楽しむことができるのです。ハダカ森のどこがいいの?一旦、ハダカ森になったらすぐには回復しません。

わざわざ造りかえなくても、素敵なものがいっぱいあるのに!


自然保護とか生態系保全という一方で、こうことを平気で行政がやるのですから、本当にどう言っていいのか・・・怒っているわたしです!

マヒワ

2006-11-24 21:49:37 | 野山の鳥(秋~冬)
今年は冬の小鳥が多そうな気配・・
ひょっとしてマヒワも里に下りてきているのでは?と、
ヤシャブシの樹がまとまっていたところに記憶を頼りに行ってみると、
予想通り群れに会うことができました。





鶸(ひわ)色と言う色がありますが、このマヒワからきていると前に本で読んだことがあります。
♂(一枚目写真)のちょっとひなびた趣の黄色・・・なにか懐かしいような気持ちになります。


二枚目上は♀?

ところで、撮影している時はわからなかったのですが、こうしてトリミングしてみると、「ヤシャブシ」と思った樹は「ノグルミ」のように思います。
両種ともよく似ていますが、実が少し違います。

これまで、ヤシャブシの実をマヒワが食べることを知っていましたが、ノグルミの実を食べることは知りませんでした。新発見!

誰かに教えてもらって珍しい鳥を見るのもいいですが、こんな風に自分で辺りの環境から集まる鳥を予想し、読みが的中するのは楽しい!
鳥と樹のつながりも興味深いですね。


               2枚とも11月19日撮影