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野鳥に出会えてしあわせ気分

家の近くでカワセミを見かけて始めたバードウォッチング。これまで出会えた野鳥たちの記録です。

野辺にて

2008-10-27 23:29:21 | 小さな自然み~つけた
週末は思わしくない天気。ノスリ10羽ほどが渡るのを見た他は、野辺に秋を探して。

リンドウ
草刈りなど昔から今に至るまでていねいに管理されている谷田の畦でかろうじて見ることができます。耕地整理や改修が行われた田では全く見ることがありません(わたしの地域の場合)。昔は我が家の田にも生えていました。秋、郷愁を感じさせる花の代表格です。
     

まだ名前を覚えたてのシジミ蝶。
ウラナミシジミ
     

「チッ」と鳴いて止まった姿を見てちょっとびっくり。もう来ているのですね。
ミヤマホオジロ


車を走らせていると、前方でバトルするタカを発見!!




ハヤブサとチョウゲンボウでした。体格の違いもあるし、圧倒的にハヤブサの方が強者と思うのですが、見ていた限りではチョウゲンボウの方が盛んにハヤブサに攻撃をかけていました。ハヤブサにその気がなくて、ただウルサイと思っただけなのかもしれません。

週末に見たタカはこの2羽と、はるか遠くを渡るノスリのみ。次週に期待!!(願望。。今季まだハイタカらしいハイタカをみていないのです~~)

里山探訪3

2008-07-08 22:26:41 | 小さな自然み~つけた
梅雨の時期の野山に白い花が多いのはとても不思議です。そして、白い花と濃い緑の中に赤い色を見つけると思わず足を止め・・・

クサイチゴの仲間?

     

ニガイチゴの仲間?

     

エビガライチゴの仲間?

     

エビガライチゴの仲間?

     


よく見るとそれぞれ違う種類のようです。こんなに色々あるのですね。驚きました。
名前については写真をもとに図鑑等見てみましたが???です。(多分大きくハズしていると思いますが悪しからずです。)


見かけると、ついついつまみ食いしてしまいます。やはりイチゴですからイチゴの味はしましたが、ちょっと風変わりな味のものも。

三枚目の写真はうまく撮れてなくて(実は美味しそうな実を先に食べてしまったのでした。。。)美味しそうに見えませんが、「ジャムにできそう♪」と思うぐらいなかなかの味でした。

イチゴと何の関係もありませんが、カワイイつながりでエナガちゃんです。

     

カクレミノ

2008-01-04 22:30:26 | 小さな自然み~つけた
竹林にルリビタキがいるのは、実はこの木が理由でした。

カクレミノ


初冬の時期に実が完熟状態になります。



竹林が切れるところ頭上にカクレミノが覆い被さるように生えていて、ルリビタキは路上に落ちた実をついばんでいるのでした。辺りのあちこちにはこの木が生えていて、ルリビタキだけでなくツグミやシロハラも数多く付近のカクレミノの実に集まっているのでした。

ただ、ルリビタキはすぐ逃げ込める繁みがある場所を好むようなので、この竹林とカクレミノがセットになった場所は快適な居場所なのかもしれません。

注)写真のカクレミノはルリビタキが居た場所の木ではありません。ルリビタキのカクレミノはとっても撮影しにくくて別の場所で撮影したものです。

イワタバコ

2007-08-30 21:57:48 | 小さな自然み~つけた
もう一つ夏の花、イワタバコ。名前のとおり葉がタバコ(昔はよく栽培されていました)の葉によく似ているところから。

こちらは垂直に近いような水が滴る崖に生えています。花の時期でも目に付きにくく、山野草に興味がある人が知っている程度なので盗掘にはあいにくい?です。採ろうと崖を登るとケガをするバチがあたります(笑)



      

残暑きびしい時期、したたり落ちる水とこの花は涼しさを感じさせてくれます。

今日はお花でした。次回はまた鳥です。

ヒオウギ

2007-08-30 21:41:30 | 小さな自然み~つけた
8月の山で気になる花ヒオウギ。でも随分少なくなりました。

      

アヤメ科ヒオウギ属。葉がアヤメやアイリスによく似ています。園芸種が農家の庭先に植えられていることもありますが、これは自生のものです。

多年草で、ある程度大きくならないと花をつけないので、まだ咲かない株は人目にも付かず残っていますが、この株・・・このポイントに残っているたった一つの株だったのですが・・・次次週通りかかると、もうそこにはありませんでした。

植え替えに適した時期ではないし、自然のものを持って帰って果たして着くのでしょうか・・・?
やはり野におけ・・・です。
夏の悲しいさびしい思いでの一つ・・・

赤いたまご~つづき~

2007-08-06 21:50:05 | 小さな自然み~つけた
赤いたまごは、ちょうど同じ場所に3つありました。成長過程がよくわかります。

タマゴタケ      そう、キノコの一種です。

幼菌は白い殻にすっぽりと包まれていて、ちょうどゆで卵の殻をむいたところにそっくりなんだそうです。これは、幼菌から少し顔を出しかけた状態。
      

一人前のキノコになりました。後方に小さな幼菌が見えているのがわかりますか?
      

傘が開いた状態。 *かじったのは、わたしではありません。
      


図鑑では、美味しいキノコと解説されています。
でも同じ赤いキノコで毒のあるベニテングタケを知っているせいか、無毒と言われても食する勇気がなくて。もったいないことをしたかな?

赤いたまご?!

2007-08-05 20:30:34 | 小さな自然み~つけた
アオバズクは今夜も元気でした。行動範囲がさらに広まり、昼間はどこにいるのかさっぱり??

時間をちょっと巻き戻して・・・地元の山で見つけた赤いたまご??を。以前から実際にこの目で見たいと思っていただけに、見つけた時は信じられませんでした。

     



わたしは文句なしに「かわいい♪」と思うのですが、中には「おどろおどろしくて気持ち悪ぅ」ーと思われるかも知れませんね。

この名前がパッとわかった方は、かなりの通です♪
また明日にでもこの続きを載せます。

*写真はほぼ実物大

さるなし

2007-07-30 21:52:37 | 小さな自然み~つけた


「クラムボンは 笑ったよ。」

「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」




残念ながら写真は小さな谷底を写した青い幻燈ではありませんが・・・この書き出しで始まるのは宮沢賢治の童話「やまなし」です。

お話しに出てくるカニ(サワガニ)


     

「やまなし」という実がいったいどんなものなのか、わたしはずっと不思議でした。わたしの地域では聞いたことがないし、子どものわたしには、調べても結局わからなかった記憶があります。

鳥を見に山に入るようになり、サルナシという実を知りました。
秋に実るキウイに似た甘酸っぱくて美味しい木の実です。


     

ふと、「やまなし」を思い出し、「この実じゃないのかな?、だって『なし』とつくし・・」と、よく調べもせず勝手に思った時期があったのですが、世の中めざましい情報の発達によって、ネットで簡単に調べられるようになりました。

調べてみたら、本当に「やまなし」という樹があって実がなるんですね。ただ、この童話に出て来る「やまなし」についてはいろいろ説があるとか。

早くも

2007-07-19 21:00:04 | 小さな自然み~つけた
本格的な夏はまだまだこれから始まるというのに、さらに次の季節に向かってちゃんと準備が進んでいることに驚きます。

一瞬目を疑いましたが・・・
図鑑で確かめたら、花期は6~9月と書いてありました。
ヤマハギ  
          

アケビ?(ミツバアケビ?)
いつものうっかりで、葉を確かめるのをわすれていました。アケビとミツバアケビ両方とも普通に生えています。
          

アケビによく似ていますが、常緑のムベ
秋に熟す実は、アケビのようには割れないままです。

          

あと、秋に楽しみな味覚はサルナシで所々に生えています。
サルナシの実はキウイとよく似ていておいしいですよ。
でも、残念ながら今年は実らないのか、葉だけでした。そのうち見つかるかなぁ?

秋の味覚は、めざとい山の動物たちが先に「いただきます」で、わたしの口にはなかなか入りません。

                    三枚とも07年7月